このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

元の技術は言わずと知れた「原子爆弾」です。

不安定な原子核が分裂する反応「核分裂」は、高温を発する反応です。
この反応を意図的な連鎖反応で、爆発的に起こすのが原子爆弾。
制御して少しずつ起こすのが原子力発電。

この核分裂反応の研究に莫大な予算がついたのは、やはり
「効果絶大な爆弾になる」からでしょうね。
ちょうど戦時中でしたし。

核分裂反応の平和利用として生まれた原子力発電ですが、
一度事故が起きてしまうと非常にやっかい という諸刃の剣。


似たような発電方法に「核融合」がありますが、これは原子が
融合する際に発生する熱を利用するものです。

核分裂は材料さえ揃っていれば勝手に連鎖反応が進みますが、
核融合は反応させる環境を保たなければならない というのが
大きな違いです。
核融合技術は軍事兵器には向かないためか・・・技術進歩が
なかなか進みません。
●原子力発電2015年12月

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