このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

'05.10.1(土)  戰艦大和 

以上 <゛‾^‾)

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< 大和 その1 〜 尾道>

 映画「 男たちの大和 」のロケセットに「乗艦」してきました。

戦艦大和の艦首から煙突のあたりまでを実物大で再現。

全長263mのうち、190mを造ったらしいです。
ちなみに、海自の護衛艦は150m前後です。

ただし、艦橋上部や1番主砲の砲身などは ありません。
CGで合成するみたい。

艦首部。

旭日旗は飾りではなく、ちゃんとなびいてました。

前部甲板の中央あたりから。

艦橋や1番主砲の砲身がないのが、
非常に残念なアングル。

大きさだけは伝わるかと。。。

2番主砲右舷より艦首を。

上部構造物のアップ。

1番主砲右舷より艦橋を。

1番副砲

今回の映画の主役(?)の対空火器

25mm3連機銃

< 総括 >
●わるく言えば「中途半端」だけど、映画のロケセットとして造られたものなので
  仕方ありません。これを一般公開してくれたことに感謝。

●スケール感は充分に味わえます。46糎主砲を見上げたり、艦首に向けての
  勾配を登ったり・・・戦艦大和に乗艦していることを実感できます。

●かっこよさに笑っちゃいながら、今まで見たことのない大きさの武器に圧倒されながら、
  この艦の歴史に自然と涙を流しながら・・・いろんな想いがごちゃまぜになりました。

●普通の造船工場内に造られたため、周辺は大型クレーンや工場施設が立ち
  並んでます。でも、それはそれで「建造中は こんな感じだったのかも」とも思い
  ました。

●汚しもキレイでした(なんかちょっと変な日本語ですが、間違ってはいません)。
  実際に火を燃やしたりもしてるみたいなので、リアルなススなのかもしれません。


では映画自体のほうはというと・・・
別室でメイキングビデオが放映されてました。それを見た感想です。

●「パールハーバー」のように、ぬるい女性が出てくるのは少なそう。
●あの戦いを思い出す・・・・プライベートライアンのような展開かも。

●甲板上で整列・敬礼する姿は、涙が出るほどかっくいぃ。
●機銃掃射シーンは、ちょっとオーバーアクション気味かも。

●対空機銃の裏のトビラで艦中に入るシーンがありましたが、確か艦首側が開いてた
  ような気がします。普通は艦首側にヒンジがついて、艦尾側が開くようになっています。
  車のドアと同じで、艦が前進すると自然にトビラが閉まる方向。それと逆でしたので、
  ちょっと違和感がありました。実際の大和がどうだったのか、調べてみましたが よく
  わかりませんでした。
  実際はどうだったんでしょう?

●対空機銃のマガジンは、上から取り付けます。で、マガジンの横にはスリットが設けてあり、
  残弾数が確認できるようになってます。でも・・・メイキング映像では、機銃を撃ってても
  マガジン内の薬きょうが移動してませんでした。出来上がりが そこまで見えないのでしたら
  問題ありませんけど・・・・

●期待度 75%。 いっぱい泣いちゃうかも・・・

< 大和 その2 〜 呉>

 尾道から呉へ電車で移動。大和ミュージアム(今回2度目)に行ってきました。

こちらの大和は、1/10の模型。
1/10でも全長26m。かなりのサイズです。

細部まで非常に細かくできているので、ずっと
眺めてても全然飽きません。

たくましさと美しさが同居する芸術品

上記「男たちの大和」で、主な舞台と
なりそうな場所。

この艦首に向けての 曲線と くびれが
なんともセクシーで、フェロモンだだ漏れです。

前回来たときは17:00閉館でしたが、
今回は19:00まで延びてました。
そのため、日没後の大和を撮ることができる
ようになりました。
日没後の大和は、いいことが2つ。
●後ろのガラス窓側が南なので、ほぼ終日太陽が
差し込んでます。そのため、アンテナなどのワイヤーが
見えづらいのですが、暗くなると この通り(←)
良く見えるようになります。
●お客が極端に減ります。ほぼ貸し切り状態。

大和上空を警護してたゼロ戦やゼロ観からは、
このように見えてたのでしょうね。。。
大和正面

少しアンティークに。

周りがコンクリート壁とガラス窓では
雰囲気出ませんけど・・・

< 総括 >

●本文にも書きましたが、閉館が19:00になったことは、いいことずくしでした。
  ・スケジュールに余裕ができた。
  ・日が落ちると、大和全体に光(蛍光灯)が当たり、正面からでも明るく撮影可能。
  ・呉は広島から少し離れているためか、18:00以降 観光客が激減。
   ほぼ貸し切り状態で撮影可能。

●尾道の大和と似たようなアングルで写真を撮ろうとしたのですが、なかなかむずかしく
  うまく いきませんでした。

●展示に、「品」と「見る人への配慮」のあるところで、高揚しつつも 落ち着いて見ることが
  できます。芸術品・美術品を見るような感じで・・・

●これで、1日500円で出入り自由というのも ありがたいです。

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