このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

'06.10.8(月)   呉

以上 <゛‾^‾)

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芦屋からの帰り道、呉に寄って来ました。
●ニュージーランド フリゲート艦
ニュージーランドから来た「海軍 アンザック級フリゲート艦[テ カハ]」が、
10月4日に呉に入港しました。訪日の目的は、親善訪問とのこと。
で、偶然にも この日、10月8日に出港するとのことで、まずは その様子を
見に行きました。
0830 呉基地を見下ろせるポイントへ到着。

到着早々、潜水艦が2隻 出港していきました。
斥候かな?
潜水艦の脇を横切る民間船。
普通に自衛隊がいる街だというのが、
あらためて見えました。
続いて 護衛艦「まつゆき(130)」と「せとゆき(131)」が出港。
こちらはエスコートかな?
0950 「テ カハ」出港。
自衛隊の護衛艦「あけぼの(108)」の
後ろにいたので、桟橋を離れて
ようやく姿を拝むことができました。
2005年6月に名古屋港に来た、「テ・マナ」同じ型のようです。
「まぁ こんな感じかな・・・」というとこですが、潜水艦の出港も含め
珍しいもの見ることができました。
ニュージーランドとはご縁があるんですかね? よく日本に来てるんですかね?
その後、アレイからすこじまに降りて、少し潜水艦やらを見て・・・・
大和ミュージアムへ。。。
●大和ミュージアム
今回の旅の目的のひとつが、毎度おなじみ「大和ミュージアム」でした。
今までと何が違うかといいますと・・・
「大和に零式水上観測機が搭載!」
もう・・・これを待っておりました。わたしが大好きな飛行機のひとつ
「零式水上観測機」、通称 ゼロ観。
じっくり見て、いっぱい撮ってきました。
★零式水上観測機

戦艦大和の主砲の射程は40キロメートルを誇りました。しかし、この距離まで砲弾を
とばすことはできても、その着弾点や戦果を正確に見ることができないという問題が
ありました。
そこで・・・着弾点確認用の水上機を後部甲板に常駐させ、砲撃戦が始まると上がって
味方の砲弾の着弾点を観測するという任務に就かせました。それが この「ゼロ観」です。
ゼロ観からもたらされたデータを元に 次弾の修正を行なう。。。。
という「ハズ」だったらしいです。
実際には、ご存知のとおり「戦艦による砲撃戦」は ほとんど行なわれなくなっており、
大和主砲の出番は ありませんでした。
ということで、ゼロ観本来の出番もなかったようです。
それでも哨戒機や連絡機として活躍したそうです。

もともとゼロ観は 太平洋の島々に配備され、哨戒や拠点直衛をしてました。
フロート付きの水上機なので滑走路を必要とせず、また そこそこの運動性を持ってたので
時には米戦闘機ともそこそこ戦えて、重宝したらしいです。

なんだか だいぶ語ってしまいましたが・・・・
そんなゼロ観を中心に撮ってきた写真です。
なんでしょうね。。。なんだかよくわかりませんが、このフォルムに
心ひかれるものがあります。

大和とからめて撮るのは、むずかしかったです。
なかなか「ゼロ観が載った大和」をウマく撮ることができませんでした。
思ったより小さくて、左舷前方から見ると 逆光ですしゼロ観が小さく
なってしまいます。
できれば、左舷斜め後方のちょっと離れた所から、望遠ぎみで撮って
みたいですが・・・残念ながら建物の外に出ちゃいます。。。
★零式艦上戦闘機62型
飛行機つながりで、大和ミュージアムのコレクションのひとつ
「零式艦上戦闘機62型(ゼロ戦)」も少し。
以前のレポートでも少し触れましたが・・・
62型は、最終量産型の52型に 爆弾を吊り下げれるようにしたものです。
翼下面にツメが追加され、
ここに爆弾を吊り下げます。
コンセプトは「戦闘機の爆撃仕様」というものですが、けっして現代の
マルチロールという考えではありません。

ただえさえ劣勢ぎみだった52型に、重量増加となる爆弾を取り付けたという・・・
特攻仕様むきだしで、どのゼロ戦よりも悲しい型です。
これが翼の下に取り付ける爆弾のレプリカ。
こんな小さな爆弾を運ぶためだけに 命を
掛けてたのかと思うと、なんだか・・・。。。。。
●海自 史料館
もちろん(?)、お隣の海自 史料館にも行ってきました。
前回、'07年5月4日は 潜水艦の内部に入りはしたものの、操舵室をじっくり
観察することはできませんでした。
今回は(時間もあまり ありませんでしたし)掃海ブースはスッとばして、
潜水艦のみ見てきました。
今回はそれほど混んでなく、また ほとんどの人は潜望鏡を覗くために
並んでたので、コンソールやパネルを それなりにゆっくり見ることが
できました。

なお、写真は撮影禁止なのでありません。


パネルやスイッチ類の形跡はあるものの、表示はほとんど はがされており、
もはや何のコンソールなのか わからない状態になってました。
パネルやコンソールだけを見てても「潜水艦らしい」ものは見つけれませんでした。
まぁそれが「潜水艦らしさ」なのかもしれませんけど。
<総括>
●今回の目的、「ニュージーランド艦」「ゼロ観」「潜水艦」を、
すべて見れたので満足です。

●奇跡的だったのは天候。たいてい悪い方へハズレるのに、
今回は良い方にハズレました。午前中はずっと雨の予報でしたが・・・
朝方は弱い雨が降ってたものの、海自基地に着いたときにはやんでて、
お昼ごろには晴れて蒸し暑いくらいでした。

●ん〜〜〜〜・・・・呉は もうだいたい見つくしたかな?
次は、厳島に行ってみようかな?

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