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'07.12.2(日)   C130体験搭乗

以上 <゛‾^‾)

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小牧基地にて、輸送機 C−130に乗ってきました。
10月27日の小牧航空祭で行なわれた「体験搭乗 抽選会」に 不思議と
当選してしまいまして、
約1ヶ月後の この日が搭乗日でした。

まぁ〜でも・・・
だいたいどのようなものかは、想像がつきます。
P−3Cのときは「体験搭乗」自体初めてでしたし、内部の様子もわかりませんでした。

でもC−130は・・・
体験搭乗としては2回目ですし
内部は航空祭でいつも公開されてますし
輸送機なので 特に何があるわけでもないですし
コックピットは別部屋なので見せてくれないでしょうし・・・

というわけで、P−3Cほどは期待してませんでした。
唯一期待したのは「自宅空撮」でした。平日はよくウチの上空を訓練飛行してます。
どうやら訓練飛行コースとなってるようです。「いつものコース」なので、
もしかしたらウチの上を飛んでくれるかも・・・というのを期待してました。
朝方は低い雲で、少し雨がパラついてました。
でも、7時半 基地に着いたころには 空は急速に晴れていきました。

0740 受け付け場所&待機場所の「空輸ターミナル」着
0750 受け付け。
 C130のパンフレットと耳栓をもらいました。

集合場所に集まるのは 08時50分。ということで、1時間 待ちがありました。
●待ち時間
本日のフライトインフォメーションが、電光掲示板に表示されてました。

飛行経路(基準)は・・・

2機編成で3回 計6機分のフライトでした。

期待してもいいのかな。

暇してたら、空輸ターミナルの屋上を開放してくれました。
3階建ての屋上は、ものすごく良い眺めでした。
基地や空港がよく見渡せました。

外に出ると いつもの通りC130が並んでました。

★救難 エンジンチェック
救難教育隊のUH60とU125Aのエンジンを回して機体チェックをしてました。
(飛びませんでした)
チェックが終わって格納庫へ
★民間機
国際線/国内線の展望デッキが無くなって以来、久しぶりに見る角度でした。
●搭乗
万が一の時のために、ネームタグが配られました。
空輸ターミナルからC130の格納庫までは、バスで移動。

バスが出発する直前、無常なるアナウンスが・・・・
「表示してます飛行ルートは「基準」のものです。今回は西側のルートとなります。」
とのこと(ーー;)

せっかく自宅上空を飛べるかと思ったのに・・・・
なんだか目的をすべて失って、
意気消沈しながら搭乗。
席はこんな感じ。
簡素なものですが、特に違和感は感じませんでした。
でも、長時間 座ってると疲れるかも。
座席は特に決まってません。前のほうから順に座っていく感じでした。
(前を向いて)左側 前から3番目の席に座りました。真後ろに窓がある席でした。
窓は、合計10個ほど。着席しながら外が見れる窓は、6個ほどしかありません。

1機につき50人が搭乗しました。
後部ハッチが閉まるとこんな感じです。
後部ハッチが閉まって閉鎖空間となると、
不思議と広く感じました。
エンジン始動

4つすべてのプロペラが回ると、機内はかなりうるさいです。
隣の人の声がかろうじて聞こえるくらい。
耳栓を配ってるのも うなずけます。
でも あえて耳栓は使いませんでした。この音も含めて C130の体験ですから。。。
●離陸
走り出しは なめらかでした。
南側の滑走路端へタキシング。かなり長く感じました。
滑走路に入りました。
いつもの エアフロントオアシスからとは逆の風景。
いったん止まって・・・急発進。
体をよじって 真後ろの窓の外を見てたので、踏ん張れずに よろけちゃいました。
離陸滑走は、車輪の長さが短いためか、かなりゴトゴト揺れました。
旧国際線ターミナルをすぎたあたりで、ゴトゴトがなくなって みるみる上昇。

民間ターミナル前の「NAGOYA」

三菱重工まで来ると だいぶ
高く上がりました。

やっぱり東へは行ってくれず、残念ながら左(西)へ旋回。
しばらくするとP−3Cと同様、シートベルトを外してもいいとのアナウンスが
ありました。
●機内散策
と言っても、P−3Cほど見どころは無いです。
P−3Cは、普段内部を公開することはありませんから、中が見れるだけでも貴重でした。
それに比べるとC130は、航空祭で一般公開してます。小牧航空祭の朝一でしたら
並ぶことも無く、じっくりと観察することができます。

機内の見どころは、特にないですし・・・
コックピットは別部屋になってて、見れませんし・・・
乗員数50人に対し 窓の数が10個ほどで、外を見るのも一苦労ですし・・・
苦労しても自宅が見れるわけでもないですし・・・・
名古屋の地理はぜんぜん知らないので、どこを飛んでるのかもわかりませんし・・・

ということで、どこだかわからない窓の外を適当に撮って 機内をフラフラ歩いてたら・・・
離陸後5分ほどで、すっかり酔っちゃいました (>,<)

そんな酔っぱらいカメラマンが撮った 飛行中の写真です。。。
カーゴ内最前から後方を。
真ん中らへんから後方を。
★外の景色
(しつこいようですが) 残念ながら自宅上空を飛ばなかったので、
この景色がどこなのか よくわかりません。
アナウンスでは名古屋港の辺りも飛んだらしいですけど・・・
しばらくすると 知ってる建物が見えました。
名古屋駅周辺のビル群。
名古屋城もわかりましたが・・・写真は手ブレ・・・・
というか全身ブレしててぼけぼけでした。
で、最後の最後に わかりやすい建物が見えました。
名古屋ドーム
これを撮った直後、着席の指示が出ました。
適当な席に座るのかなぁ〜と思いきや、皆さん律儀に着陸時の席に戻ってました。
ということで、着陸も真後ろに窓がある席で。
●着陸
視界が狭く、今どの辺だろぉ?と思ってたら、気付いたら空港敷地内でした。
(歩道橋、撮りたかったのに・・・・)
着陸
ドシンっ!と衝撃がありました。
これも短い車輪のせいなんでしょうか。。。
帰ってきました。

ちょっとふらつきながら降機

空輸ターミナルへ帰るのもバスです。
バス車内から 今回乗ったC130を。
空輸ターミナルに着いたら、あとは自然解散。


係りの人に なぜ西側のルートになったのか聞いてみたところ・・・
「パイロットが西に行きたいと言ったから」
だそうです。係りの人も急に言われたらしく、戸惑ったとのこと。
結局、1番機は西ルート、2番機は東ルート ということだったみたいです。
乗る機は選べず、残念ながら西ルートとなってしまいました。。。


気持ち悪くて、しばらくソファーで休憩。。。
●空輸ターミナル屋上
★体験搭乗2回目
1030から2回目の体験搭乗の離陸があるので、また屋上に上がりました。
ここからC130の離陸を見れる機会なんて、滅多にありませんからね。
やっぱり1番機は西、2番機は東へ飛んでいきました。
★空中給油機 エプロン
北側に真新しい 空中給油機用のエプロンを見下ろすことができました。
いままでのエプロンとは、少し段差がありました。
来年の航空祭には 来てますよね?
●撤収
あと45分待てば3回目のフライトがありましたが、この日は名古屋 栄に
お買い物にも行きたかったので 3回目は見ずに撤収しました。
(まだ気持ち悪かったですし。。。)
<総括>
●まぁ〜 予測はしてましたが、P−3C体験搭乗ほどの衝撃はありませんでした。
 唯一期待してた「自宅空撮」も空振りに なっちゃいましたし・・・

●数少ない窓で、離着陸時の外の写真が撮れただけでも マシですかね。

●C130の乗り心地は・・・プロペラ音が機内に響いてうるさいですし、酔いますし、
 離着陸も乱暴ですし・・・快適なものではありません。

●空輸ターミナルの屋上に上がれたのは収穫でした。


来年の航空祭は たぶん空中給油機が参加するでしょうから、抽選に並ぶ余裕はないと
思うので体験搭乗はパスします。
今年みたいにドシャブリの雨で飛行展示がキャンセルされたら、また並ぶかも。

けっこう急なバンクです。

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