このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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以上 <゛‾^‾)
今年も設楽原決戦場まつりを、見に行ってきました。
ホントは前日の土曜日は、豊橋辺りを観光したっかたのですが・・・
会社でした (ーー;)
机や作業場所を整理したり、お仕事も少々。
そのあと、会社から現地へ 車で直行。会場の近くで車中泊。。。
(途中は割愛)
1200 火縄銃隊 入場
今年は少し前の方に整列されたので、斜め後ろからの
アングルになっちゃいました。。。
<弾をこめる>
弾と火薬を銃口から入れ、長い棒で押しかためる。
<射撃準備>
点火薬を火皿に乗せる。
火ぶたをしめる(セイフティ オン)。
火ばさみ(火縄をはさむ金具)を引き上げて、火縄をセットする。
<構える>
<セイフティ解除>
火ぶたをあける。
<射撃>
引き金を引くと、火ばさみを止めてるストッパーがはずれて
元の位置に戻り、火縄の火だねが点火薬に点火する。
点火薬の火が銃身内に伝わり、発射薬に点火。
発射薬は大量のガスを発生させつつ燃焼。
ガスに押された弾が銃身内を走り、外へ・・・
弾が出たあと、発射薬の炎やガスが銃口から吹き出す。
多少違うところも あるかもしれませんが、だいたいこんな感じかと。
で、銃口炎が撮れたのは、この1枚だけ。
●速射
今回、一番驚いたのはコレ。
「分担速射 (※勝手に命名)」を検証されました。
4人一組で・・・
「撃つ人」
「発射薬&弾を込める人」
「点火薬を乗せる人」
「準備が整った銃を渡す人」
と、役割を分担して撃つ方法です。。。
これって・・・
わたしが去年のレポートで書いた「人じゃなくて銃を動かす射撃」と
似たようなコンセプトじゃないですか。
この撃ち方を試すのは、初めてとのこと。
やっぱりこういうことも、考えられてるんですよね。
ちょっぴり うれしかったです。
↑撃つ人
↑発射薬&弾を込める人 (奥で立ってる人)
↑準備が整った銃を渡す人 (手前で座ってる人)
↑点火薬を乗せる人 (後ろ向いて座ってる人)
で、結果はというと・・・
●なんだか手際が悪く、ぎこちなかったです。
●4人は多い気がします。せめて3人一組。
●後衛の2人目の人、なぜか後ろを向いてたんでしょうか?
結果的にはイマイチでしたが、この方向性で まだまだ改良の余地が
あると思います。
来年に期待ですかね?
最後は全員で礼射1発。
今回は去年と比べて、煙の量が少なかったように見えました。
気のせいかもしれませんが・・・火薬量が少なかった?
それにしても、成果が1枚だけとは (ーー;)
もっともっとシャッタースピードを遅くする必要があるんでしょうか・・・
今後の課題です。。。
今年も・・・
お帰りになられる前に、いろいろ聞いちゃいました。
●構え
わたし、興味深々な目で見てたんですかね。「持ってみるか」って
あちらから言ってくれました。
持たせてもらって、普通に構えてみたところ・・・
「ダメダメ」
と言われてしまいました。
「銃に合わせるのではなく、銃をあなたに合わせなさい」
初めは意味がよく分かりませんでしたが、次の一言でわかりました。
「首が傾いてる。照準を覗くんじゃなくて、照準が正面に来るように
銃を持ってきなさい」
「目からうろこ」って言葉・・・こんな時に使うんですかね。
なんで今まで気づかなかったんでしょう?
言われてみると・・・カメラもファインダーを覗きにいってた気がします。
帰宅してから あらためて皆さんの構えを確認してみると、確かに。
首が傾いてる方はいませんね。
首が傾くということは、斜めにモノを見てるということで、命中精度にも
影響するでしょうね。
実銃を撃ってらっしゃる方に、銃の構えについてコーチを受けちゃいました(^_^.)
●熱
銃を持たせてもらったのは、最後の礼射から2〜3分後。
銃身はまったく熱くありませんでした。
あとから思えば、当然かも。
今の銃は、弾が銃身のライフリングにそって回転しながら前進。
その時に摩擦熱が生じます。
でも火縄銃にはライフリングは無く、弾は筒の中を通過するだけ。
しかも銃身の肉厚は1センチほど。
よほど連射しない限り、触れないほど熱くなるということは なさそうです。
●引き金
持たせていただいた銃の引き金は、グリップ兼ストックの根元付近に
ありました。
構えるとクチのすぐ右に、右手がくる感じでした。
「カラ撃ちはあんまりよくないけど、引いてみ」とおっしゃってくれたので、
お言葉に甘えてカラ撃ちさせてもらいました。
火縄をかける金具をコッキングして、構えて・・・カチャン
初めて触る、初めて引く、火縄銃の引き金。
現代銃で主流な三日月型ではなく、小さな突起だけの引き金でしたが、
意外とすんなりひけました。
トリガープルは軽かったです。
あとやっぱり、点火薬の近さが気になりました。
●分担速射
撃ってらっしゃる方には どのように見えたのか、感想をうかがおうと
思ったのですが・・・
「それは ほかの方々が研究すること」
とのお答えでした。
●短長
銃身長が短いのやら長いのやら いろいろ種類がありますが、
実戦において役割があった・・・というわけではなさそう。
銃開発期だったので、いろいろ試してたみたいですね。
戦場においては、戦利品なども含めていろんな銃が使われてたようです。
●マト
相手が足軽など足が遅い場合は、引き付けて撃ってたそうです。
ギリギリまで引き付けたほうが、威力と命中精度が上がりますからね。
逆に騎馬なんかだとマトが大きいし、次弾を撃つまでに近づいてきてしまうので、
射程距離に入った時点で、どんどん撃ったらしいです。
●取材
テレビ局の取材に応じることもあるそうですが・・・
長時間つきあっても、結局テレビ局が用意したシナリオにされちゃう・・・
ということもあるそうです。
いわゆるヤラセというやつですか(ーー;)
このかた・・・去年もいろいろ お聞きしたかた でした。
先方さんは 当然わたしのことなんて覚えてらっしゃいませんでしたけど。。。
今年も 長々とお話しをうかがってしまい、すみませんでした。
どぉも、ありがとうございました m(_ _)m
13時半ごろ撤収。
帰りは、いろいろなルートがナビに表示されましたが・・・あえて
「山道つっきり最短ルート」
を選択してみました。
まぁ〜 それはそれは大変でした。運転してる感バリバリ。
時々センターラインが出てくると、すっごく走りやすい。
そんな山道を右へ左へ、延々と2時間。
大変でしたけど、高速道路をタラタラ走るよりも楽しかったかも。
でも、昼間だったからよかったですが、夜じゃやりませんよ。。。
<総括>
●待ち
イベントが始まるまでの数時間、周りの方々とカメラ談義。
このメーカーのカメラはあぁだ・ここのレンズはこうだと、
おしゃべりしてました。
あ、あと、やはりみなさん歴史・・・というか戦史には、
お詳しいかったです。。。
歳がわたしの2倍くらいありそうなご年配がたと、共通の話題で
話してる自分が少し不思議でしたが・・・
どうも、おせわになりました。
●銃口炎
やはりむずかしい。。。
やっぱりシャッタースピードは遅いほうがいいんですよね?
三脚 必要かなぁ。。。
●謝辞
実行委員の皆さまや鉄砲隊の皆さま、ご苦労様でした。
カメラマンが大勢 押しかけてすみません。
それだけ魅力的なイベントということです。
今後ともよろしくです。
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