このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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以上 <゛‾^‾)
ウチからもっとも近い航空祭、小牧基地の航空祭へ行ってきました。
今年は内容がだいぶ充実してきた感じでした。
プログラム順に載せますが、徐々に変化していく「空模様」にもご注目。。。
●地上展示
一見なんの変哲もないC-130輸送機のように見えますが・・・
今年のニューフェイス「空中給油仕様」なC-130です。
主翼に給油プローブが追加されました。
F-2は今年も はるばる三沢から来てました。
垂直尾翼に「侍」の文字が入ってる戦競塗装バージョンでした。
●民間企業・技術研究本部等 装備品展示
今年初? 三菱や川崎、防衛省の研究部門の装備品(?)が
展示されてました。
まぁ ほとんどが自社製品の模型でしたけど・・・
三菱は、このMRJやH2ロケットの模型など。
MRJは「Mitsubishi Regional Jet」の略で、直訳すると
「三菱の地方的なジェット機」というところでしょうか。
要は 国内線などの中距離中型ジェット機 らしいです。
このレポートを作成してるさなか、タイムリーなニュースが入ってきました。
2010年9月30日、名古屋でこのMRJの生産が開始された とのこと。
2008年に国際航空宇宙展で見たときは、まだまだって感じでしたが
いつの間にやら、そんなところまで来てたんですね。
予定では2012年に初飛行だとか。
民間機がたくさんいるなかで見分けられるか自信ありませんが、
はやく飛んでる姿を見てみたいなぁ〜(^_^.)
防衛省が戦闘機開発技術を研究している実験機です。
全長3メートルほどのラジコンタイプが展示されてました。
2008年国際航空宇宙展で展示されてた実機サイズの心神は
撮影不可でしたが、これは撮影できました。
あご下(コックピット下)のエラといい、V字の垂直尾翼といい、
F-22を意識したようなデザインですが・・・
インテーク部が曲線的なラインで、F-22よりも流麗な感じがします。
どことなくT-4の丸っこさを彷彿とさせます。
主翼・水平尾翼はF-15と似てました。
これが「次期戦闘機」となるには、まだまだ時間がかかりそうです。
●掩体壕
「えんたいごう」と読みます。「シェルター」のほうが通りがいいですかね。
コンクリートでできた航空機用の格納庫のことです。
戦中に造られた、掩体壕(写真 左)と 高射砲台(写真 右)。
ずっとあったものですが、今年初の一般公開らしいです。
高射砲台には、20mm対空砲が載ってたそうです。
掩体壕には、ちょっと前まで空自の練習機として使われてたT-3
が入ってました。
当時は陸軍の戦闘機「飛燕」がこのように入ってたとのこと。
なかなか わかりやすくて、いぃ展示の仕方でした。GJでした。
掩体壕は3つありましたが、その中の1つは こんな状態。
奥の部分は木の板で仕切られ、コンクリート部は少し大きめな
砂利混じりなもので造られてました。
これらは復元ではなく、当時のコンクリート そのままらしいです。
保存環境がいいのか、かなりきれいに残ってました。
●オープニング飛行
オープニングから空中給油機 KC-767が出てきました。
真っ青な空に、真っ白な機体がキレイ。
●捜索救助展示
午後もあるので、午前のは あんまりしっかり見てません。
U-125A
UH-60J
このUH-60は・・・
空中給油プローブを追加した機があるとか、
これに代わる新しい機種を検討中だとか、
そんな話しがあるらしいです。
●空中消火展示 (CH-47)
ぜんぜん見てません。。。
ちょうど掩体壕を見に行ってた時間帯でした。
●航過飛行
C-130 5機と、KC-767 1機による航過飛行が行なわれました。
130の5機編隊は さぞ見ごたえあるかと思いきや、展示は
3機編隊+2機という編成でした。
相変わらず高い所を飛んだので、黒くなっちゃいましたが、
これくらいの雲が ちょうどよさげ。
C-130とKC-767の異機種編隊!
ぅおっ キタっ! と思いきや・・・
「とおいやんっ!」って思わず ツっこんじゃいました。
もうちょっと近づいてほしかったです。
下から見上げる角度だったので、よくわかりませんが・・・
もしかして同じ高度で飛んでましたか?
ブルーインパルスみたいに、ちょっと高度をずらして 会場からは
近くを飛んでるように見えるようにするとか、いろいろ工夫できると
思うのですが・・・(ーー;)
この展示が終了後、基地 西側の公園へ移動。
●捜索救助展示
午前中の展示はあんまり見てなかったので、今度は・・・と思いきや、
午後は徐々に雲が多くなって、あっという間に雲だらけに・・・
●航過飛行、機動飛行など
今年の注目プログラムです。
プログラム上では、
KC-767、F-15、F-2、「F-4」 の航過飛行
となってました。
まずは、KC-767が離陸。
待つこと数分。ようやく岐阜基地の3機をしたがえて
KC-767が帰ってきました。
でも・・・実際はこんな感じ。
なにゆえ、「F-4」ではなく「T-4」?
なにゆえ、そんなに高いところをお飛びで?
なにゆえ、給油プローブをしまったまま?
確かにプログラムは、空中給油デモではなく「航過飛行」ですけど・・・
もうちょっとサービスがあっても、よかったのではないでしょうか・・・
でもまぁ〜「空中給油機と戦闘機類の編隊飛行」というココでしか見れない
フライトを、ようやく見ることはできました。
その後、岐阜の3機は並んでフライパスしたり、1機ずつパスしましたが
あの高度ではローパスならぬハイパス。
で、そのまま岐阜へ帰っちゃいました。これは・・・
プログラムに「機動飛行」って書いちゃいけないレベルなのでは?
「空中給油デモ」「機動飛行」という妄想に期待が大きすぎたようです。
●帰投
15時ごろ、この頃には空はすっかり黒くなってて
ポチポチと雨らしきものも降ってる?みたいな状態でした。
そんな黒い雲をバックに、海自のUS-1は妙にくっきり見えました。
帰投の主役は、三沢のF-2。
ハイレートクライムを見せてくれましたが・・・
光量不足でかなりノイジーになっちゃいました (ーー;)
<総括>
●空中給油機
今年は出し惜しみせず、だいぶ露出度が増えてました。
ようやく小牧基地の一員になった・・・みたいなことなんでしょうか。
次回はぜひ「給油プローブを下げて」飛んでください。
●プログラム
以前はブルーインパルスも戦闘機もない小牧航空祭でしたが、
内容が徐々によくなってます。
民間企業や技術研究本部の展示も良かったです。
たとえば・・・対岸の三菱重工で整備中の戦闘機とかも
持ってきてくれると、地上展示が充実すると思うんですけど。
●署名活動
基地を出たところで、拡声器を使ってなにか訴えてました。
一瞬 「っ! (ーー;)」
となったものの、よく聞いてみたら・・・
「小牧基地でブルーインパルスのアクロバット飛行をっ!」
って運動でした。
もちろん大賛成ですよ。ということで、しっかり署名してきました。
小牧でのブルー飛行展示、よろしくおねがいします。
●天候
ホントに1日なのか?と思うほどの天候の変わりようでした。
朝は雲1つないド晴れだったのに、徐々に雲が増えていき、最後には
パラパラ降ってきちゃう始末・・・
こういう天気も やりにくいなぁ(ーー;)
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