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2012年11月10日(土)   奈良 観光

以上 <゛‾^‾)

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やりなおし修学旅行2日目は、奈良の観光です。
●興福寺
広くて いつの間にやら境内を歩いてました。

五重塔ってけっこういろんな所にあるんですね。。。
「仮金堂」
年に1度 期間限定で一般公開してるそうです。
ちょうど期間内でしたので、拝観してきました。
堂内は撮影禁止とのことで、お堂の外観だけ。
・・・でもたぶんコレを載せるのはOKですよね。
一般公開の案内板です。中の様子がイメージできますかね。
ステージ状になっており、像が並べられてました。
<釈迦如来坐像>
中央には大きなお釈迦さまがいらっしゃいました。
 静かに目を閉じ座すお姿。
 ほのかにかおる お香もあってか、妙におごそかな
  気持ちになりました。


<四天王像>
印象深かったのは、増長・持国・広目・多聞 の像でした。
 生き生きとした躍動感ある立ち姿。
 お顔は「くわっ!」という感じ。
 鎧兜のデザインは、単調でもなくゴテゴテでもなくかっこいぃ。
 表面は木が風化して黒茶けていたが、それがまた重みを感じた。
 着色されていたが色あせて ほとんど残ってなかった。
 炎の赤色だけは よく残っていた。それがまた「モノクロに
  そこだけカラー」のように見えて、迫力を強調していた。

これが鎌倉時代 800年以上前のモノとは思えないほど
いぃデキで いぃ保存状態でした。
「国宝館」
こちらも撮影禁止だったので写真はありません。
館内は完全に博物館でした。
 手で触れる距離にあるものはガラス張り、
 台に乗っていて届かない距離にあるものはガラス無し

で展示されていました。ガラスが無いというのは重要で、
細部や質感などが かなり見やすかったです。


数々の仏像や展示物がありましたが、ここの主役はやはり
「千手観音菩薩立像」と「阿修羅像」でしょうか。
<千手観音菩薩立像>
 館内の中央にいて、ものすごく目立っていてスゴい。
 高さが5メートルほどもあるので、迫力がスゴい。
 背中のあたりから40本もの手が生えていたが、
  全体的に妙にバランスが取れていてスゴい。

 薄目開けて見下ろしていた。優しくもあり、見透かす
  ようでもあり、戒めるようでもある目で奥深い。

 手に持っている道具には、それぞれ意味があるとのこと。
 武器も持っていたが自ら戦うことはなく、煩悩を
  断ち切る・邪気を払う などに使うもの とのこと。
 ドクロも持っていたが、これもそのたぐいのものらしい。

これだけ複雑なものを造るにあたって、設計図・図面の
ようなものは あったのでしょうか・・・?


<阿修羅像>
 中性小顔美形。
 キャシャな体つき、女性のような細い腕。
 男性的な仏像が多い中 珍しく女性に近い印象。
 眉をひそめたお顔。確かに・・・守護神というか、逆に
  「何かお困りですか?」と問いたくなるような感じ。
 千手観音の真っ正面にいて、堂々と見下ろす感じとは対照的な表情。
 両像の配置から「千手観音先生に悩み事の相談に来た阿修羅さん」
  という図に見えなくなくもなく・・・
●鹿公園
ほんとぉ〜に鹿がいっぱいいるんですね。普通にそこら中にいました。
奈良は京都より紅葉が早かったように見えました。
なかなかカメラ目線をくれませんでしたが、
振り向いてくれた一瞬をパチリ。
松の葉クッションでおやすみ中。痛くないの?
首がエクソシスト
人に慣れすぎてて、普通にかっ歩してたり寝てたりしてました。
その姿にかわいさや愛嬌がありました。しかしながら・・・
地元では増えすぎた鹿による被害も少なくないようです。
これに関しては、むずかしい問題ですね。
イメージキャラクターとして重宝したり、観光地=人が集まる場所=
お金がもうかる所 として人が鹿公園に近づいていった ということも
あるでしょうし・・・
●東大寺
鹿と一緒に歩きながら南大門へ。
門をくぐると仁王さまがお出迎・・・え? ボディチェック?
さらに進むと見えてまいりました。
大仏殿
ここまでの参道はお店が並んだりして わりとゴチャゴチャ
してましたが、中に入ると雰囲気は一転。

広々としたお庭にドンッと大仏殿がありました。
背景も含め周囲に何もないので、より大きく見えるのかも。
奈良の大仏さま。。。はじめまして m(_ _)m
ただただ大きいですね。
こっちからのほうが、それっぽいのかな。。。
うっすらと目を開き・・・
 「くるしゅうない、そちの願いはなんじゃ」
と、今までどれだけの人の願いを聴いてこられたんですかね。

遅くてもあと数十年後には お世話になりに逝きますので、
その際はよろしくお願いいたします。
廣目天
筆を持って執務中? 位置的に秘書さんですかね。
なんだか・・・堅苦しい融通きかなそうな お顔を
してらっしゃいました。

お堂の中に なにやら行列が・・・で、列の先頭にはコレ。
「あぁ〜これがぁ」という感じでした。
大人の女性でもなんとか通ってる方がいらっしゃいました。

ところでコレ・・・何?
人の切れ間を待って写真を撮ることを考えてたら、
何の穴なのか、くぐるとどうなのか 聞くのを忘れました。。。
退堂通路には売店が並んでました。
その一角にこんなものも・・・

「仏像ガチャ」
こんなのがあったら欲しいなぁ〜とは思ってましたが、
こういう形はイヤ。
なんで「ガチャガチャ」という形にしてしまったんでしょう?
子供が欲しいと思うアイテムではないですし、大人はガチャに
抵抗あるでしょうし。
1体500円くらいで普通に並べて売りゃいぃのに・・・
「観光客が目当てのものがでるまでガチャガチャする」という姿が
思い浮かびません。商売ヘタっぴですね。
当初の計画では このあと「平城京跡や飛鳥路を観光」でしたが、
この時すでに14時を回ってました。
ということで、両方ともパスして大阪へ。
大阪でちょっとお買い物して修学旅行 終了、帰宅しました。
<総括>
●仏像
 今回のように仏像をしげしげと見たのは初めてでした。木の風合いと
 生き生きとしたポージングで魅入っちゃいました。

 「ありがたや」というよりも「芸術品としてスゴい」という印象でした。


●彫刻
 「ダメだ、あれらとは異質のものだ」と言い聞かせるものの、やっぱり
 比べちゃうんですよね「フィギュア」と・・・

 通ずるところがあるんですよね。現在「原型師」と呼ばれてる方々は、
 これらの像を製作した「職人さん」と同じ血が流れてるんだと思います。


●奈良
 ひとつ隣の駅は小田舎の質素な感じでしたし、中心地は奈良駅周辺だけ
 なんでしょうか。
 ここが日本の中心だった時もあったようですが、現在の京都との差は
 なんなんでしょう?
 なんで歴史のオモテ舞台から、一歩下がってしまったんでしょう?
 大きな街道が通らなかったから?
<総 総括>
●やりなおし修学旅行
 今までの京都観光との違いは「自分で行きたい所を決めて、自分で
 ルートを決めて、自分のペースで見て回った」こと。
 あとは被写体をどうやって撮ろうか悩んだりしたこと。
 するとやっぱり印象残りが違いますね。
 自分のペースで自分が観たいものを納得できるまで観る事ができるのは
 やっぱり一人旅の醍醐味ですね。

 実は京都奈良 以外にもまだ「やりなおし修学旅行」をしたい所が
 あるんですよね。ずっと昔に行った場所・・・今度はカメラかついで、
 一人でぶらぶら行ってみたいなぁ〜っと。


●観光
 重い望遠レンズを持たず、ぶらぶらする・・・いわゆる
 「(普通の)旅」もいぃなぁ〜と再認識しました。
 主な荷物は、短いレンズを付けたカメラと着替えだけ。
 結構な距離を歩き回りましたが、体への負担は少なかったです。


●撮って
 両地ともさすが観光地。「撮って」を言われたのは過去最高数でした。

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