このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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以上 <゛‾^‾)
やりなおし修学旅行2日目は、奈良の観光です。
●興福寺
広くて いつの間にやら境内を歩いてました。
五重塔ってけっこういろんな所にあるんですね。。。
「仮金堂」
年に1度 期間限定で一般公開してるそうです。
ちょうど期間内でしたので、拝観してきました。
堂内は撮影禁止とのことで、お堂の外観だけ。
・・・でもたぶんコレを載せるのはOKですよね。
一般公開の案内板です。中の様子がイメージできますかね。
ステージ状になっており、像が並べられてました。
<釈迦如来坐像>
中央には大きなお釈迦さまがいらっしゃいました。
静かに目を閉じ座すお姿。
ほのかにかおる お香もあってか、妙におごそかな
気持ちになりました。
<四天王像>
印象深かったのは、増長・持国・広目・多聞 の像でした。
生き生きとした躍動感ある立ち姿。
お顔は「くわっ!」という感じ。
鎧兜のデザインは、単調でもなくゴテゴテでもなくかっこいぃ。
表面は木が風化して黒茶けていたが、それがまた重みを感じた。
着色されていたが色あせて ほとんど残ってなかった。
炎の赤色だけは よく残っていた。それがまた「モノクロに
そこだけカラー」のように見えて、迫力を強調していた。
これが鎌倉時代 800年以上前のモノとは思えないほど
いぃデキで いぃ保存状態でした。
「国宝館」
こちらも撮影禁止だったので写真はありません。
館内は完全に博物館でした。
手で触れる距離にあるものはガラス張り、
台に乗っていて届かない距離にあるものはガラス無し
で展示されていました。ガラスが無いというのは重要で、
細部や質感などが かなり見やすかったです。
数々の仏像や展示物がありましたが、ここの主役はやはり
「千手観音菩薩立像」と「阿修羅像」でしょうか。
<千手観音菩薩立像>
館内の中央にいて、ものすごく目立っていてスゴい。
高さが5メートルほどもあるので、迫力がスゴい。
背中のあたりから40本もの手が生えていたが、
全体的に妙にバランスが取れていてスゴい。
薄目開けて見下ろしていた。優しくもあり、見透かす
ようでもあり、戒めるようでもある目で奥深い。
手に持っている道具には、それぞれ意味があるとのこと。
武器も持っていたが自ら戦うことはなく、煩悩を
断ち切る・邪気を払う などに使うもの とのこと。
ドクロも持っていたが、これもそのたぐいのものらしい。
これだけ複雑なものを造るにあたって、設計図・図面の
ようなものは あったのでしょうか・・・?
<阿修羅像>
中性小顔美形。
キャシャな体つき、女性のような細い腕。
男性的な仏像が多い中 珍しく女性に近い印象。
眉をひそめたお顔。確かに・・・守護神というか、逆に
「何かお困りですか?」と問いたくなるような感じ。
千手観音の真っ正面にいて、堂々と見下ろす感じとは対照的な表情。
両像の配置から「千手観音先生に悩み事の相談に来た阿修羅さん」
という図に見えなくなくもなく・・・
●鹿公園
ほんとぉ〜に鹿がいっぱいいるんですね。普通にそこら中にいました。
奈良は京都より紅葉が早かったように見えました。
なかなかカメラ目線をくれませんでしたが、
振り向いてくれた一瞬をパチリ。
松の葉クッションでおやすみ中。痛くないの?
首がエクソシスト
人に慣れすぎてて、普通にかっ歩してたり寝てたりしてました。
その姿にかわいさや愛嬌がありました。しかしながら・・・
地元では増えすぎた鹿による被害も少なくないようです。
これに関しては、むずかしい問題ですね。
イメージキャラクターとして重宝したり、観光地=人が集まる場所=
お金がもうかる所 として人が鹿公園に近づいていった ということも
あるでしょうし・・・
●東大寺
鹿と一緒に歩きながら南大門へ。
門をくぐると仁王さまがお出迎・・・え? ボディチェック?
さらに進むと見えてまいりました。
大仏殿
ここまでの参道はお店が並んだりして わりとゴチャゴチャ
してましたが、中に入ると雰囲気は一転。
広々としたお庭にドンッと大仏殿がありました。
背景も含め周囲に何もないので、より大きく見えるのかも。
奈良の大仏さま。。。はじめまして m(_ _)m
ただただ大きいですね。
こっちからのほうが、それっぽいのかな。。。
うっすらと目を開き・・・
「くるしゅうない、そちの願いはなんじゃ」
と、今までどれだけの人の願いを聴いてこられたんですかね。
遅くてもあと数十年後には お世話になりに逝きますので、
その際はよろしくお願いいたします。
廣目天
筆を持って執務中? 位置的に秘書さんですかね。
なんだか・・・堅苦しい融通きかなそうな お顔を
してらっしゃいました。
穴
お堂の中に なにやら行列が・・・で、列の先頭にはコレ。
「あぁ〜これがぁ」という感じでした。
大人の女性でもなんとか通ってる方がいらっしゃいました。
ところでコレ・・・何?
人の切れ間を待って写真を撮ることを考えてたら、
何の穴なのか、くぐるとどうなのか 聞くのを忘れました。。。
退堂通路には売店が並んでました。
その一角にこんなものも・・・
「仏像ガチャ」
こんなのがあったら欲しいなぁ〜とは思ってましたが、
こういう形はイヤ。
なんで「ガチャガチャ」という形にしてしまったんでしょう?
子供が欲しいと思うアイテムではないですし、大人はガチャに
抵抗あるでしょうし。
1体500円くらいで普通に並べて売りゃいぃのに・・・
「観光客が目当てのものがでるまでガチャガチャする」という姿が
思い浮かびません。商売ヘタっぴですね。
当初の計画では このあと「平城京跡や飛鳥路を観光」でしたが、
この時すでに14時を回ってました。
ということで、両方ともパスして大阪へ。
大阪でちょっとお買い物して修学旅行 終了、帰宅しました。
<総括>
●仏像
今回のように仏像をしげしげと見たのは初めてでした。木の風合いと
生き生きとしたポージングで魅入っちゃいました。
「ありがたや」というよりも「芸術品としてスゴい」という印象でした。
●彫刻
「ダメだ、あれらとは異質のものだ」と言い聞かせるものの、やっぱり
比べちゃうんですよね「フィギュア」と・・・
通ずるところがあるんですよね。現在「原型師」と呼ばれてる方々は、
これらの像を製作した「職人さん」と同じ血が流れてるんだと思います。
●奈良
ひとつ隣の駅は小田舎の質素な感じでしたし、中心地は奈良駅周辺だけ
なんでしょうか。
ここが日本の中心だった時もあったようですが、現在の京都との差は
なんなんでしょう?
なんで歴史のオモテ舞台から、一歩下がってしまったんでしょう?
大きな街道が通らなかったから?
<総 総括>
●やりなおし修学旅行
今までの京都観光との違いは「自分で行きたい所を決めて、自分で
ルートを決めて、自分のペースで見て回った」こと。
あとは被写体をどうやって撮ろうか悩んだりしたこと。
するとやっぱり印象残りが違いますね。
自分のペースで自分が観たいものを納得できるまで観る事ができるのは
やっぱり一人旅の醍醐味ですね。
実は京都奈良 以外にもまだ「やりなおし修学旅行」をしたい所が
あるんですよね。ずっと昔に行った場所・・・今度はカメラかついで、
一人でぶらぶら行ってみたいなぁ〜っと。
●観光
重い望遠レンズを持たず、ぶらぶらする・・・いわゆる
「(普通の)旅」もいぃなぁ〜と再認識しました。
主な荷物は、短いレンズを付けたカメラと着替えだけ。
結構な距離を歩き回りましたが、体への負担は少なかったです。
●撮って
両地ともさすが観光地。「撮って」を言われたのは過去最高数でした。
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