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2013年4月29日(月)   下志津駐屯地 つつじ祭り

以上 <゛‾^‾)

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千葉県にある陸自 下志津駐屯地に初めて行ってきました。
ここには高射学校など、対空関連のものが揃ってる所です。
●訓練展示
敵に占拠された飛行場を奪取するという状況でした。
※ 式典などは省略。。。
CH-47から3名 パラ降下してきて強行偵察。

習志野に比べたら ものすごく狭いグランドでしたが、
3名ともキレイにグランドに着地。さすがですね。
地上の偵察部隊も登場

バイクで偵察しに来たのはいぃんですけど、銃を構える前に
まずは双眼鏡とかじゃないんですか?
スコープもダットサイトすらも付いてない銃を構えたところで・・・
あと長くてビョンビョンのアンテナ付き無線機は?
こちらは威力偵察部隊。
敵からの攻撃があり、陸上戦闘部隊を投入。

この背が低い車輛・・・初めて見るかも。
「73式装甲車」という兵員輸送車輛らしいです。

73式ということは、ちょうど40年前に正式採用された
ものということ。
今の日本に必要なのは、コレの海陸両用タイプですね。
12.7mmをバリバリ撃ってましたが、
ちょっと火力が弱い編成ですかね。
敵航空機が出現!

敵役で現れたのは「LR-1」。
久々に見ることができたLR-1だったのに・・・
高度 高い (ーー;)
これに対し、対空攻撃部隊が続々と投入されました。
携帯式地対空誘導弾 スティンガ
93式 近距離地対空誘導弾 (近SAM)
可視カメラや赤外線センサーで照準し誘導。
03式 中距離地対空誘導弾 (中SAM)
この車輌は発射装置だけで、実際の運用にはレーダーや
信号処理をする車輌などもセットで行動します。
87式 自走高射機関砲 通称87AW

35mm機関砲を2門装備。レーダーで標的を捕捉して、
火器管制装置で追尾や射撃工程などを自動で計算するスグレモノ。

水平射撃で車輌を攻撃することもできるらしいですが、
装甲は無きに等しいらしいので、やはり戦車部隊などの
対空護衛が主任務とのこと。

下志津にはこの子がいるから行ってみたかったんですよねぇ。
動いてる姿を初めて見ることができました (^_^.)
もろもろの対空火器が登場したところで状況展開は一時中断して、
それぞれについて簡単な解説がありました。
では、状況のつづきを・・・
敵航空機 3機確認!
対空攻撃 開始!

(赤くて2枚の斜め尾翼・・・J-20か?)
ホーク発射っ!

もちろんホントには撃てませんが、
オシリから煙を吹き出す演出はありました。
撃墜っ!
敵第2波 出現!

(赤くて垂直尾翼1枚・・・J-10?)
(下のは垂直尾翼2枚・・・フランカー?)
近SAM 発射!

煙で見にくいですが写真右端の黒い筒状のものがミサイルです。
もちろんホンモノじゃありません。
作り物をワイヤーで吊って、標的までピュ〜っと飛んでいくという
演出でした。なかなかコってましたね。
目標命中っ!! コッパミジン(^_^.)
最後はヘリ部隊の援軍も加わって・・・
とつげきぃ〜!

無事 飛行場を取り返して、状況終了。
87AWの射撃はありませんでしたが、
存在感は充分ありました。
装備品展示
砲塔のこの角度、いぃなぁ〜(^_^.)
●広報史料館
旧陸軍の物も含めて、貴重な品が丁重に
保存・展示されてました。
旧軍 軍服
なんでしょうね、この独特で不思議な威圧感・・・
三八歩兵銃
旧日本陸軍で使用されていた小銃。
長い間 歩兵用の銃として使用されたようですが、
これは後継となる銃の配備が行き渡らなかったから
という苦しい事情もあったようです。
ファイル棚には古そうな資料が並んでました。

 「機関砲研究射撃(曳光観測)演習記事」
 「た號に関する綜合研究成果」
 「ノモンハン戰斗に於けるAAの観察(Ⅰ Ⅱ)」
 「特三十三 防空部隊訓練 及 戦斗資材仕様書」
 「特三十四 低空目標に対する射撃の参考」

などなど。。。もぉ 背表紙の表題だけで鼻血が出そう。
<総括>
なんで・・・なんでもっと早く行かなかったんでしょう?
まぁゴールデンウィークには「岩国FSD」という一大イベントが
ありましたから、なかなか機会がなかったんですけど・・・
それくらい良かったです。
空挺やヘリの参加など空関係も充実しており、立体的で見ごたえありました。


新しい所に行くと、新しい出会いがありますね。
今回 初めてにしてようやく87AWの勇姿を見ることができました。


スケジュールが合えば、また見に行きたいですね。

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