このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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2014年8月31日(日) 愛知県・碧南市 津波・地震防災訓練
以上 <゛‾^‾)
愛知県と碧南市の合同で行なわれた防災訓練を見に行ってきました。
●炊き出し
会場に着いたら、陸上自衛隊が炊き出しの準備をしてました。
この日のメニューは「カレー」。市販のルーが山積みされてました。
(訓練を見るのに忙しく、食べ損ねました・・・)
●救援物資
この年の訓練は、海上自衛隊も参加しました。
横須賀から来た多用途支援艦「えんしゅう」が入港。
衣浦港に接岸しました。
救援物資を持って来た海自のボートが「えんしゅう」に横付けして、
物資を乗せ替え。
さらに陸揚げして、トラックへ。
その隣では、海上保安庁も同じように物資の陸揚げをしていました。
海保は「巡視船 あつみ」「巡視艇 きぬかぜ」「あつみ付きのボート」の
3本メザシで、物資の受け渡しをしていました。
陸揚げされた救援物資は、トラックで無事 被災地集積場(メイン会場)に届きました。
人海戦術で積み降ろし。
ちなみに。。。
海自のボートはこんな感じ。
この時は ひと仕事 終えて、のんびりとされておりました。
救援物資の模擬投下
航空自衛隊のC-130輸送機が飛んで来ました。
(後部ハッチを閉じたまま)会場上空をワンパスのみ。
実際に投下するのを見てみたいなぁ〜。例えば海上目標に とか。
●要救助者
航空自衛隊のUH-60から折り畳まれたボートが降りてきました。
メディックも2人降りて、ボートを展開中。
津波漂流者を助けて、漁港のスロープに揚がってきました。
津波漂流者を担架で運び、さらに救急車の担架に乗せ替え。
(この作業、もっと効率化できないのかな。。。)
救急車で医療機関へ搬送。
メイン会場 横の漁港では、ヘリによる吊り上げ訓練が行なわれました。
まずは愛知県警ヘリ。
次は愛知県防災航空隊。
→ 拡大
救難員が着水・・・ですが・・・
ヘリが要救助者に近づきすぎじゃありませんか?
ヘリの風でできた波が要救助者にかぶっちゃってる気がします。
この訓練では「要救助者 役のプロ」ですけど・・・
普通の人だと、その波で溺れちゃいませんか?
メイン会場には陸上自衛隊のヘリUH-1が飛来してきました。
そこに陸上自衛隊の救急車両が、要救助者を運んできました。
(救急車両を停める向きは・・・写真向きではありますが、
救急搬送的には間違いですよね・・・)
ヘリコプターに載せて・・・
後方の医療機関へ搬送。
これにて訓練終了。おつかれさまでした。。。
<総括>
●連携
今回の防災訓練でも気になったのは「連携」でした。
救援物資の陸揚げでは 「海自から海自へ」 「海保から海保へ」。
要救助者のヘリ搬送では 「陸自から陸自へ」。
同じ機関同士でのやり取りなら、普段からできますよね。
いろんな機関が一堂に会す こんな時だからこそ「別機関」への連携訓練が
必要だと思うんです。
違う装備や やり方・文化を持つ他の機関の事を知り、非常時にどのように
接するか。。。それが総合訓練の意義かと思うのですが・・・
(所詮 デモンストレーションなのかな・・・)
●教訓
今回はメインとなる訓練場所が、グラウンドと漁港の2箇所でした。
具体的にどこで どの訓練をするのか・・・
正確な情報を得ることができず、いつも以上に右往左往しました。
防災訓練は毎年 違う場所・違う会場で行なわれています。
なので「じゃぁ次回はあそこから撮ろう」という教訓的なものが得られません。
一発本番勝負・・・毎度のことながら泣かされます。
でも防災訓練的には、毎回違うシチュエーションだからこそ「訓練」になるので
これが正解なんでしょうね。
●アンケート
訓練に関するアンケートを実施していました。
いろいろと思う所を書いて出したら、「太陽電池&手回し充電LEDライト」を
くれました。
アンケートで一般の声を聞く事も、粗品を配る事も いぃ事ですね。
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