このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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2014年9月28日(日) 桂駐屯地 創立60周年 記念行事
以上 <゛‾^‾)
京都の南西に位置する桂駐屯地の記念行事に、初めて行ってきました。
●史料館
<沿革>
この駐屯地は旧日本軍の基地ではなく、もとは民間企業の工場だったそうです。
その工場の建物をそのまま倉庫として使用し、中部方面隊の兵站を担っているとのこと。
またここには不発弾処理隊が所在しており、時々発掘される不発弾の処理を
行なっているとのこと。
そのため ここの史料館は、爆弾だらけでした。
このあたりは米軍の。
棚には旧日本軍の手榴弾がズラリ。
旧日本海軍の機械式時計信管なんてのもありました。
セットした時間になると起爆する信管ですね。
どういう仕組みなのか ちょっと興味あり。。。
●訓練展示
後方支援部隊らしい内容でした。
輸送部隊に敵襲っ!
ジープ+機関銃で果敢に反攻するも、「大型車輛2台 中破、不発弾あり、
負傷者あり」という状況に・・・
まずは不発弾の処理。
不発弾処理用の車は白いんですね。
信管に「ロケットレンチ」なるアイテムを
取り付けて退避。
「点火っ!」
火薬の力で高速回転を加え、信管を一気に取り外し。
安全を確認。
信管を取り除いた爆弾をトラックに載せて撤収。
これで一安心。
次は攻撃を受けたトラック。
このトラックは後輪が破損。
そこで後輪を交換することになったのですが・・・予想外っ!
車輪ではなく、左右セットになった後輪パーツごとの交換でした。
車体後部を持ち上げて、破損した後輪パーツを取り外し。
新品を取り付けて、戦線離脱していきました。
こっちのトラック(写真 左)は自走できない状態とのことで・・・
さらに大きいトレーラが登場。
隊員数人で周囲を警戒しつつ、慎重に位置合わせ。
戦車も載せることができるトレーラに載せられて・・・
回収されていきました。。。
最後は負傷者収容。
UH-1が到着。
まずはメディックが降下して、負傷者のもとへ。
メディックが容態を確認する中、3人は
それぞれの向きを警戒。
肩組みで着陸したUH-1へ。
担架を使わないあたりが逆に良かったです。
負傷者を乗せて・・・
後方へ離脱して、訓練展示 終了。
●装備品展示
午後は装備品展示がありました。
UH-1
八尾から20分ほどで着くらしいです。
74式戦車のエンジン
これは珍しい。さすが兵站部隊(^_^.)
上記のような珍しいものを見ることができましたが・・・
不発弾処理に関する装備品がなかったのが、ちょっと残念でした。
気になったノコギリ屋根の倉庫は、
中をチラリと見ることができました。
めちゃ広い。
ラックやパレットに乗ったダンボール箱がいっぱいで、
いかにも大型倉庫って感じでした。
で、移動には自転車を使ってました。なるほど、向こう側に
行くのもうんざりする広さですね。。。
<総括>
●観閲行進
そういえば観閲行進がありませんでした。
あまり広くないからか、するほどの車輛がないからか・・・
まぁ無きゃ無いで、特に支障はありませんね。
●訓練展示
初めての所に行くと、初めてのものが見れたりするので新鮮です。
特に不発弾処理はニュースなどでよく聞くものの、処理方法などは知らず
勉強になりました。
訓練展示は火砲空砲などのハデさはありませんでしたが、銃を構えての
周囲警戒やヘリの離着陸など、緊張感があり おもしろい展開でした。
陸自イベントでは「いろんな所でいろんな事が同時進行」ということが
よくありますが、ここは1つ1つ別々に解説付きでの進行でした。
わかりやすく 撮りやすく、で良かったです。
●撮影
上記の理由で撮りやすいという他、下記の点でも撮りやすかったです。
終日順光
背景に人が入らない
不発弾処理やトラック回収など ほかではあまり見られない展示を見ることができ、
楽しめました。
<総 総括>
関西遠征は2日間とも天気が良く でも暑くなく、撮影に専念でき楽しめました。
28日(日)は浜松基地の航空祭の日でした。それをケって関西方面に行きましたが、
これはこれで良かったかと思います。「初めて」をいっぱい見ることができました。
「阪神競馬場 〜 伊丹空港 夜景」の組み合わせは良かったですね。
どちらも撮りやすいシチュエーションで、まったくもって うらやましいです。
また行きたいな。
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