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2014年12月1日(月)   別府温泉

以上 <゛‾^‾)

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<総括>
別府温泉に行ってきました。

福岡にある築城基地の航空祭のあと、別府温泉で1泊してきました。
このコース、ずぅ〜っと やってみたかったんですが、なかなか機会が
なく、ようやくこの年 実現することができました。
●お宿
今回お世話になったのは、別府鉄輪温泉 喜楽さん。

・1人で泊まれて、部屋食が付いて、1万円以下のプランがある。
・露天風呂は離れだが、落ち着いた雰囲気で良かった。
・露天風呂にあった打たせ湯が、ちょうどいぃ強さで気持ちよかった。
・送迎無料。鉄輪(かんなわ)地区は駅から遠いので助かった。
・後述の鉄輪地区や地獄めぐりに歩いて行ける立地条件。

いろいろと揃っていて、いぃお宿でした。
送迎の車から降りた瞬間 すぐにわかった硫黄の匂いと、
この窓カギや蛇口のサビ具合が「ホンモノ」の風格を
物語っていました。
●散歩
早朝、宿の近場を散歩してきました。
別府八湯のうちココ鉄輪地区は、源泉の温度が
一番高いらしく、もぉそこらじゅうモクモクでした。

源泉掛け流しのお湯は側溝に捨ててるらしいので、
道路のそこらじゅうの金網からもモクモク (^_^.)

写真下の細長いのが側溝の金網。ここから
湯煙が立ってるの、わかりますかね。
源泉はガス圧も強いらしく、このような設備で
ガス抜きをしてやる必要があるらしいです。
そのガス抜き煙突が、町中にありました。
谷の湯通り。
薄暗くて分かりにくいかもしれませんが、湯煙が
モッコモコな所でした。

写真下 中央辺りに写っているのは川なのですが、
ここにも源泉が捨てられており、硫黄成分で
変色している箇所も見られました。
もちろんこの辺りも硫黄の匂いがプンプン。
言うまでもなく湯治場としても有名で、長期滞在型の宿や
貸間(かしま)も多くありました。
そんな方々のための娯楽としてあるのが、この「ヤング劇場」。

風体といい ネーミングといい、味がありますわぁ〜(^_^.)
鉄輪では地獄蒸しと呼ばれる、温泉の蒸気を利用した
蒸し料理も有名らしいです。
その地獄蒸しを手軽にできるのが この「地獄蒸し工房」。

食材を用意すれば写真の蒸し器を貸してもらえて、料理を
することができるという。。。貸しキャンプ場みたいな
感じですかね。

ご飯を炊くこともできるそうですし、ここでは蒸し料理を
するのにお湯を沸かす必要がないとは、なんともエコですね。
ん?でも毎日これだと硫黄成分 摂りすぎ注意なのかも・・・
ブラブラ歩いていたら その地獄蒸しをしたものを
売っている売店もありました。

ゆで卵を食べてみました。
ん〜〜〜・・・まぁ〜・・・
ゆで卵・・・

コレ 殻をむいて食べる ゆで卵ではなくて、そのまま食べる
さつまいもとかだったら何か違ったのかなぁ・・・
こういう湯煙の写真を見ると、あの硫黄の匂いを
思い出しちゃいます。
そのくらい強く印象に残る匂いでした。

ここ鉄輪では火事があっても気付きにくいかも
しれませんね。。。
●地獄めぐり
別府での観光名所のひとつ、「地獄めぐり」をしてきましまた。
全部で8つの地獄があり、一応すべて見てきました。

行った順番に載せていきます。
(1)鬼山地獄
小雨が降る中 最初に行ったのは、宿から一番近かった
鬼山地獄。

うぐいす色した池から湯煙が立ってました。
この地獄は「ワニ押し」な地獄。
なんでワニなのか聞いてみましたが・・・
なんかあいまいな感じでした。
ほかの地獄との差別化的な?そんな感じ。

まぁ〜なんかわかりませんが、おとなしくて
ヌボォ〜ンとしたワニは、なんだか かわいくも
思えました。
(2)白池地獄
乳白色の池が庭園風になっており、静かで情緒のある
地獄でした。
温度が低いのか湯煙はあまり出てませんでした。
(3)かまど地獄
これは奥の方にあった 青白く少し澄んだ色の池です。
この他にも酸化ケイ素の塊や、足湯、飲める温泉など
いろいろありました。

飲める温泉を ちょっと舐めてみたら・・・
ちょっと しょっぱい感じがしました。
(4)山地獄
奥のほうには写真のような湯煙モクモクの池が
ありましたが・・・
全体的には動植物園な地獄でした (^_^.)
ウサギを見て和んじゃったものの・・・
「地獄にいる白ウサギ」から某漫画のキャラ
芥子ちゃんを連想してしまい、それはそれで
妙に納得しちゃいました。
いやもぉそれは湯治中の じぃちゃんの目ですぜ(^_^.)
ココ地獄?
(5)海地獄
ここが一番観光客が多くいました。

キレイな青白色の池からは常にモクモクと湯煙が立ち上り、
確かに見ごたえがありました。
写真的には煙のバランスと人の多さで、一番苦労した所
でしたね。
(6)鬼石坊主地獄
固まる前のセメントみたいなドロドロの池の所々が、
ボコボコと沸き上がっていました。
この様子が坊主頭のようだ ということで、この
名前らしいです。
でも地獄の名前に坊主というのは、いかがなものかと。
宿から徒歩でめぐったのはここまでです。
この時 気付けば宿のチェックアウト門限15分前。
急いで宿に帰って、チェックアウトしました。

その際 このあとの予定を聞かれて、地獄めぐりの
続きを・・・と言ったら、次の血の池地獄まで車で
送ってくれました。

最後までホントにお世話になりました。
ありがとうございました m(_ _)m
(7)血の池地獄
上記(6)までのエリアは青白かったり、泥っぽかったり
でしたが、一転 ここは茶褐色な池でした。
ただ・・・もうちょっと深い赤を期待していたので、
ちょっとガッカリ。
お湯の状態や光の加減で、違うのかもしれませんけど。。。
(8)龍巻地獄
ここは一定時間で吹き上がる間欠泉でした。

着いてから待つこと十数分、突然 バシュ〜っと
吹き上がりました。
横には解説パネルがありましたが、何度読んでも
よくわからず・・・(^_^.)

なんやら空洞の圧力がどうの、気化現象がどうの と
ん〜〜〜・・・

地下に空洞があって、そこに高温のお湯が入って
圧力が高まって、圧がお湯とともに地表に逃げてくる・・・
そんな感じ?
約7分間、囲いの天井に当たるほど勢いよく
吹き出していました。
こんなのが30分〜40分おきにあって、
1日に約600キロリットル噴出しているとか。
なんとも不思議ですねぇ。。。
●温泉
 硫黄の匂いと湯煙がすごくて「温泉地に来た」というのを実感できました。
 そこらの無色無味無臭な 名前だけ「xx温泉」みたいな所とは
 格の違いがありました。

 1泊しただけで効能も何もないでしょうけど、精神的なリフレッシュには
 なりましたかね。


●地獄めぐり
 観光とおみやげ屋さんがセットになった、絵に描いたような
 観光スポットでした。
 なんせ入ってすぐに おみやげ屋さんで、モロに順路になっていた地獄も
 ありましたからね。

 でもまぁ〜意外と楽しめました。
 平日月曜日ということもあってか、人も少なく わりと自由に
 見て回り撮影できましたし。

 系統的には福島県の五色沼と同類のものですが、この地獄めぐりは
 かなり「人工的」なものでした。
<総 総括>
●旅程
 今回は初めて「築城航空祭 → 別府温泉で1泊」という旅程を
 組んでみました。一度やってみたかったんですよね、別府で
 1泊というの。なかなかよかったです。
 また機会があればやってみたいですが・・・
 でも一度行った所よりも まだ行ったことの無い所へも行ってみたい
 気もしますし・・・


●九州遠征
 「九州に行ってきました」とか「岐阜から来ました」とかを、
 「普通の人」に言うと驚かれます。
 (航空祭目当てで どこへでも行く人は「普通ではない人」)

 でも名古屋から九州小倉までなら それほど遠くないんですよ。
 新幹線で3時間じっと座っていれば小倉に着いちゃいます。
 車を自分で運転して和歌山まで行くことに比べれば、ラクちん
 なもんです。


●天候
 この年はわりと恵まれていましたが大型遠征のラスト、航空祭の
 当日に とうとうガッツリ降られちゃいました。
 でもまぁ今回もずっと降りっぱなしだったわけではありませんし、
 終日全滅しなかっただけマシでしたかね。前日の予行では
 ブルーインパルスの時だけ奇跡的に晴れてくれましたし。。。
ということで、ちょっと駆け足でしたが
全8地獄をコンプリートできました (^_^.)

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