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2016年9月12日(月)   下北観光 その2

<総括>
霊場 恐山・・・

霊的なアレとかソレとか、さほど興味はありませんが・・・
どんな所なのかなぁ〜 と、行ってみました。
●地獄・極楽
 一足お先に生きながらにして「あの世」とやらをチラ見してきました。
 地獄は現世にも全国各所にありますが、私が見て来た中では
 一番「地獄らしい地獄」でした。
 極楽も含めて、「あの世」と言ったほうがいいのかな。


●カラー
 ここに載せた写真は、すべてカラー写真です。
 でも・・・この色の少ない感じ。
 そういう所だけを写したというわけではなく、本当にどこを見ても
 色が少なくて モノクロな感じでした。

 だからこそ余計に、カラフルな風車が目立って異彩に見えるんですよね。


●天候
 そんな色の少ない所だったので、この空はある意味正解だったのかも。

 雲1つない青空の下、清々しい気持ちで見て回る場所ではありませんし、
 雨が降っちゃうと歩き回って撮影するには難がありますし、
 岩や砂浜の「白の色合い」も変わってしまったでしょうし・・・

 青空でも雨でもない曇天。
 モノクロ感がより強調された空一面の雲。
 暑くも寒くもなく、時折 風車が回ってくれる程度の微風。

 恐山を見て回るには絶妙な天候だったのかもしれません。
 ありがとうございました。


●観光
 月曜日の朝ということで、人は少なかったです。
 これがまた 「ひとりぼっちで さまよってる感」 があって、
 雰囲気を味わう という意味では良かったです。
 写真も撮りやすかったですし。


●酔
 2時間半ほどかけて1周してきたのですが・・・
 駐車場に戻ってきた頃には、はげしく酔って
 わや気持ち悪かったです (ーー;)

 行きのグネグネ山道で(自分の運転にもかかわらず)酔って、
 レンタカーの車内の変な臭いに酔って、
 強烈な硫黄の臭いに酔って、
 地獄と極楽の雰囲気に酔って、
 歩き回って・・・

 なんか肉体的にも精神的にも、酔って憑か・・・疲れました (ーー;)
そんな ホッとできる おだやかな砂浜の名は・・・
 「極楽ヶ浜」。

うん、なるほど、、、確かに。
シューシュー煙を吹いてる所にも「あぶない、さわるな」的な
ヤボなものは無く、
順路はあるようで 無いようで、
変色したゴツゴツ岩があるだけで、
岩山を登ったり下ったり・・・

撮影ポイントがそこら中にある というか、どう撮ればいぃのか
わからず さまよって・・・なんせ歩き疲れました (ーー;)
硫黄臭が充満していました。


この辺り一帯 硫黄臭がしていましたが、
むせるほどの臭いの原因はコレですかね。

参道脇の側溝は朽ち果てた感じで、
そこには温泉の湯が流れてました。

白濁したお湯が流れていて、
側溝内は変色していて、
煙がモクモク。。。
(ー△ー;) な、な、ナニコレ?
これ見た時、ホントに こんな顔になっちゃいましたよ。。。

御手水にあった・・・オブジェ?カメ?わらってる?

硫黄臭、お風呂、得体の知れないもの・・・
次々と襲ってくる未知で未体験な感覚に、
どっぷり溺れてしまいました。
平衡感覚を失い、「自分の知っている世界=現世」を
忘れ去るには充分な環境だった と言えますかね。

「 隔絶感、ただならぬ感 」 は満載でした。
以上 <゛‾^‾)
これにて恐山 参拝&観光 終了。
グネグネ山道を通って、大湊へ戻りました。

民家が見え、信号があって、車がいっぱい走ってて、
「還ってきた・・・現世だ・・・知ってる世界だ・・・」
ってリアルに つぶやいちゃいました。。。
グルリと1周してきて、最初の門へ到着。

所要時間 約2時間30分。
いや、普通に歩いて見て回るだけなら、
この半分もかからないと思います。。。
ふたたびゴツゴツした岩のある
地獄エリアを歩いて・・・
石積み山にさされた風車が 風が吹くたびに回り、
カラカラと鳴る音が まるで・・・
イヤ、なんでもないです。やめておきましょう。。。
ここのキーアイテム「風車」。
単なる飾りではなく・・・水子 供養のもの・・・
らしいです。
近づくと先ほどまでのゴツゴツした感じが無く、
湖も変色していない普通の水の色・・・
というか普通以上にキレイな色をしていて、
景色も気持ち的にも一変しました。
奥へ歩き進むと、キレイな色をした湖が
見えてきました。
宇曽利湖です。
上載の茶色い山に登って、いままでの岩山を見下ろすと
こんな景色。
登るといっても道はなく、よじ登る感じでしたけど。
少し離れるとゴツゴツ岩が少なくて、
荒涼とした場所へ。
もちろんコレも・・・名前 知りませんが
石を積んだ山も、あちこちにありました。
そこら中から煙を吹いてました。

ちょっと見にくいかもしれませんが、
霧状のモヤモヤは岩間から吹き出してる蒸気です。
そのひとつに手を かざしてみました。
ここは それほど熱さは感じませんでした。
でも直接 触るのは怖くて できませんでした・・・
そこら中に変色した部分があって、
そこら中でシューシュー ボコボコと
音がしてて・・・
岩山!
ゴッツゴツの岩がゴロゴロしてる岩山でした。
地蔵殿の左側、ここからが地獄の・・・
地獄巡りの始まりでした。
最奥の本尊安置地蔵殿
(普通の狛犬でちょっと安心・・・)

まずは写真撮影のお許し願いと、まぁその他諸々を。。。
奥へ進むと広い敷地に出ました。

写真右にある小屋は、お風呂。
温泉のお風呂です。境内にお風呂?
中をチラリと見たら、湯船がありました。
見ただけで、入りませんでした。。。
お地蔵さまと、ここのキーアイテムの風車。
写真では普通のお寺に見えちゃいますね。
でも普通じゃないのは、「 におい 」。
ここの砂は よく見ると、すりガラスのような
透明感のある粒でした。
立派な門をくぐり、境内に入ると・・・

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