このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2017年11月26日(日)   零式艦上戦闘機 (2/4)

名古屋空港に降り立った零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を見てきました。
←クリックで拡大
(FlyTermへリンク)
水平尾翼の補助翼は 端から端まであって、
長いですね。
上のほうは現代の飛行計器。
パネルに付いている計器はアナログでした。
アナログ計器類のオリジナル度は不明。

計器板上部の左右にある縦長長方形のボックスは、
7.7mm機銃の後端部です。
もちろん「ダミー機銃」。
左側のダミー機銃には姿勢指示器がインシュロックで、
無理矢理 固定されていました。
右側にはヘッドセットが置いてありました。
風防が閉まっている状態の様子です。
(乗ってるこの人は知らない人、、、)
風防 閉状態の前方視界。
車の運転席と比べると、ケタの多さが気になりますね。
<総括>
今まで数多くの零式戦を見てきましたが、操縦席に乗ったのは初めてでした。
それもホントに飛ぶことができる機体の操縦席。

画像や映像ではなく、「体感する」ことで得られる臨場感や距離感を
得ることができました。

自由に見て回ることができ、操縦席にも乗ることもできて非常に有意義な時間でした。
(でもできれば時間を気にせず、もっともっと細部を「観察」したかったです。。。)
←クリックで拡大
(FlyTermへリンク)
←クリックで拡大
(FlyTermへリンク)
←クリックで拡大
(FlyTermへリンク)
←クリックで拡大
(FlyTermへリンク)
操縦席 左下のコンソール。
良く見ると、所々に英語標記がありました。
この機は「飛べること」に意義があるので、この辺りのことは
あまり気にしません。
左の水平尾翼端。
どこかにぶつけたのか、傷が付いていました。
良く見ると「日本」と書かれた日本地図シールが、
びっしりと貼られていました。
で、その1枚1枚に支援者の名前が記入されていました。

ん〜〜〜・・・
この日本には沖縄が無いし、デザイン的にも見た目的にも・・・
「微妙!」
左主翼の付け根に出ていた「足かけ」です。
上の小さなポッチを押すと、飛び出てくる仕組みに
なっていました。
床に募金箱が置いてありました。
この零式戦は個人の所有物で、欠金状態の中 飛行可能状態を
維持しているそうです。
なので、随時募金受け付け中なのは わかりますが・・・

「こんな ごく限られた人しか入れない所で募金しても意味ないのでは?」

外にいっぱいギャラリーいたじゃない。
なんか、こういうところがヘタっぴですよね・・・
機体の左下に出ていた「足かけ」です。
機体の左側、日の丸の両側に四角い何か・・・
パイロットの柳田さん。
口数は多くない寡黙な印象な方でした。
垂直尾翼。
「AI」は空母 赤城を示す記号。
機体番号は「3858號」と なっていましたが・・・
新造なので どういう意味があるのかは不明。
恐る恐る登って操縦席の横に到着♪

計器類は 現用機と比べると、だいぶ少なめ。
側面の配管やワイヤーなどのゴチャゴチャ感が
気になりました。
で・・・
操縦席に座らせてもらいました ★
(スタッフさん撮影)
操縦桿は、ただの棒。
機銃の引き金はスロットルレバーの近くにあります。
(撮影するため左手で握っていますが、本来は右手)

許可をいただき操縦桿を動かしてみました。
補助翼とちゃんと連動してるのか?ってほど軽かったです。
でも、ちゃんと補助翼が動いてる様子を見ることができました。

飛ぶと空気抵抗で、だいぶ重くなる らしいです。
意外と きゅうくつな感じは、ありませんでした。
前方向や左右に わりと余裕があり、腕をある程度 自由に
動かせるくらいのスペースはありました。
車の運転席に近い感じでしたが、ハンドルがない分 前方向が
広く感じました。

ただし、風防を閉めてもらったら、印象がガラリと変わりました。
座席の高さを微調整できるとは言え 頭上に余裕は無く、
圧迫感・閉塞感がありました。
( 3/4へつづく。。。)
横方向は風防の ゆがみも気にならなく、
クリアに見ることができました。
操縦席の床までは意外と深くて、またぐ事ができません。
なので、いったん座椅子に足をついて乗り込む形となります。
後方視界。
振り向いて後方視界を確認。
ヘッドレストは目に入らず、ほぼ全周 非常に広い範囲を
見ることができました。

風防は少し不透明で ゆがみもありました。
「ただただ外を見るだけ、空を飛ぶだけ」ならこの程度でも
いぃのかもしれませんが、この窓越しに「敵機を見つける」と
なると かなりむずかしそう。
操縦席に乗らせてもらっている間に、格納庫の扉が開きました!
超ラッキーっ♪
操縦席から見た外の景色も、見ることができました。

斜め上を向いてる分、車よりも前下方が見えにくいですね。

戦況報告へ

トップページへ

同様に機体左上に出ていた「手かけ(?)」です。
「足かけ」に足をかけ、この棒を握って、
左主翼へ・・・

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください