このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ベンチも乗車体験!
寝台特急カシオペア乗車記

 2006年5月14日

前回の北海道旅行では北斗星に乗車しましたが、次回北海道に行く時は絶対「カシオペア」だと決めていました。
幸運な事にまた北海道に行く機会ができ、そして前回ベンチに寝台特急の北斗星で札幌に行った事を話すと

「乗ってみたい」

という事だったのでベンチ家と前回の「連れ」と4人でカシオペア初体験です。
もちろんベンチは寝台列車初体験!
どんな感想を抱くのか興味半分不安半分で上野駅に向かいます。

前回同様上野に着いたら「そばを食べる」これが「旅の基本」であり「儀式」です。
今回も出発の2時間以上前に上野駅に到着!!
前回は写真を載せられなかったので今回は写真もアップしておきます。
今回注文したのは「とろろ御飯セット」名前通り「そば」と「とろろ御飯」のセットです。
朝から何も食べていなかったのでついセットを注文してしまいました。
そばはおいしかったけど。。。とろろは。。。そばの大盛りにすれば良かったかな?
なにはともあれ儀式は終了!時間は14時です。

いつものおそば屋さん
座って食べられます


カシオペアの発車は16時20分。上野駅に入線してくるのが15時30分頃。
ベンチ達が上野に到着予定が15時頃という予定になっています。

カシオペア 16時20分 札幌

つづいて発車ホームの確認、駅弁を買って、薬屋で栄養ドリンクを1本空けます。
実は体調は万全ではなくちょっと熱っぽい。。。大丈夫かなぁ。。(不安)

ともあれ一通り準備は終わり一服しているとベンチ達からメールが来ました。

「ついた あ」

最後の「あ」の意味がよく分からないけど着いたみたい。
電話で確認すると「あらら!目の前にベンチ発見!!」

駅弁屋に案内して、ベンチ家の夕食を買います。
今回の駅弁は僕達もベンチ達も牛タン弁当(仙台)でした。
テレビとかで見た事のある弁当箱のひもを引くと冷めた弁当もあっという間に
「あったか弁当」になる優れ物です。

あとは長旅に備えてお茶やビールを出発前にコンビニで買えば終了という事で、
5ツ星広場に向かい休憩と写真撮影開始です。


(左)ベンチも駅弁を選びます

(右)五ツ星広場でくつろぐベンチ

しばし談笑しているとカシオペアが入線してくるとのアナウンスがありました。
さっそくベンチを引き連れ先頭の車両から最後尾のスイートルームの部屋がある車両まで
往復しながら写真を撮ります。
ベンチも杖を駆使して懸命に歩いて写真を撮りました。
やはり展望スイートルームはみんなの興味の的!!
乗客のみんなに覗き込まれちょっとした有名人状態です。
ベンチも展望スイートの前でパチリ!

みんな記念撮影してました
展望スイートの部屋を車外から撮ってみました
右側がソファーで列車後方の視界が180度全てが手に入ります。
でもチケットは取れないですよ〜

一通り写真を撮ったので、ベンチ家を部屋に案内します。
自分もカシオペア初乗車なのでどんな部屋かワクワクです。

今回ベンチ家の部屋は4号車の2階部屋です。
この4号車の一番端の部屋は車椅子で利用できる部屋が1室あります。
ドアの部分からその部屋までの通路は幅が広く取ってあり、車椅子でも十分通路を通れます。
中の様子は車椅子でも多少の身動きはとれそうな広さがあります。
ベッドは2段ベットになっていて付き添いの方は2階を利用するようです。

車椅子でも乗車可能です

ベンチの部屋はそこから少し先の部屋の2階です。
3,4段の階段を登るとそこが部屋になっています。
北斗星に比べると十分広さがあり、テレビにトイレ、洗面台、空調、音響装置等の設備があります。


ベンチ家はこのまま部屋で待機してもらって
僕達は夜利用するシャワーカードの購入とコンビニに出掛けます。
シャワーは6号車と10号車にありベンチ家は6号車で7時〜8時、
僕達は10号車で8時〜9時で予約しました。

無事発車5分前に最後の買い物も終わり定刻通り上野を出発です。
北斗星に比べるとさすがに新しい車両のためか揺れも少な目。
コトンコトンと遙か北海道に向け走り出しました。

とりあえず部屋にいてもあれなんでラウンジカーに行ってみようとベンチに電話、
すると御飯を食べてるから行きませんとの事。

 まだ乗ったばかりなのに早すぎでついていけません。。。

まあしかたないので連れとビールで乾杯します。
ビールを半分くらい飲んだ所でベンチから電話
食べ終わったからラウンジカーに行くそうです。

 「はいはい、いつもマイペースだね」
 「わかりました行きますよー」

部屋に迎えに行って4号車から12号車のラウンジカーまで向かいます。
進行方向に向かって左側しか手すりが無いためベンチは揺れる列車の中手すりなしで歩く羽目になりました。
後ろからみていると所どころに1階部屋に降りる階段があるのですが、ふらふら歩くベンチが落ちやしないか見てられません。
よたつきながらも無事到着!



ラウンジカーは窓も広く、走りゆく景色を眺めるなら部屋よりずっと良い眺めです。
入り口近くにドリンクの自販機があり、ビールやおつまみなどは車内販売を利用します。
宇都宮あたりまでラウンジカーの景色を楽しんだあと部屋に戻り僕達は夕食です。

あったか駅弁

上野駅で買った牛タン弁当。
本当にほっかほかになりますね、これ。

夕食後はベンチのシャワーのお手伝いです。

北斗星に比べるとカシオペアのシャワー室はちょっと狭い感じです。
いろいろ一人でできるようになったベンチですが片手であの狭い空間での着替えは困難だろうということで。
実際利用してみるとかなり苦労しました。
でも苦労した分これですっきり寝られるね


その後僕達もシャワーを浴びてパブタイムに備えます。
カシオペアでは北斗星と違い21時45分からパブタイムが始まります。
食べたくなくてもとりあえずその空気を吸っておかないと貧乏性の血が許してくれません。
15分くらい前にベンチの様子を見に行きます。
普段だと夜7時過ぎには寝てしまうベンチなので、行くとは言っていたけどどうかな〜
と部屋を覗くと案の定寝ていました、「行く?」と聞くと「行く」との返事。
まだまだ元気です。

放送を待って出掛けます。
先客は1組のみ。明るい清潔な雰囲気で北斗星とは趣向が違います。
メニューはほとんど同じようで、前回頼んだ生ハム、北海の幸サラダとチーズ盛り合わせを頼みました。


さすがに北斗星で初めて利用した時ほどの感動はなかったけどこれも良い経験です。
ベンチもビールとワインでダイニングカーを満喫して本日の予定は終了。


部屋に戻り「さぁ寝よう」とベッドを作ってみると北斗星よりベッドは広めかな?
北斗星はB寝台でカシオペアはA寝台だからその分ちょっと広めなのかもしれません。
部屋にあるテレビでは車にあるナビのような機能もあり今自分がどこを走っているのかがわかります。
電気を消し、車窓に見える星とナビを見ながら横になりました。

 が!。。。。。寝られません。


誰もいないさみしいホーム

北斗星に比べ揺れは少ないとはいってもやはり揺れます。
ウトウトはするけど頻繁に起きてしまって全然駄目。
明日はレンタカーの運転もあるし少しでも寝なきゃと思うがこればかりはどうしようもありません。
結局3時頃までウトウトしてはトイレに起きてと繰り返し
やっと少し眠りにつけ始めた頃電話が鳴ります。

出るとベンチからで「展望車に行こう」ですって!
まだ全然寝てないよ〜
「勘弁してよ〜今何時?」と時計を見ると朝5時前でした。
そういえばもう窓の外は明るくなっています。

はぁ〜仕方ない、「わかった行くよ」と返事をしてこれ以上寝る事を諦めました。
連れにはまだ寝てていいよと声をかけ、ベンチと二人でラウンジカーに向かいます。
誰かいるかな?とドアを開けると先客が二人、どちらもお一人の様子。
ベンチと二人でモーニングコーヒーを飲みながら
北海道に上陸したカシオペアから見える景色を眺めます。
しばらくすると先客は帰ってしまい、ベンチと二人になりました。

上の写真が朝のラウンジカー
(左)着いた時のラウンジカー
(右)誰もいなくなったラウンジカー


下の写真は車窓の景色
海が綺麗でした!

ベンチに一番前の特等席に行きなよと勧め、ベンチも車窓に見える海や山を写真に収めていました。

ベンチ曰く、「生きてて良かったなー」との事。


1時間程あくびを連発しながら堪能して部屋に戻ります。

部屋に戻ると新聞がドアにかかっていました。
さすがA寝台、ホテルでもない所も多いのにこのサービスはちょっと嬉しい。

この後6時30分からダイニングカーで朝食が始まります。
北斗星では利用できなかったので今回は利用する予定です。
連れを起こし身支度をさせます。早く行かないと席が埋まってしまうので。
朝食の案内と同時に部屋を飛び出しベンチを誘ってダイニングカーに向かうと空席は4席のみ。
ギリギリセーフで間に合いました。
みなさん朝は早いです。
メニューの方は和食は1日10食の為早くも品切れです。
ベンチ達も僕らも洋食になりました。


お隣の席は和食だったのですが御飯も結構な量がありそうでちょっとうらやましい。
全て平らげ部屋に戻ろうとすると通路は朝食待ちの乗客で行列ができていました。
朝食を利用する時は時間前に行って待っていた方がよさそうです。

部屋に戻り荷物の整理をして新聞を読みながらコーヒーを飲んでいると
札幌到着のアナウンスがありました。
16時間のカシオペアの旅の終わりと、僕達には北海道旅行の始まりです。
札幌は温かくとてもいい天気でした。

札幌駅到着

 「カシオペア乗車で思うこと」

カシオペアで旅をするならやはり全て満喫したいですよね?
今回ベンチ家も本当は宇都宮から乗車できるのですが
全て満喫する為にわざわざ上野駅まで2時間かけてきたくらいです
そして上野駅には少し早めに到着する事をおすすめします。
写真もいろいろ撮っておくと帰ってきてから楽しいですし、
細かな所もいろいろ撮っておくと良いですよ。
今回は細かい所があまり撮れず少し後悔が残りました。
ベンチも3時前に上野に到着しましたが時間を持て余す事などなく、時間が足りなかったくらいです。

カシオペアも北斗星も頻繁に車内販売が来ます。
カシオペアでは車内販売が来ると部屋についている
「車内販売が来ます」のランプが点灯する仕組みです。
内容はドリンクやアルコール類サンドイッチ、おつまみ等です。
夜の時間にはアイスクリームも販売されます。
幕の内弁当等もありますが数に限りがありますので
夕食の予定はきちんと決めておいた方が良いでしょう。
車内販売とダイニングカーでの販売は夜11時までとなり、
その後は翌日まで一切の販売はありません。

シャワー利用の際も希望の時間がある場合早めに予約をしないと取れません。
発車前でも予約はできますので発車前に予約を入れる事をおすすめします。

朝食は和洋共に1600円と少々高めです。
内容もレストランのモーニングなら500円〜600円の内容ですが、カシオペアで食べられる事に意義があるので
是非利用してみてはいかがでしょうか。
その際は6時30分より前にダイニングカーに行く事をおすすめします。
そして進行方向右側の席に座りましょう!!
海沿いを走るカシオペアの景色を堪能しながら朝食をいただけますよ!

カシオペアは札幌に9時前到着になるため札幌が目的地の方にはいいのですが
函館を目的地に設定してしまうと朝早い時間に到着してしまいます。
着いたはいいがどこの店もやっていなくて路頭に迷う事必死です。
そのような場合は帰りにカシオペアを利用するなどの考慮が必要です。
上りに利用するとラウンジカーが最後尾の車両になり、ラウンジカーでの眺めは
展望スイートの眺めとなり、そういう意味ではおすすめです。

北斗星は北斗星なりの良さがあり、カシオペアは新しいだけあって快適な旅になることでしょう。
どちらも好みの問題ですが仲間とワイワイいくなら北斗星の開放B寝台が楽しいでしょうし
夫婦二人で行くならカシオペアの方がいいのかなと思います。
カシオペアなら全室トイレ洗面台付ですしね。
是非寝台特急での旅を体験してみてくださいね!!


  
もっと更にくわしく!!カシオペアが知りたい方へのおすすめリンク!!

   五つ星の夜
(カシオペア乗車記をはじめカシオペアについて詳しく解説されているサイトです)

  
えきねっと (カシオペアの予約状況などの検索ができます)





このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください