このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
「平成16年春の我が家〜もう少し・・・」
5月1日、連休で実家に戻ると父(ベンチ)が庭に水まきをしていた。
なんとも平和そうな光景だった。
脳梗塞を発症し、定年も迎え、一つ一つ階段を登ってきたような日々
喧嘩し、言い合い、それでも今日庭の花に水まきをしている。
きっと元気でいればこんな光景見ることもなく
ゴルフかパチンコでも行ってただろうね
今でもしょっちゅう母と言い合っているけれど
これでも倒れる前に比べたら随分丸くなった。
典型的な亭主関白の我が家、大将だった父も今ではその座を母に奪われ
面白くないこと、受け入れられない事、多々あった事だと思う。
もう少し。。もう少しだね。
もう少しなんとかなればもっとうまくいくと思うよ。
最近では体が不自由な事など忘れてしまうくらい
普通に生活しているように感じる父
不自由な事にはかわりないが、その不自由さにも慣れた感じ
母が自分でできる事は自分でやらせるという方針の結果かな?
いろいろやってくれない事を「冷たい!!」とか言ってよく言い合いしていたけれど。
それは違うよ、全部やってあげたらリハビリにならないからね。
文句じゃなくお礼を言うべきだと思うな。
言われなくてもわかってる???
最近はリハビリの成果か曲がってしまう腕も随分たれてきたと思うよ。
がんばった甲斐あったね、今後も期待しすぎないでがんばろうよ。
前向きな姿勢でいてくれれば僕達も素直に応援できる。
人間だからね、憎まれ口言いあってるといい気はしないもんだからさ。
仕事人間だった為、定年後の時間の使い方も「どうするんだろう?」
暇で暇で喧嘩ばかりしているんだろうか?という不安もあった。
まあ、喧嘩はライフワークの1つみたいで無くならないけど
インターネット、トレーニング、自主リハビリで毎日の日課もできて
うまく時間も使えるようになったね。
父、家族共に脳梗塞をすこしづつ受け入れ、受け入れた現状で
これからの生活を考えてはじめて平和な生活が見つかっていくんだろうと思います
これからも平和な日々送れるようにしようよ!
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