このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 



白井地区 入山許可証


SL応援団入山許可証発行の経緯

現在、SL応援団が指定する撮影場所に立ち入るために入山許可証を発行し

許可証がない方への立ち入りを禁止しています。

その経緯について説明いたします。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、いまから約15年くらい前に白井の山で山火事騒ぎがありました。時期が8月のお盆のころで真夏の暑い中、白井地区にお住まいの方々が火元である山頂に向かってホ−スをつなぎ大変な思いで消火活動をされました。犯人は見つかりませんでしたが出火場所が撮影ポイントであったこと、周りに火の気が無い(墓地なども無い)猟や山菜狩りなどで地元の方が山に登る時期でもないなどから鉄道ファンのたばこの火の不始末ではと言われています。その事件をさかいに白井地区に撮影に来られるかたを排除しようとの意見が自治会で出て対策を講じようとの事態と発展したのです。それは白井地区内での撮影者の車の駐車を全て禁止することを含む大変厳しい内容でした。その動きを知った白井に集まるファンの一人であった松山市在住のKさんを中心に地元自治会と話し合いを重ねマナーを守ることができる撮影者は入山を許可しようと変化してきました。そのころは農道や路肩への無断駐車を警察へ通報され取り締まりをされていた時期もありました。

その後は、みなさんの協力も得て地元の方への挨拶の励行や不法駐車の一掃などの効果があり今では警察の巡回パトロ−ルもなくなりました。

地元の方々が懸念していた俯瞰撮影のポイントである山へ入る制限として許可を与えた方に限れば入山しても良いとの合意をいただきました。その場合立ち入る方の名前、住所、勤務先、連絡先を提出していただき入山に伴う決めごとを遵守する約束を得たかたと基準を設け入山許可証の発行となりました。自分が誰であるかを証明しているかたはマナー違反は起こさないだろうと言う性善説にもとづき運営をしています。よって撮影地整備や事務費などの費用はかかりますが先ずは入山される方の登録と言う観点から年間1000円としています。

わたくし達が整備した撮影ポイントでも入山許可証が不要な場所もあります。

通称「白井の竹やぶ」「牧ヶ野の桜の築堤」や「白井の里」などは不要です。

指定した俯瞰撮影地は許可証が必要です。許可を得た方々で秩序を守っていきたいと考え今後は許可人数は制限し地元のかたとの顔が見える関係に発展していきたいと考えています。

2年後にはD51200号機や新型客車など話題がいっぱいです。今後もみなさまの協力を得て「鉄道ファンの排除」は絶対に避けてこの素晴らしい撮影地を後世の方にもつなぎたいと思っています。

さらなるご協力とご理解を重ねてお願いいたします。

2015年4月

入山許可証の発行は「SL茶屋」で行っています。
SL茶屋開催日を当ホームページにてご確認ください。

地主の総意として許可証をお持ちでない方の入山は固くお断りをいたします。




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