このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


 叡 電 
 SOBCHAK'S  


712デオ710形

駆 動:カルダン駆動
制 動:発電/自動空気ブレーキ
製 造:1987年 武庫川車両
車体長:15.7m
主電動機出力:60kW
在籍車両:711/712


 新生叡電発足と時を同じくして,京福時代の趣を一新したデオ700系列の第一陣として旧型車デナ21形の機器を流用して登場した車両。叡電初のワンマンカー&冷房車で,鮮やかな新塗装を採用。ワンマン仕様の為2扉で,中扉の位置の窓は大型な固定ガラスとなっているのが特徴。戸袋窓はありません。方向幕装備ながら,表示板を掛ける金具もあり,季節のイベント(最近は大河ドラマ「武蔵」など)の宣伝丸板を掲げたりしています。
 1992年に阪神3300系の電動機と新しい台車に交換してカルダン駆動になり,デナ21形の痕跡は完全に払拭されました。モーター音は低速域でかなり高く響く感じ,デオ730とは対照的です。

  INTERIOR
712
 700形シリーズの室内。画期的初冷房車となりました。

ワンマン仕様車のため2扉でオールロングシート,同じ武庫川車両製でワンマンカーの嵐電車両とデザインがよく似ています。
712
 窓は上段下降下段固定式。従来車では中扉の位置に当たる中央部の窓は嵌殺しの特大ガラス。
712
 運転台。

仕切扉がついて従来車両に比べてだいぶ閉鎖性が高まりました。
手前は運賃精算機。カードシステム導入に備えて新型に交換されています。

2003-11
  SOUND

走行音 : 712- ワンマン運転
収 録:修学院→宝ヶ池  (MP3, 335KB) 2003-11

コンプレッサー音 : 712- 700形共通です。
収 録:八瀬比叡山口  (MP3, 171KB) 2003-11




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