駆 動:釣掛(改造車はカルダン)駆動 制 動:発電/自動空気ブレーキ 製 造:1987,88年 武庫川車両 車体長:15.7m 主電動機出力:75kw 在籍車両:721〜724
700形列第2陣として叡電初の大型車デオ200形の電気機器を流用し,710と同じ車体を載せて登場。現在叡電で常時運用に入る唯一の釣掛駆動車。釣掛式のモーターのためか自重が710・730よりやや重く,ギア比が2.85と小さいのが特徴。イコライザー台車を履き,非常に重低音の利いた釣掛音を奏でてくれます。叡電は電気ブレーキ標準装備なので,他社の釣掛車には少ない,減速時のモーターの唸りを満喫することができます。4両と700系列中最多で遭遇機会も多く,以前は鞍馬の火祭の折に重連運転を見ることができました。 なお2002年末に722形,続いて724形が京阪1900系の機器を用いてカルダン化改造されました。この京阪から譲渡の台車は車体からはみ出んばかりに大きく,ウイングばねがいかめしい台車です。起動時の音はかなり大きめで目立ちます。こもった感じの京阪1900系の響きの面影が感じられます。今後残る車に改造が及ぶと思われます。
走行音 : 722釣掛時代- 旧放送 収 録:修学院→一乗寺 (MP3, 338KB) 1996-8 走行音 : 723- ビビリ音がすごいです。 収 録:茶山→一乗寺 (MP3, 339KB) 2003-11 下り勾配走行音 : 721- 抑速発電制動使用。途中から。 収 録:鞍馬→貴船口 (MP3, 240KB) 2002-6 走行音 : 722カルダン化後- 現況。 収 録:修学院→一乗寺 (MP3, 384KB) 2003-11