1990年に非冷房釣掛駆動車の牙城だった鞍馬線輸送の抜本的近代化のために登場した約30年ぶりの完全新造車両。片運転台2両固定編成,MM'ユニット制御,電気指令式空気(HRD)ブレーキ採用など叡電史上初尽くしとなりました。出町方の800番台に2基のパンタグラフと制御関係機器,八瀬方850番台に空気関係機器とMGを分担搭載するユニットを組んでいます。
車体色は象牙色を基調とし,編成ごとに帯色(シール貼付け式)が違います。長い間叡電車両の伝統であった楕円形の車番名盤が,この形式から遂に消滅しました。
第2編成はピンク帯となり,細部のデザインが変更されています。 |