800形第3次車以降はマイナーチェンジされ,810番代を名乗ります。大きな違いは元京阪京津線500型の下回りを流用し(台車は新造),1M方式のMc-Mc編成となったことで,車番が連続しています。また2色の帯が800形は密接し,810形は隙間があるので識別できます。集電器は下枠交差で各車搭載,電源装置は700形同様SIVを屋根上に設置。しかし空気圧縮機は700形と同じ古典的なDH-25です。
モーター音は起動時の甲高い響きがあり,中高速域も静かながら,710形などよりは比較的聞き取りやすい音です。なお,最終編成は環境保護を主張する「エコモーション」改め「こもれび」号と称し,水色基調に動物柄の絵が描かれ,車内では広告の代わりに生態・環境に関するポスターが掲示されています。 |