このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

土日きっぷで特急三昧の旅(続き)

少し待っているとムーンライト信州が入線しました。乗車する方のほとんどがアルピニストとおぼしき方ばかりで、中には先頭車で記念撮影をしている方もいました。

この編成は中央ライナーに使用された後、そのまま新宿駅に回送されて来るので、暑いのに車内清掃が終わるまで15分ぐらいホームで待機させられました・・・。

隣の埼京線ホームは相変わらず激混みです。
前面幕回転中に撮影した「あずさ」ヘッドマークです。昔中央線を駆け抜けていた、183系の特急あずさを思い出しますね。
ムーンライト信州用にもヘッドマークが用意されています。絵入りのものではなく、文字のみのシンプルなものでした。
山手線からの接続を待ち、少し遅れて発車しました。本日の指定席は満席。発車前には通勤客とおぼしき方が数人飛び乗ってきました。

しばらく経ってから車内検札があり、土日きっぷを使用するのは日付が変わる立川駅からなので、宇都宮〜立川までの乗車券も同時に車掌さんに見せます。もちろん車掌さんは即了解!
先ほどの通勤客の方は指定券を持っていなかったようで、車内検札の時に指定席料金を取られていました。
日付が変わり、夜の立川駅に到着。ここから土日きっぷは効力を発揮します。

先ほどの通勤客の方も立川や八王子で降りていきました。
立川発車後はもう寝ることにました。ムーンライト信州は減灯されないようなので、アイマスクを付けて寝るしました。
大月駅に到着。全然眠れません・・・。

構内には201系や115系が留置されていました。早朝の始発にでも使われるのでしょう。


甲府に到着。私は未だに眠れませんでした。

甲府では2分停車するので、外に出て先頭車の写真を一枚撮っておきました。少し深呼吸をし、車内に戻ります。
車内ではもうほとんどの乗客が眠りについています。しかし一向に私は眠れません・・・。しかも通路を挟んで隣の窓側の席の方がイビキをかきだしたので余計眠れません!

なんとか小淵沢を発車したあたりで寝ることが出来ましたが、茅野到着時に目が覚めてしまいました。時刻はもうそろそろ4時となります。


塩尻に到着。塩尻では10分ほど停車するので、乗客が自動販売機に駆け寄る姿や、先頭車で撮影をしている光景が見受けられました。あと10分程で松本に到着するので、歯を磨いてから荷物をまとめ、下車準備をはじめます。

朝の散歩をしていた近所のオジサンが物珍しそうにこちらを見ていました。やっぱり夜中の駅のホームが夜行列車の乗客で賑わいを見せていたのが珍しかったのでしょうね。
新宿から約4時間半で松本に到着。松本からは大阪から来た夜行列車の急行ちくまに乗り継ぎます。夜行列車から夜行列車への乗り継ぎです。
結構メジャーな乗り継ぎパターンのようなので、私たちの他にもちくまに乗り継ぐ方がいました。

数年前まではちくまは定期列車でしたが、登山シーズン以外での乗車率が悪かったためか、臨時列車に格下げされてしまいました。
車内は減灯されていて、大阪や名古屋からの乗客がまだ眠りこけていました。夜行列車特有の気だるい雰囲気がムンムン漂っています。
もうすっかり空は明るくなりました。峠の山道を振り子をフルに発揮し駆け抜けて行きます。

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