このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

☆E217系にも線路設備モニタリング装置搭載車登場

2018.03.14  トップに戻る
従来からのTBM(Time Based Maintenance)=一定周期の検査に基づいて行われていた修繕体制から、CBM(Condition Based Maintenance)=設備状態に応じて行う修繕体制への変革を目指し、MUE-trainで線路設備モニタリング装置の試験が行われていました。
2013年5月から2015年3月まで京浜東北線での本格的な試験が行われ、この時には当時のウラ109編成(現サイ109編成)の9号車(サハE233-1209)の床下に取り付けられました。
その後、6線区をモデル線区として先行導入し、さらに現在は各線区へ展開されつつあります。
今回、横須賀総武快速線のE217系でも線路設備モニタリング装置が設置され、その搭載車が工場を出場しましたので、簡単に紹介いたします。



クラY-50編成の10号車、サハE217-50の床下に設置されました。2月15日に郡山総合車両センターへ配給輸送され、ほぼ1ヶ月後で竣工し、3月14日に鎌倉車両センターへと配給輸送されました。


ちなみに配給は4〜7号車を抜いた7両編成を、往復ともEF81で牽引する形で行われました。7両編成というと2004年頃に行われたグリーン車Suicaシステム取り付け時の疎開回送を思い出します。


2013年5月から2015年3月までサハE233-1209で試験をした際の装置。こちらは試験終了後の2016年12月8日に撮影したもので、その後はどうやら取り外されたようです。

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