2018.02.21
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2016年12月6日に発表された「JR東日本グループのインバウンドの推進について」のプレスリリースで、横須賀総武快速線E217系の車内案内で、自動放送の英語部分で駅ナンバリング案内を追加するとともに、車内LEDの英語表記時に駅ナンバリングが併記されるイメージが掲載されていました。
2017年春以降順次導入するとのことで、山手線のE231系では早いうちから導入されていましたが、ついに横須賀総武快速線E217系においても2月17日ごろからネット上で目撃情報が上がるようになりました。
2月21日にたまたま乗車したY-35編成で同様の更新を目撃することができましたので、紹介したいと思います。
なお、今回紹介する画像はすべてスマホで撮影した動画を切り出したものです。
次駅案内の英語です。長い駅名でも意外と従来の2段サイズの小さな文字で詰め込みが可能なようです。漢字とカタカナは変更なく、表示間隔も変更ありません。
運行情報も従来通り漢字→英語→カタカナの後に1件ずつ表示します。
駅到着時は、「まもなく○○」と漢字の固定表示でしたが、英語表記と駅ナンバリングの交互表示となりました。漢字表記に変更はなく、漢字と英語は3秒間隔で切り替わります。
駅停車中も、漢字で駅名を点滅していましたが、漢字と駅ナンバリング付きの英語の交互表示になりました。点滅をやめ、漢字と英語が3秒間隔で切り替わります。E231系の2段LED車と同様の交互表示です。
ネット上で見る限り、ナンバリングが設定されていない区間でも交互表示になったようです。
この更新に合わせ、「保土ヶ谷」の漢字表記がE231系と同様になり、3文字目が記号の「ヶ」からカタカナの「ケ」に変更されました。
※余談ですが、シャッター速度が速く欠けが生じたため、この画像のみ1本の動画の2シーンを合成しています。
自動放送では、次駅案内、および到着案内の際に、英語放送の駅名の後に「JO-**」と放送されます。行先駅名のナンバリング案内はありません。
「この電車は、横須賀線、逗子行きです。 (中略) 次は、保土ヶ谷です。 This is the Yokosuka Line train for Zushi. (中略) The next station is Hodogaya, JO-12.」
「まもなく、保土ヶ谷、保土ヶ谷、お出口は、右側です。 The next station is Hodogaya, JO-12. The doors on the right side will open.」
ネット上で検索する限り、Y-35を含め現在までに更新が目撃されている編成
Y-3、13、35、42、45、48、111、139
少なくとも以上の編成は更新されているようです。
対応済みの編成と未対応の編成が併合した場合の自動放送の挙動は不明です。
ネット上の目撃情報から推察すると、後編成が対応済みであれば、未対応の前編成でもナンバリング対応の自動放送が流れるが、後編成が未対応の場合は、対応済みの前編成でもナンバリング対応の自動放送は流れない。
ではないかと思われます。実際はどうなのでしょうか…