2008.12.30
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209系5次車のうちの1本として製造され、現在もなお何気なく走っているウラ48編成ですが、目立たないながらもいくつか特徴を見つけることができましたので、簡単にレポートいたします。
★「乗務員室」表示
旧901系(現209系900,910,920番台)では乗務員室を示す表示は、従来の205系等と同様、乗務員扉ガラスに「乗務員室」と示していました。
しかし量産車となる209系以降、ピクトグラムが使用されるようになり、乗務員を模したイラストシールを、側面乗務員扉窓下および車内仕切扉窓部に貼るようになりました。
ところが、いつからこうなっているのか全く分かりませんが、ウラ48編成の大船方クハ208-49の、運転席側については、従来からのピクトグラムと合わせて、窓ガラスに「乗務員室」表示があります。
なぜこうなったのかは浦和電車区か東京総合車両センターの中の人でないと分かりませんが、おそらく試作車用に保管してあった予備の文字シールが余って、シャレのつもりで貼付したのではないかと推測しています(笑)
分かりにくいかもしれませんが、クハ208-49のトリミング画像です。乗務員室扉に注目!
反射して見えないですが、助士側はピクトグラムのみです。
大宮方クハ209-49のトリミング画像です。こちらは両方とも通常通りピクトグラムのみです。
分かりにくいですが、参考までに試作車(クハ209-921)の乗務員室扉の表示です。
写真では見えないですが、車内の仕切扉にも表示があります。
南武線のナハ1編成は、かなり前から両先頭車の両側とも「乗務員室」表示をしています。
仕切扉およびナハ32編成にはありません。
★車内案内表示器
ウラ48編成にはもうひとつの特徴がありまして、それは車内案内表示器(LED)に見出すことができます。
浦和電車区の209系0,500番台では、英語表示の際に駅名のハイフン以下最初の文字を基本的に大文字としています。
例えば、
Next Shin-Koyasu
のような感じです。
ところが、ウラ48編成については、
Next Shin-koyasu
のように、ハイフン以下最初の文字も小文字になっています。
気になって全編成で調査したところ(笑)、ハイフン以下最初の文字も小文字となっているのはウラ48編成のみで、他の0番台76本と500番台5本については、全てハイフン以下最初の文字は大文字でした。
※2007.11.07追記
その後も変更等ないか調査を続けたところ、ウラ29編成もハイフン以下最初の文字が小文字になっていることを確認いたしました。
※2008.12.30追記
2008年12月25日にウラ29編成に乗車したところ、ハイフン以下最初の文字が大文字になっていました(^^;)なお、ウラ48編成は最近乗車していないので確認できていません。
ウラ48編成での表示例。
ウラ82編成(500番台)での表示例。
※なお、ウラ82、83編成は漢字表示が他の編成と一部異なるところがありますが、それは後日…