SEO SdKfz.185 ベルゲティガー=タイガー支援戦車(戦車回収車)
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

SdKfz.185 ベルゲティガー

タイガー支援戦車(戦車回収車)

 使用したキット等 

  • 田宮模型 ,重戦車タイガーⅠ型 中期生産型
  • イタレリ ,タイガー支援戦車(戦車回収車)
  • モデルカステン ,ティガーⅠ型初期型履帯(連結可動式)
  • モデルカステン ,ティガーⅠ型初期型予備履帯
  • PPH“ABER”,ティガーⅠ型 H1(初期型)
  • PPH“ABER”,ティガーⅠE戦車 サイドフェンダー
  • フラグシップ ,極細 AFVワイヤー 0.60ミリ(50cm)
  • フラグシップ ,極細 AFVワイヤー 1.00ミリ(50cm)
今回はホント地道に時間を掛けて作りました。部品を買い集める期間を含めると、恐らく01年頃からのスタートです。何と言っても、イタレリのタイガー支援戦車(戦車回収車)は、普通の量販店にはまず無い?稀少な?キットでしたから。アベールのエッチングパーツ(非常に細かい)も大量に使ってます。へっこみが再現出来て最高です。
御覧の様に、使えるキットは全て使った感じです。ボディは田宮の重戦車タイガーⅠ型 中期生産型をベースとし、実質イタレリのキットで使った部品は、ブーム等クレーン周りの部分のみ。なぜ、イタレリのボディを使わなかったかというと、印刷済みのツィンメリットコーティングが綺麗過ぎて嫌だったから。田宮のポリエステルパテで地道にツィンメリットコーティングを施したかったのじゃよ…マスキングをして、被弾等による剥れも再現。

早くも、完成。上の4枚の状態になるまで(エッチングパーツ取り付け)に数箇月かかってます。塗装は数日。私は、履帯を個別に塗装する手法を採っています。塗装では、可動履帯が最も手間がかかります。
実は今回、(米軍を見習い)新たな実験を行いました。それは、ウェザリングの墨入れ他に「油絵の具」を生まれて初めて使いました。絵の具なんて水性やポスターカラーで十分と思っていたが、とんでもありませんでした。発色というか、色合いというか(色彩の知識がありません…将来、色彩検定の学習をしたい)つやの無い落ち着いた色が出てくれます。ちなみに、溶剤には田宮のエナメル薄め液を利用。エンジンはイタレリのモノ。
クレーンのワイヤーロープはフラグシップ製、極細AFVワイヤー(0.60ミリ)に交換。後部のエンジンルームも見えるようハッチを可動式にした。左側の前部サイドフェンダーを見て下さい。「ぶつかり」を表現し、折り曲げました。ちなみに、迷彩はダークグリーンのみの2色迷彩…しかも、実はグンゼ製のNATOグリーン。
アンテナは、いつも通り自作。装軌車でモデルカステンの可動履帯を使ったのは、初めて。やはり、リアル。履帯を変えるだけで、リアルさ倍増。ツィンメリットコーティングの剥れは、数少ないベルゲティガーの実物写真を参考に致しました。
ABERの細かいパーツは、近くで凝視しないと分かりません。ツィンメリットコーティング…美しい。苦労したなぁ〜。ポリエステルパテの臭気との格闘。
今回は何年振りか、しっかりフィギュアも作りました。やはり、人間の色彩は難しい。今度は「ベルゲ・パンツァー」だ?!プラモを通して、常に「戦争と平和」について考えようゼ!!




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