このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

番外編
 
<ブラインドパッケージの開け方>
 最近はその充実ぶりに目を見張るものがあるNスケールミニカー。バンダイのワーキングビークルや
トミーテックのコレクションシリーズが出たての頃はモジュール(将来完成予定)の脇役用にとポチポチ
買っておりましたが、段々エスカレートしてきて全車種集めないと気が済まなくなってきました。
 そういった模型の箱は中が見えないブラインドパッケージになっており、開け口が接着剤でびっちり
くっついております。皆さんはその箱をどう開けていますか。今回トレーラーコレクションの購入を機に
箱の開け方に少しこだわってみました

 
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これまでは一番外側の折り返しと二番目の間にカッターナイフを入れ
て、なるべく紙を剥がさないようにゆっくり慎重に刃を入れていき、接
着剤と紙を離します。しかし苦労するわりには見た目が汚いです。
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もっと綺麗に開ける方法はないものか。中には潔く、折り返しの一辺
をザクッと切る方もいらっしゃいますが私には何かしっくりこない。
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そこで、見るからに熱によって溶けたり固まったりしそうな接着剤であ
るので実験してみた。アイロンにあてて接着剤をゆるくし蓋を開けよう
という試みだ。我が家のアイロン700Wの最高温に8秒間あてた。
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すると簡単に開けることができた。ただし接着剤が糸を引くので、その
糸を誤って箱に付けて汚さないように。本末転倒になります。
(あてる時間を4、5秒にするとよかったかもしれません)
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これまでの開け方だと1BOX分開けるのに、結構労力を使いましたが
これなら楽でスピーディーです。さっさと10箱開けてしまいました。
しかし人間の欲というのは次から次へと出てくるもので、この目障りな
接着剤も何とか取れないかと・・・。
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10箱開けて分かってきた事は、接着剤は熱源から遠い方の紙に残る
ということです。この法則を利用し、不要な紙に移し取ってみよう。
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接着剤の上に不要なボール紙を乗せ、その上からアイロンを当てて
一旦接着させる。
 
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この接着した箱の折り返しとボール紙の上下を逆にする。
 
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箱の折り返しの内側が上になった状態でアイロンをあてる。
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8秒後、箱の折り返しと不要ボール紙を離す。予想通り接着剤は不
要ボール紙の方に残り、箱の折り返しからは接着剤は概ね取れた!
少し残った接着剤は柔らかいうちに不要ボール紙の端を使ってこそ
げてやった。
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若干接着剤の汚れが残るもののほぼ満足できる結果が得られた。
なお、この実験はアイロン所有者のカミさんには内緒!アイロンに接
着剤が付いたら、濡らしたティッシュで入念に拭き取ろう。さもないと
カミさんがアイロンかけた時にシャツとかにべちょっと・・・「何よこれ
わ—————!!!!」っとどえらい事になります。
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不要ボール紙に移し取った接着剤。残骸です。
いろいろ試行錯誤を繰り返しながら、今は低温で4秒。上記のように
接着剤がドロっと溶けて糸を引くまでは熱さず、接着剤が残ってもい
いからサクっと剥がれる程度まで熱してやるようにしています。
今んところこのやり方に落ちついております。
 
 
 

※注意  上記作業を行う事により被る火傷、中身の溶解、アイロンの故障、火事、奥様からの叱責等、当方では一切の責任を負いません。

  

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