このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

働く車6
 
<ハイパーコンストラクション第1弾ラフテレーンクレーン改造>
 マルカのザ・建機、トラッククレーンをいじってみた。製品は上部旋回体が回ったりブームが上下できるような仕組みになっておりますが、走行時状態を表現したくその辺の可動部は割切って固定させました。
 色は一般色(オレンジ色)ではつまらないので所有する土建屋さん松金組(架空)のオリジナルカラーということにしてます。タダノ社のクレーンにも関わらず色合い、塗り分けはコベルコ社の影響を受けております。
 他に改造点としてはワイヤを表現する事と補巻フック、角材鉄板を収めるバケットの追加です。
 
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オークションにて一般色より安い自衛隊色ゲット。ブームが水平になるま
で下がらない(トホホ)。
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まずは分解。 狐憑きさんが仰る ようにキャブのガラスは外れそうにありま
せん。塗装時は窓一個一個にマスキングです。自衛隊色の茶緑は樹脂
そのものの色のようなので塗装剥がしは不要です。
<−−(クリックで写真拡大)
ブームが水平になるのを邪魔してる部分を削ります(赤矢印)。ディテイ
ルアップするワイヤ周りの巻上装置部分も削る(緑矢印)。
 
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ブーム側も水平を邪魔する突起をある程度削る。そしてブーム先端に固
定されている主巻フックを切り取る。
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ブーム先端上部、ワイーヤーを通すため穴を開ける(緑矢印)。ブーム
先端下部にはプラ板から作った補助用巻上装置を追加(桃矢印)。
 
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プラ板で主巻フックを作り直し、補巻フックを新製。補巻フックのひもは
木綿糸を仮に付けたもの。ワイヤーの素材を何にするかは別途検討。
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後部巻上装置もプラ板から新製(桃矢印)。
 
 
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運転台が高くて前方が見え難そうだったので削って低くした(黄矢印)。
 
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さてラフテレーンクレーンでは敷板や木の角材を収めるバケットが前方
に付いているのをよく見かけます(赤矢印)。
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そいつを表現すべく、0.5mmのプラバンから枠を作り、切り出した金網パ
ーツを入れ込みます。金網は本当は斜め格子のエッチング素材が良か
たのですが無かったので直角格子の60メッシュメッキ金網を使用。
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次に塗装すべくマスキング。色は基本的に上部を水色、下部を灰色とす
る。自衛隊色の隠蔽も兼ねて全体をまず灰色に塗ります。が、微妙に色
の濃さが気に食わず下部を薄め液にドボン。
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5分くらい漬けておけば、と思ったらみるみるうちに液が茶色くなって・・
慌てて上げてみるとプラが侵され白っちゃけてしまった(汗)。
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変色した所にはなかなか塗料が乗らず苦労しましたが車体を水色と灰色
のツートンカラーに塗り分けました。そして上部にはMDプリンターで作っ
たデカールを貼る。
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下部は細部の塗装。要所に墨入れを行いブレーキランプ等をガンダムマ
ーカーで色刺し。
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銀色に塗ったバケットに敷板や角材を乗せ車両の前方に固定。走行状態
に徹しますので上部と下部、ブームは接着し固定します。 
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次はワイヤー張り。いろいろ試した結果直径0.28mmの針金を使用。ワイ
ヤーが出てくる所を先に接着。実車を参考にしながらワイヤーをブームに
引き回し、主巻フックのワイヤーはフック置き位置下の隠し穴に逃がす。
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本来2本のワイヤーが主巻フックを折り返す格好だが、便宜上4本のワ
イヤーを隠し穴から車両下部に抜けさせ、引っ張りながら要所を接着。
補巻フック用ワイヤーと補巻フックを接着し置き位置に接着。
(クリックで写真拡大)−−>
最後にタイヤを含む下回りを固定し完成。

  

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