このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

こっそり堂(白タイプ)

 
1<実物道路側>  2<実物裏側入口>
    
 
3<屋根取り付け前> 4<組み立て後、入口側>
 
5<組み立て後、道路側>6<入口を正面から>
 
7<垂れ幕を付け命を吹き込む>8<完成>

 

 作ってから既に2年ほど経過しますが記事にあげておきます。

 模型熱もすっかり冷めてしまった珍兵衛であったが、これは作らねばなるまいと思ったのが「こっそり堂」。田舎の道路沿いによくあるDVDを中心としたアダルトグッズ自販機小屋だ。鹿児島から青森まで全国に点在している。
 建物の構造は単純、規模も小さく、久々模型に着手する老眼になりだしたおじさんには丁度いいお手軽な題材といえよう。
 さて、こっそり堂には大きく分けて2つのタイプがある。ネットでこっそり堂の写真を沢山見てみると分かると思うが、建物本体がクリーム色のものと黒いのに二分される。ここでは白タイプ、黒タイプと勝手に呼ばせて貰う。おどろおどろしさではなんと言っても黒タイプに軍配が上がるのだが、まずは白タイプから作ってみる。
 写真1、2は、上北郡おいらせ町向山のもの。通常店舗の入口は道路側に向いているものだが、こいつは事情が事情だけに反対側についている。基本、これをプロトタイプとするが、入口の所は写真よりももっとシンプルな構造である他所のヤツをプロトタイプとした。
 工作的には特筆するようなこともなく、設計図を書き、1mm厚のプラ板を切り出して組み立てたといったところです。屋根と壁はそれぞれピッチを変えてスジ彫りを施してます。そういう加工がされているプラ板をたやすく手に入れられる人はそちらを使いましょう。屋根は少し厚すぎたと反省してます。壁の周り上方についている白い横棒みたいなのは蛍光灯カバーだ。これが本当に点灯したら、いかにもらしい闇夜に浮かぶ「こっそり堂」になるのだが難しいので諦める。
  

 こっそり堂の特徴である垂れ幕。これを忠実に再現するのに力を注ぎました。写真をもとにグラフィックソフトを駆使し(といってもペイントでドット加工の力仕事)データを作り、インクジェット用ラベルに印刷し、切り出して貼り付けます。写真7、8参照。
 印刷するシールと言いますか、はがきサイズの白いラベルですがプリンタ(のインク)との相性があるのでしょうか、物によっては黒地白抜きの文字がつぶれてしまうものもありました。何種類か試した結果、採用となったのは日立マクセルの型番N22「お名前ラベル」です。他にエーワンの品番29393「はがきサイズのプリンタラベル」(廃番商品)も良好でした。ちなみに当方プリンタはCanon MP500です。 
<2012/8/31>

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