このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

トノ38


 マツケンサンバIIのヒットを受けてJRは2005年1月1日、マツケン初詣列車を運行。その時のステージ
用特別車両。トラ70000をベースにステージ用に改造され、形式も新たに将軍とサンバということでトノ38
を授かる。当初腰元ダンサーズを全員乗せてみたものの、すし詰め状態で全く踊れず、2人が車両から落
ちるアクシデントまで発生。普段通りのステージは断念し、マツケンを含む3人での踊りに落ちついた。非常
にコンパクトな編成で、正直迫力という点においてはお寒い感じではあったが「生のマツケンを見られるだ
けでも満足」と、ツアー参加者の評判はまずまずであった。

 

 

 2005年のマツケン初詣列車の成功で味をしめたJRは、2006年も同様のツアーを行った。今年は
人気のレイザーラモンを抜擢した。ショーを行うのに昨年ステージ用特別車両として仕立てられたトノ
38が今年も使用された。演出担当が「そのまま使うのはおもしろくない」とHGの衣装に合わせ、トノ
の漆黒のボディーにも鋲をあしらった。「遠くから見ても分かるように」として作った鋲であったが、あま
りにでかすぎHG住谷の苦笑をかっていた。そんなトノ38であるが、今後もステージ車両として活躍が
期待されそうだ。

 

 

 2007年5月3日から4日までの日程で行われたフヅテレビによる「のだめカンタービ列車」ツアーに
トノ38が使用された。当ツアーは、フヅテレビが昨年放映しクラシック音楽ブームを巻き起こしたことで
も話題となったドラマ版「のだめカンタービレ」、そのファン向けのツアーで、フヅテレビが企画し柬武鉄
道、JR柬日本、JR北シ毎道の協力を得て実現した。
 運行区間は、千葉県の野田市駅を出発し春日部、栗橋と経由し、後は北斗星と同ルートで長駆
北海道の恵み野駅までひた走るというものだった。途中、メインイベントとしてドラマ出演者による
スペシャル・コンサートが行われたが、これにトノ38が使われた。

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