このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
プリムス機関車
<場所>五戸町浅水関口 陸奥工業桝館作業所跡 |
<撮影日>2003年10月26日 |
仕事でここを通った際、トロッコ列車が見えて気になりましたので、休日に改めてやってきました。機関車前部にはPLYMOUTHの刻印があります。撮影当時は陸奥工業という会社が使用していたトロッコ列車のようだ、ということ以外その素性はわかりませんでした。 後にネットで情報を漁ると八戸石灰鉱山(通称 八戸キャニオン )から住友セメント(現、八戸セメント)の工場まで石灰石を運ぶ軌道があり、そこで活躍していた機関車のひとつだそうです。そのトロッコ線は地下ベルトコンベアに取って変わられ昭和48年に廃止になったとのこと。この機関車については書籍「トワイライト・ゾーンマニュアル3」で触れらているようで是非読んでみたいものです。 廃止後30年以上経ちますが、この機関車以外にも近隣の小学校3校に1編成ずつトロッコ列車が保存されています。その中で鉱山近くの松館小学校では、校庭の片隅にあるトロッコ列車を題材に音楽劇を創作し 公開 しています。鉄道ファンとしては、ちょっとジーンときちゃいました。 <追記> 久しぶりに仕事でここを通ったら機関車達はいなかった。2008年2月26日 |
道路を走っているとこんな感じで視界に | 岩石採取標識ですがどこの採石場の? | なぜか百葉箱 | 石灰石を積んでいた貨車が3両 |
側面にもPLYMOUTHと入ってますなぁ | PLYMOUTHってメーカー名でなくブランド? | アメリカンなボンネットトラックのよう | 秋の景色の中、今でも走ってそう |
<参考写真> |
以下の写真は八戸石灰鉱山の展望台に展示してある写真です。当時の石灰石運搬軌道の様子が伺われます。右の写真はNo.3で松館小学校の先代、加藤製(現在あるのは2代目のプリムス製)機関車でしょうか。しかし機関車の背丈から比較してみて、立っているおじさん異様に小さく見えるのは気のせいでしょうか。 |
昭和35年頃の松館川、新田川合流地点 | 昭和48年頃の住友セメント工場内 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |