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10月9日 秋の三浦半島巡りの旅(ソレイユの丘・夕焼けの剱埼)




10月9日・・。今日の旅は近場でまったりと過ごそうと思う。
秋の時期にまた使おうと思っていた、三浦半島1DAY切符を今回もまた利用する。
前回でもこの切符を解説したと思うが、この切符は三浦半島の京急線・京急バスが乗り降り自由になるというフリー切符である。
横浜からだと切符の料金は1480円だ。まずは横浜にでてそこから京急線に乗り換えて三崎口駅に向かう。

この京急線を利用する時に乗る車両は、2100系のクロスシートの車両だ。
横浜に到着して、京急線ホームに来た時に列車を2本ほど見送って、この2100系を待っていたのである。
この車両は乗り心地も良く、快適である。モニターまであるのでちょっとした暇つぶしにもなるし(すぐ飽きるけど)
三崎口までの約30分。。クロスシートに揺られながらのんびりと車窓を見ながら過ごす。

この京急線列車。。ドレミファ〜というモーター音も印象的である。


三崎口駅到着したのは午後1時半だ。

まずはソレイユの丘という入園料無料の大規模の海浜公園に行って見ようかと思う。
このソレイユの丘の中には温泉施設もあるのだ。


ソレイユの丘バス停にて。三崎口行きにそのままなる。

今日は休日だけあって、ソレイユの丘の駐車場もほぼ満杯状態だった。
私が降りたソレイユの丘バス停には、三崎口駅に向かう長蛇の列が出来ていた。
このソレイユの丘・・。割と有名なんだろうか?。とにかく結構人がいる。


ソレイユの丘案内地図。

この公園は結構広く、色々見て回る所もありそうだ。牛や馬を放牧している牧場みたいのもあるらしい。
ここはファミリーで来る所である。私みたいに一人で来るにはちょっと向いてないが・・。
そうはいってもこの施設もちょっと見てみたいので。。私みたいに単独できている人も全くいないわけでもないし。


まずはこの様に広大な畑が出迎えてくれた。
ちなみにこの畑は、フランスの田舎をイメージして作られたらしい。
この辺一帯は村のエリアと名づけられて、農業体験も出来るコーナーもある。
春や夏にはひまわりの花も畑一面に咲き乱れるらしい。
今はじきも時期なので、開花はしてないのが残念だが。


海と夕日の湯。入浴料は大人600円・子供300円。

このソレイユの丘の入浴施設がここだ。晴れた冬の時期には遠くに頂上が白く染まった富士山を遠くに望むことが出来る、
しかし今日の予定は夕焼けの剱埼も見る予定なので、ここで温泉に入ったら間に合わなくなるかもしれない。
・・と言う事で今回はこの温泉入浴は見送る事にした。
しかも今日は休日で国道134号も結構混んでいて、バスも遅れているみたいだし。

このソレイユの丘の見所はまきばのエリアの動物達であると思う。
海と夕日の湯から先に行った所がまきばのエリアとなっている。


まきばのエリアの手前辺りにこの様な水上ステージやデイキャンプ場がある。 
広々とした池や芝生が魅力だ。 


清里での旅と同様、また馬と出会えた。

動物ふれあい広場という所で馬とか羊とかの動物と出会える。
ここら辺は牧場となっていて、動物達が放牧されている。


馬を真正面からパチリと・・。う〜ん、、やはりカワイイですねぇ。
ただ、馬の真後ろに行くと蹴られるので危ないからやめてくれとの事。当たり前だがw。 


ちょっと・・そこの子。危ないよ〜。(笑)


そしてこちらは羊達。。ここでも出会えるとは。。(笑)
清里の時と同様、触って見たがふさふさしていて気持ちいい。


まきばのエリアから海も眺める事が出来る。

ここから見る海もこの様に綺麗に見える。
手前にキャベツ畑(かな?)。その後ろには海が広がっている。



今の時刻は2時15分くらい。。そろそろ引き返して剱埼に向かおうかと思う。 
今の時期は日の入りも早いし。三崎口駅までの混雑の時間も計算に入れなくてはならない。
そういう訳で、ソレイユの丘バス停に戻るが時間になってもバスが来ない。
やはり渋滞しているらしいな。そうしているうちに私の後ろには長蛇の列が出来ていた。
バスは30〜40分遅れほどで到着。しかも三崎口までの道も渋滞しているし。
剱埼は三浦海岸駅から、バスを乗り継いでいけるのだが夕焼けの時間に間に合うか!。


三浦海岸駅は三崎口駅から戻って一つ目だ。

三崎口駅に到着して、三浦海岸駅に着いた時は午後4時になっていた。


夏の時期行った時は、駅前に浮き輪とかの屋台があったが今はもう撤去されている。

夏の時期とは違いちょっとひっそりとした三浦海岸駅だった。
早速剱埼行きのバス乗り場に行く。数分まつと剱埼行きバスが来た。
夜間の時間も剱埼⇔三浦海岸のバスが出ているから帰りも心配ないな。
ひょっとしたら、夕方以降の時間は剱埼⇔三浦海岸のバスはもう無いかと思っていたが杞憂だった。


剱埼バス停に到着した時、夕日で空がオレンジ色に染まり始めたくらいの時間だった。
なんとか夕日の時間に間に合ったようだ。剱埼バス停から10数分ほど歩けば剱埼灯台に到着する。


この辺は北海道のように広々した畑・田圃がのどかで良い所なのだ。
夕焼けに染まった畑を見ながら、剱埼灯台まで歩いていく。


剱埼灯台の近くまで来ると、この辺りに咲き乱れているススキと共に相模湾が見えてきた。
そして・・・・・・・・・・・・・


夕焼けでオレンジ色に染まった相模湾。そしてその周りのススキ。剱埼の小山が見える。
神奈川でこんな綺麗な夕焼けを見ることが出来る所があったなんてなぁ。
信州とかの風景も絶景なのだが、近場も捨てた物じゃないな・・。
この風景にしばらく見とれて茫然と立ち尽くしていた。


ちょっと足を進めると真下は剱埼のごつごつした岩場の磯辺が見渡せる。
ここからも眺めもいいのだが、ちょっと恐い。足を踏み外して落下したら命は無い。


しつこいようだが、夕日とススキのコントラクトが何ともいえない。
夕日がススキを、ススキが夕日を引き立てる感じだ。


さて、ちょっと下に降りて見て岩場付近を歩いて見る。
ここから海に夕日が沈む瞬間も見ることが出来る。
夕日が沈む様をここで静かに眺める事にする。


岩場に腰をかけて、夕日が海に落ちていくその様を潮風に吹かれながら眺める。
朝は東から日が昇り、夕方に日が西に落ちる。それは1年365日毎日繰り返される当たり前の事だ。
日頃の生活の中では、その様をゆっくり眺める事はなかなか出来ない。
こうして静かに夕日が落ちるのを見ると、日が沈む当たり前の事が何故か感動的に見える。


この剱埼岩場周辺には、釣りをしようとしている人が数人。景色を眺めている人が2〜3人いるだけだ。
中でも夕日を眺めながら詩らしき物を書いている女性がいた。
これだけの景色の元、数人の人がいるだけでは勿体無いような気がしないでもない。


夕日も遥か彼方の地平線に消えていって、空も濃いオレンジとグレーが混ざってきた。
もうそろそろ辺りも暗くなりそうである。
これからこの剱埼も夜を迎えようとしているのである。夜釣りらしき人たちも数人いるようだ。


肌寒くなってきて、空もうす暗くなってきた。
一番星も見えて来たと思うと、次々に星も姿をあらわしてきていた。


剱埼灯台もこの様に光り始めていた。
以前にも書いたと思うが、この灯台は対岸の房総半島にある洲埼灯台と対で東京湾の入り口を表しているらしい。


剱埼灯台を後にして、来た道を戻ってバス停まで行く事に。
もう殆ど回りは見えなくなってきていた。街灯が無いので夜は歩くのは要注意かもしれない。
剱埼灯台からバス停まで数分だが、特に問題は無かったが。。

剱埼バス停で数分待つと、帰りの三浦海岸駅行きのバスが来る。
バスの中でちょっとうつらうつらしてしまった。気付けばもう三浦海岸駅に着いていた。

帰りもまた2100系列車の転換クロスシートに揺られてのんびりと横浜まで行く事に。
今日の一番の夕焼けの剱埼を見れて、手軽な旅ではあったけど満足だった。
目的を果たすと安心して、うつらうつらしてしまっていた。
最近は歳のせいか、帰りの列車内で転寝する事も度々あるようになってきた。
横浜手前で目が覚めて、混雑の激しい横浜線に乗って帰路に着いた。



さて、今回は久々にミニレポとしてアップして三浦半島の旅でした。
また更新の方をサボってしまっていて、ミニレポでも遅くなっちゃいました。
更新は取り掛かるまでが戦いですね(笑)。やはりまだ自分に甘いって事でしょうか^^;
11月に入り、ぐっと寒くなってきていますね。気温差の激しい今日この頃です。
朝晩は冷えますので、暖かくして風邪引かないようにしてくださいね。
かくいう私も気をつけないとならないので。。
11月に入り、紅葉の時期のタイムリミットも迫っているので近いうちに紅葉メインの旅に出たいと思います。
次の更新はまたミニレポで、江ノ電・鎌倉への旅をアップします。
こちらは交通費1000円もかからなかったホントに身近・手軽な旅でした。
それでは、また次の旅記でお会いしましょう(笑)


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