このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


冬の終わりの蓼科高原の旅(後編)




・・前編からの続きである。


再びロープウェイ乗り場に戻ってきて、下りロープウェイに乗る。
下りロープウェイも、結構利用者がいるようだ。下りは殆どが冬山登山客である。
今年始めに行った、八海山ロープウェイや湯沢ロープウェイの下りはがらがらだったのだが。。


下りの左手(上りなら右手)に中央アルプス・南アルプスも見渡すことができる。
ここから見る、八ヶ岳も見事なものだ。去年の夏も絶景だった。


そして、あれが北横岳山頂だ。


その他のアルプスの山々の展望も見事なもの。
今度この信州北横岳に来る時は、紅葉の秋がいいな。


ピラタス蓼科ロープウェイ乗り場に再び戻ってきた。
ここから見る、ピラタス蓼科ロープウェイはあんな感じだ。
100人のりのこのロープウェイ、、雄大な景色の場所に運ぶ夢のロープウェイって感じである。

さて、まだ戻るには早いのでちょっと蓼科スキー場付近を散策してみることにする。




ピラタス蓼科ロープウェイ乗り場から、数分歩けばスキー場がある。
この辺は、スキー場としてはまだこの時期も健在だ。
けど、そろそろここら辺も雪が溶けて、スキーも滑り納め時なのかも知れない。


ここら辺のコースは比較的なだらかそうだな。
昼過ぎ時なのか、滑っている人より休憩所付近(レストランなどの)で休憩をとってまったりしている人が多い。
とりあえずは、4月中旬くらいまではオープンしているようだ。

私も朝早かったので、少々眠くなり休憩所で少し休む事にした。
少々転寝をしてしまって、ふと目が覚めたのは午後2時半くらいだった。
そろそろこのピラタス蓼科スキー場を後にしようと思う。




バス停はこのピラタス蓼科ロープウェイの建物の前にある。
今度はゆっくりと泊まりでも来てみたいものだ。

・・この後は、ゆっくり蓼科の温泉に入って蓼科湖に少し寄ってみようかと思う。
蓼科の温泉は幾つかあるのだが、安くてお勧めは蓼科温泉共同浴場である。
プール平と言うバス停から、歩いて数分の所にある。
そこから歩いて蓼科湖までも行けるのだ。


蓼科温泉共同浴場

この温泉施設は、料金400円で入れる。9時〜20時半までやっているそうだ。
昔ながらの共同浴場って感じで、中には程よい大きさの浴槽が一つ。
ただ、シャンプーなどが置いてないのはちょっと残念だが。。
暖かい湯にゆっくりと浸かり、体の芯から暖まる。

温泉から上がった後は、歩いて蓼科湖まで行く事にする。


蓼科湖に到着。辺りは人が殆どいない。。。
この周辺に蓼科レジャーランドという施設があるのだが、今の時期は閉鎖してるらしい。
この蓼科湖周辺の標高は1250Mらしい。積雪もこの辺だと殆ど無い。
とても暖かくて過ごし易い。ちょっと花粉が舞っているみたいで、目とかが痒いのだが。。


あの出っ張っている山がおそらく蓼科山だろう。
ここからでも、その雄大さが伺える感じだ。
ただ、ここから見ても積雪は少ないのはわかる。


・・そしてあれが、、何ていう名称の山だろうか。。
とにかく、、ここから見る山々の風景も見事だ。


この蓼科湖周辺の唐松林を散策してみる。
ご覧の通り、この辺は積雪が殆ど見当たらないのだ。
けど、こういった静かな唐松林などを散策するのは気持ちが落ち着くな。


時刻も午後5時に近くなってきた。夕日が沈みかけて湖が眩しく光っている。
帰りのバスが来るまでの間、ぼ〜っと夕焼けの蓼科湖を眺める。
こういう一時も幸せだなぁ。。本当に自然が好きなんだな。。俺は。。


帰りの茅野駅行きのバスが来て、それに乗り込む。
2度目の蓼科高原の旅だった。積雪が少なかったが、やはり良い所だ。
今度は真っ赤な紅葉が燃盛る、秋の深まった時期に来るつもりだ。

夕焼けの蓼科高原の風景を見ながら、バスに揺られて茅野駅まで戻る。
今日も充実した一日だった。積雪がもうちょっとあれば言う事なかったんだが。



☆帰りルート☆
中央線普通甲府行き
茅野18時9分発〜甲府19時11分着
中央線普通高尾行き
甲府20時7分発〜高尾21時38分着

休日だったので、多少混雑はしていたものの、無事高尾まで座ってこれた。
お腹がすいたので、甲府駅で立ち食いソバを食べた後普通高尾行きに乗り帰路についた。
自宅に着いたのが、23時前くらいになっていた。




さて、見納めの雪景色の旅記でした。もう今年末〜来年までは雪景色はお預けです。
とは言うものの、地球温暖化で次の冬はどんなになるんだろう。。と真剣に考えてしまいます。
4月に入った今日、静岡で最高気温31℃を記録してしまったそうですが。。
4月で31度ってちょっと考えられないですよね。どうにか温暖化をこれ以上進めないで欲しいです。

さて、次の旅記は3月31日で廃止になってしまった、茨城の鹿島鉄道の旅をお送りします。
鹿島鉄道は石岡〜鉾田間を走る私鉄ローカル線です。83年間という歴史を持った路線です。

今はもう桜もそろそろ満開でしょう。次の休みあたり満開の桜を見に出かけたいです。では!


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