このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


久大本線・日田彦山線ローカル線の旅



昨日は阿蘇・大分別府を観光して、今日はローカル線の久大本線・日田彦山線を経て小倉まで行きそこから新幹線で新横浜まで行き帰路に着くというルート・予定です。昨日お会いしたさすらいさんのたびの〜と管理駅である「杉河内駅」に降り立ち、たびの〜とに一筆する予定です。主に久大本線・日田彦山線のローカル線の車窓の旅でした。


4月7日 本日は九州の旅の最終日である。今日中に神奈川まで帰らねばならない日でもある。
久大本線の大分発の始発列車に乗るべく、今日は5時位に起床して身支度を整える。久大本線の始発は6時12分と早いのだ。
身支度を済ませ、ホテルを後にして大分駅へと向かうのだが道に迷ってしまった。
通行人に大分駅の場所を聞き、大分駅久大本線ホームへと到着する。まぁ我ながら方向音痴を痛感する(^-^;

久大本線普通列車日田行き
大分6時12分発〜杉河内着8時22分着


久大本線のローカル線普通列車。

さて、いつものように窓側の座席に座り景色を眺めながらのんびりする事に。
それにしても、今回の旅で新幹線と特急しか殆ど使ってないので普通列車の雰囲気・匂いに違和感を感じてしまった。
数分後、列車は発車。九州中部を東西に横断する大分〜久留米141.5kmの非電化路線である。


大分発車後約10分後位の車窓

それにしても、今日も天候の思わしくない事。ローカル線車窓巡りの旅にとって天候の良さは欠かせないのだが・・。
大分市街地をしばらくすると田園風景が見えてくる。山の奥へと向かっていくようだ。


由布院駅に到着。時刻は7時30分

しばらく田園風景が続いて行き、1時間程すぎると湯布院に到着。大分県でも有名な観光地「湯布院」である。
時間があれば、この湯布院も観光していきたいのだが今日はそんな時間も無いので断念する。次の機会にでもしよう。


杉河内駅付近の車窓風景。

湯布院を過ぎてもう一時間程で杉河内駅へと到着する。


杉河内駅に到着。ここで下車する。


杉河内駅のたびの〜と「久大浪漫紀行」。

杉河内駅の待ち合わせ室にて、たびの〜とを見つけて早速一筆するべくペンを取る。
ノートを開くと、各地から訪れた旅人達の書き込みがあった。杉河内駅周辺の見所の感想の書き込みもありました。
さて、私は今回の旅の感想を中心に書き込みをした。

さて、次の日田方面への列車の時刻は10時11分。いまから1時間半ちかくある。ちょっとこの辺を散歩してみることにした。


慈恩の滝

杉河内駅から、100メートル程歩いた所に慈恩の滝という滝がある。
どうやら、万年山に源を発した山浦川が玖珠川に交わる所であるらしい。二段の滝となっている
2段の滝となっているのだが、撮る角度を間違ってしまって2段の滝に見えない。失敗した^-^;

駅前の旅館に有料で入れる温泉があったのだが、あいにく今日は故障中でやってないと言う。
とりあえず、この周辺をまた散歩して時間を潰す事に。
そうこうしているうちに、そろそろ次の日田方面行きの列車の時刻が近づいて来たので駅に戻ることにする。

列車が到着して乗り込み、20分もすればもう日田駅である。

日田駅。日田彦山線の乗り換え分岐点の駅である

さて、日田彦山線の乗り継ぎ待ち時間は1時間半程。
とりあえず、駅周辺を歩いてしばらく喫茶店にて時間を潰していたのだ。


特急「ゆふいんの森」

乗り継ぎ時間も近くなり、駅に戻ってみると「特急ゆふいんの森」号が駅に到着していた。
「ゆふいんの森」は博多から湯布院,別府を結ぶ全車指定の観光特急である。
女性に人気の観光地を走る列車だけあって、女性客が多いのが特徴らしい。車内にはビュッフェも営業されている。
あと、「ゆふいんレディー」と呼ばれる客室乗務員が、車内案内やグッツの販売等も行われていると言う。
確かに、気品の高そうな特急列車である。私も機会あれば乗ってみたいものだ(笑)



日田彦山線普通列車田川後藤寺行き
日田12時8分発〜田川後藤寺13時17分着
日田彦山線普通列車小倉行き
田川後藤寺13時29分発〜小倉14時42分着


日田彦山線は田川後藤寺で乗り換え、小倉まで接続している。
早速列車に乗り込み、窓際に座るのだが朝が早かったせいでちょっと気を許した時に眠ってしまっていた。
そんな訳で、日田〜田川後藤寺間の写真を撮ることが出来なかったのである。気づいたらもう田川後藤寺駅に到着していた。(苦笑)

田川後藤寺駅のホームにて小倉行き列車を待っていると、隣の中年位の女性が私に話し掛けてきた。
「一人旅ですか?」と女性の方。私は「えぇ・・。そうですよ。今日小倉まで行きそのまま神奈川まで帰るんです」と言う。
話をしていると、この女性の息子さんがいま神奈川の横浜にいるとの事。私の済んでいる市も知っていた。
やはり一人旅だと気楽でいいでしょう?。とこの女性はおっしゃる。私は「ホント誰にも気を使わなくていいから好きですよ」・・と
そういう会話を交わしているうちに、小倉行き列車が来て乗り込む。

この女性と乗った車両は違ったのだが、後でこの女性は私に蜜柑とチョコレートをくれに来てくれたのだ。
なんとなく、それが何とも言えない素朴(?)な味だった(笑)


田川後藤寺駅を出たときの車窓は、桜の木が並んだ路線を進んでいく。


しばらくすると、おなじみの田園風景が見えてきた。


小倉にもそろそろ近くなってきた。断崖絶壁のような山の車窓が見えた。
小倉に到着して、小倉発東京行きの新幹線の時刻は15時25分である。
昼食を取り、しばらくして新幹線ホームへと向かう。



東海道・山陽新幹線東京行き
小倉15時25分発〜新横浜20時6分着


東京行きの「のぞみ186号」

小倉駅の新幹線ホームに帰りの新幹線が到着した。色々な思い出をお土産に帰りの新幹線に乗り込む。
小倉から新横浜まで4時間半の帰路の旅路だった。
さようなら九州。またいつか訪れたいと思います。



さて、ネットの知人のミニオフも含んだ今回の旅が終わりました。福岡博多の観光や、長崎観光・阿蘇観光・そして大分別府観光とどれもとてもよかったです。旅先でミニオフで有ったネット知人の方々にもおごって貰っちゃいました。ホント思い出に残る今回の旅でした。九州の地はとても広く一回や二回訪れただけでは、とても全部は見て回れないです。是非次回も訪れたいと思います。

重ねて、親切にしていただいた旅先の方々ありがとうございました。

今回の更新がとても遅くなってしまいごめんなさい


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