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10月16日 那須への日帰りの旅(後編)




前編からの続きである


段々とごつごつした道に・・。

段々と坂もきつくなって、岩がごろごろした道へと変わっていく。


足元に気をつけながら・・。

茶臼岳山頂付近になってくると、もう岩がごろごろだ・・・。
先ほどの砂利道と歩き辛さが全然違う感じだ・・。
足を滑らせたら、転んで怪我をしてしまう。気をつけながら歩く・・。


ふと振り返って見下ろしてみると、こんな感じだ。
あの道を私達は歩いてきたわけだ・・。まぁさほどきつい道でもないけど・・。
去年の夏に行った月山登山の方が、全然きついような気がする。


霧か雲海か??

ここら辺まで来ると、天候のせいもあるのか霧が凄い。
ご覧の通り、少し雲もあるような気もするのだが・・・。
天候のいい日なら、ここからでも雲海を見下ろす事ができるのだろうか・・。


硫黄の匂いが・・。

もうそろそろ、茶臼岳山頂に到着である。
ここら辺の地面も、赤茶色で染まっている。まるで月面(?)のような道である。


山頂の鳥居。

茶臼岳山頂には、この様な鳥居がある。
ここをくぐればもうそこは茶臼岳山頂。霧が晴れていればここからも素晴らしい展望を見れるのだが・・。


山頂には祠が・・。

時刻は12時丁度くらい・・。茶臼岳山頂へと到着した。
だが、ここら辺はご覧の通り霧が凄い。ちょっと展望は望めない。
この山頂には、那須岳神社と記された小さな祠があった。


これがその祠である。


まぁ霧が凄く掛かっていると言っても、辺りの風景はなかなかのものである。
まぁ。霧と雲海が混じってる・・・。って感じだろうか?(^-^;

我々は、しばらくここで石に腰をかけて辺りの風景を眺める事にする。


それにしても、岩があたりにごろごろしている場所である。
歩く時も気をつけて歩かなくてはならない。

さて、この後の予定としては那須ロープウェイを降りた後に温泉にでも入ろうかという予定を立てていた。

帰りの黒磯発のフェアーウェイの発車時刻は17時24分。
今日は日曜なので道も混雑している。今の時刻は12時分くらい・・。
そろそろこの茶臼岳山頂を後にして戻る事にする。
ちょっと違うルートから那須ロープウェイ山頂駅に戻る事にした。


再び那須山頂ロープウェイに。その付近から。

茶臼岳山頂から2.30分程も下って歩くと、再び那須山頂ロープウェイ乗り場に到着だ。
上りと下り合わせても、1時間ちょっとというお手軽登山であった。

今日は天候がちょっと微妙だったのだが、快晴の日だと素晴らしい眺めが見れる事だろう。
しかも、往復で1時間ちょっとだから運動不足の方も安心して上れるお手軽登山だし

是非一度、那須ロープウェイを乗ってみる事をお勧めします(笑)。ただ、混雑は激しいだろうけど・・。



さて、下りのロープウェイに乗り再び那須ロープウェイのバス停まで戻ってきた。
今度は、那須湯元で昼食にして温泉にでも入る予定である。
折角那須に来たのだから、温泉風情たっぷりの硫黄風呂(ちょっと私は苦手なのだが)に入ろうと思う。
駅でもらったパンフを見て決めたのが、料金も安い「鹿の湯」という所。

バス停にバスが来たので早速乗る。下りは行きの上りほどは全然混んでいない。
けどやっぱり、このロープウェイ付近の道は下りでも混雑しているようだ。

今度は私がうとうと転寝をしてしまった。那須湯元に着いて兄に起こされる(笑)。

那須湯元のソバ屋で昼食を取った後(食事の写真撮り忘れた>_<)、早速鹿の湯に向かう。


那須湯元バス停からすぐだ。

鹿の湯は、那須湯元バス停にこの様な案内標識があってすぐの場所にある。
この標識の歩道の坂道を下っていけばすぐそこにある。


鹿の湯。料金は400円と安い。

硫黄の匂いが辺りに漂っている。古びた建物も味をだしているこの温泉施設である。
早速料金を払って脱衣所に向かう。
さて、この温泉の中なのだが5.6人程が入れる小さな浴槽が温度別にいくつも(7.8個?)分かれている。
しかしここは、石鹸やシャンプー、洗顔料などは使用できないようになっている。つまり温泉に浸かるだけ。

けど、この温泉は凄く人が沢山いた。結構人気あるのだろうか・・。料金も安いし。
硫黄風呂は刺激が強い為、長湯は危険なので数回浸かって上がる事にする。




鹿の湯のすぐ近くの「殺生石」

温泉を上がってしばらく休んだ後は、近くの殺生石を訪れる事にしてみた。
この殺生石は、昔から「九尾の狐」にまつわる伝説上の名所旧跡であると言われている。
殺生石の周辺からは、硫化水素や亜硫酸ガスが噴出して昔ほどではないと言われているがいまでも異臭のするガスが流れているといわれている
なのでこの辺も、硫黄のような匂いが漂っているのだ。まぁ本当に有毒ガスなら立ち入り禁止とかにもなるだろうし。。

遊歩道が設備されていて、その先を歩いてみる事にする。


そして遊歩道を少し歩くと殺生石と書かれた標識がある場所に来た。
「殺生石」を検索して色々調べてみたのだが、芭蕉もここを訪れ「奥の細道」に次の句を残したとか・・。
「石の毒気いまだ滅びず、蜂蝶のたぐい真砂の色の見える程にかさなり死す」・・・っと。



さて、時刻はもう午後4時近くなっていた。
そろそろ那須湯元バス停に戻る事にする。16時20分くらいの時刻のバスに乗ることにする。
那須湯元からなら、この時刻のバスでも17時20分より前に戻れる筈である。 ・・・という計算であるが。。

しばらくしてバスが来て、乗り込むことに・・。今度はかなり混雑している。
補助席をいくつか使って、やっとの思いで座ってる乗客も何人もいたし・・。

やはり疲れが出ていたのか、座ったと同時にまた寝てしまっていた。

ふと目が覚めたのは、午後5時ちょっと前。まだちょっと黒磯駅より離れている場所であった。
17時24分に黒磯駅に到着するのか!!・・。っと結構焦ったがなんとか発車10分前くらいに黒磯駅に到着した。



快速フェアーウェイ新宿行き
黒磯17時24分発〜新宿19時5?分着


帰り上りのフェアーウェイ号。

もう既にフェアーウェイ号新宿行きが入線していた。
帰りもリクライニングシートの特急方車両で帰れるので、快適である。
兄貴も今日の旅はなかなか楽しかったと言ってくれた。
兄貴は大学時代に、青春18切符を何回か使った事あるらしい。その時はばら売りの18切符だったらしい。
列車の旅も久々にやってみて、なかなか良かったのでまた行きたいと言ってくれた。

2時間半程、485系特急列車のリクライニングシートに座っていると新宿駅にそろそろ到着だ。

だが、この日はどうやら千葉の方(だったかな?)で地震があった関係で列車到着が少し遅れたとの事。
そういえば、数分間どこかの駅で停車していたし・・・。地震なんてあったのか?って感じだった。


新宿駅6番線ホームに到着。

定時より数分くらい遅れて新宿駅に到着。
新宿駅のビル構内で夕食を取った後、私鉄を使って帰路に着いた。




・・というわけで如何でしたでしょうか?。那須登山の旅記。
これを書き終わるのがもう2週間以上過ぎてしまった、11月5日・・。いつも遅くて申し訳ありません。

あと1ヶ月とちょっともすればまた冬の青春18切符が使えるようになりますね。皆さんはどういう使い方をしますか?。

今回の更新も見てくださった方、ありがとうございました。
最近どんどんと冷え込んできますね。風邪など引かないようにお過ごしください。では!。また次の旅記でw。


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