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夏の泊まりの旅第一弾 信楽・大阪への旅(1日目全編 信楽観光編)
今回の旅記も写真数が多い為、一日目を全編・後編に分けてその後2日目と3ページに分けて公開します。今回の旅も色々と見て回ることが出来ました。
7月29日 明日・明後日は休みの日。何とか2連休を取ることが出来た。
泊まりの旅に出るわけだが、今回は信州を予定していたが天候不順が予想される為、多少天候が度外視できる大阪方面に変更した。
信州は天候がバッチリで無いと、行っても景色の良さが台無しになる為あまり意味がないだろう・・・。
大阪とかの市街地を観光するのなら、天候が不順でもあまり関係ないと思う。(とはいっても雨は勘弁なのだが)
そういうわけで、この前日の日駄目元で緑の窓口行って大阪方面の近道となるムーンライトながらの指定券を申し込んだら取れたのだ。
週末でしかも定期ながらより1時間早く到着する、ムーンライトながら91号の方を取れたのだった。
そういうわけで以前取っていた、ムーンライト信州81号の指定券は払い戻した。
まぁ、ムーンライト信州で中央本線経由でも大阪には到着できるのだが・・・・。けど東海道本線経由の方が格段に早い。
さて、仕事を終えてシャワーを浴びた後身支度を整えて夜の横浜駅へと向かうのだった。
ムーンライトながら91号は、横浜発が0時14分なのだ。横浜駅にて18切符のハンコを押してもらう事になる。
快速ムーンライトながら91号大垣行き
横浜0時14分発〜大垣5時55分着
185系特急列車のながら91号。ムーンライト信州と同じ車両である。
定期ながらには2度乗ったことがあるのだが、この臨時ながら91号は始めての乗車となる。
横浜駅にて、ながら91号の到着を待っていたら日本に観光に来ていたミャンマー人と名乗る方から声を掛けられた。
この方、日本語は話せないのだがなんとか英語と手話とかでなんとかわかる程度に会話が出来た。まぁ私は英語もさっぱりなのだが。
。
どうやら、この方もながら91号に乗って関西方面に向かうらしいのだが乗り方が良くわからないとの事。
私と乗る列車と一緒なので、私と一緒に乗りましょうという事を伝えてそれまでの間良くわからないまでも会話を楽しんだ。
どうやら、この方30歳らしい。私と一つ違いだ・・。誕生日も同じ月だった。その事でちょっと意気投合w
この方は中国とかも旅をした事あるらしい。中国の女性は少し強引だとかの事もおっしゃっていた。
あと日本人の女性は可愛いともおっしゃっていたかなぁ(笑)。私の住んでる市も知っていた。
そういう会話の中、私とこの方が乗るながら91号が到着。早速私達は列車に乗り込む。
この方に席を案内してあげた。私とは乗る車両が違うのでとりあえずここで一旦お別れである。
ムーンライトながら91号の車内。
さて・・。ミャンマー人の方に席を案内してあげた後、私は自分の座席に座る事に。。。
大垣で乗り換える時にこの方にもう一度くらい会うかなぁ〜・・と思っていたのだがこの後は会うことは無かった。
ちゃんと大垣で乗り換えることが出来たんだろうか・・・。まぁあれだけ大勢の人が乗り換えるから解るかな(笑)
とりあえず、席に座れてのんびり出来る・・。列車内はまだ始発の品川駅を出て間もないので賑やかである。
深夜の東海道線を進んでいく・・。車窓も所々の場所で町の光が見える・・。
定期ながらなら小田原で指定券を持たない方が大量に乗り込んで来るのだが、このながら91号は全区間全車指定なので立客で混雑する心配も無い。
なので定期ながらなら、車内の移動が小田原から困難になる可能性もあって飲食も控えた方がいいのかもしれないがこの車両はその心配も無い。
小田原を出た辺りで急に車両が緊急停車した。どうやら小田原駅の駅ホームで人が転落したとの事。
まぁちょっとの間だったので、この後も提示通りの到着だったのだが。。。
私も小田原を出た辺りでちょっとうつらうつらしかけていたのだった・・・。
深夜の浜松駅。定期ながらと臨時ながら91号が並ぶ・・。なかなか寝られない…(‾0‾);;;
所々でうつらうつらして寝たり起きたりの繰り返しで、ふと気づいたら浜松に到着していた。時刻は3時35分である。
この浜松駅で定期ながらと並ぶのだ。浜松で26分の停車である。ここでは定期ながらが先の発車となる。
深夜の浜松駅で私と同様、寝付けない方々が駅ホームを散歩したりして妙な活気に満ちるのだ。
18切符の時期ならではの光景である。そういう私もデジカメを手にしてすれ違う寝台列車の写真を撮ったりしていた。
反対上りホームにて、東京行きの寝台特急「出雲」と「サンライズ瀬戸・出雲」が相次いで発車して行くのだ・・・。
浜松を過ぎて、豊橋にて定期ながらを追い抜く形になる。豊橋〜名古屋間はノンストップだ。
豊橋を過ぎた辺りからようやく眠気が襲ってきた感じで少しの間だが寝てしまっていた。
ふと気が付いたら、夜が明けて名古屋を通り過ぎ大垣の近くまで来ていた。大垣から東海道本線に乗り換えである。
東海道本線普通列車姫路行き
大垣6時00分発〜草津7時31分着
草津線普通列車柘植行き
草津7時41分発〜貴生川8時10分着
大垣に到着。普通姫路行きと接続している。
横浜から約6時間をかけて、ようやく大垣に到着した。
大垣に到着すると、ながら91号の乗客が一斉に姫路行き列車のホームへと走り出すのだ。
18切符シーズンならではの通称、「大垣バトル」である。(笑)
私も負けまいと、隣のホームに走っていきなんとか席を取ることが出来た。
東海道本線 能登川〜近江八幡
これからのルートは、このまま草津まで行きそこから草津線で貴生川で降り、そこから信楽高原鉄道に乗り換えとなる。
席はもう始点の大垣からもちろん満席御礼となったが、進むにつれて段々と乗客も減ってきていたのだ。
ただ、私は夜行で寝れなかった分もう眠くて眠くてほぼ眠りの世界に陥っていたのだが。。
もちろんこの写真も撮るのがやっとの状態。。(^-^;
貴生川駅。信楽鉄道は4番線ホーム。時刻は8時過ぎ。
寝過ごす所だったが、草津で降り草津線に乗り換え貴生川駅へと降りる。またここでも寝過ごす所だった・・(^-^;
う〜む。。やはり眠いなぁ・・(苦笑)。久々の夜行列車での出発だったし・・。
信楽高原鉄道信楽行き
貴生川8時?分発〜信楽8時?分着
信楽高原鉄道。貴生川〜信楽間運賃450円。
この信楽高原鉄道は第3セクター区間になる為、18切符は利用不可である。
この区間だけ、別料金を払うことになる。貴生川から信楽までは13分の短い路線である。
大体、1時間に一本くらいで運行している。ちょうど貴生川についた時に信楽高原鉄道列車が止まっていた。
信楽高原鉄道 雲井〜信楽間車窓。
貴生川から信楽まで約15分と言う短い区間ではあるが、サスガに「高原鉄道」と言うだけあって緑の豊かな場所を走っていくようだ。
信楽駅に到着。
さて、信楽駅に到着した。メインは大阪観光なのだがこの信楽も通過点なので目をつけていたのだが。。。
けど、ネットであまり観光地を検索できず「信楽陶芸村」「信楽陶芸の森」くらいしか知らない・・。
陶芸が有名なこの信楽の地である。
とりあえず、手始めに「信楽陶芸村」に行こうと思い道を聞きそこまで歩いて行く事に・・・。
信楽陶芸村。。けど、これだけで何も無いのだが・・(^-^;
駅から15分程歩き、信楽高原村に到着。入り口はこのように狸の陶芸の置物が沢山おかれていたのだが。。
中に入ってみると、陶芸の竈とあと陶芸教室(数人いたのだが)があるくらいで何も無い・・。
う〜む。。これでは見る所は殆ど無いなぁ・・。陶芸をするわけでも無いしなぁ・・(^-^;
仕方なく、ここを後にしてもう一つの「信楽陶芸の森」に行ってみることにする。。
けど、歩いてまたちょっとある。20分は歩いていく距離なのだ・・。
「陶芸の森」に到着。
「陶芸の森」に到着。天気も悪いと思っていたのだが段々と晴れてきているようだ。
ここは先程の「信楽陶芸村」のように見る所が無さそう・・って事は無いようだ(笑)。
あまりゆっくりはできないが、ここで少し観光することにしよう・・。
けど、関係ないがこのあいだ買ってきたばかりの新しい靴がちょっと小さかったようで靴擦れしているみたいだ。
ちょっと足のつま先が痛い。
恥ずかしい話だが、私は足の指癖(?)が悪いのか、よく靴下とかに穴があくんですよ(爆)。穴のあいた靴下ってカッコ悪いですからねぇ・・。とくに人の家に上がるときは気をつけねば・・(汗
・・さて、陶芸の森入り口を入っていくと太陽の広場と言うのびのびした広場がある。
太陽の広場。
辺りはちょっとした自然に囲まれて緑豊かなのびのびした広場だ。
天気も良くなって来て、ちょっと暑いが気持ちいいこと・・・。
ちょっと日陰でごろっと横になって風に吹かれていたのだった・・・。
この太陽の広場を中心に「創作研修館」「信楽産業展示館」「陶芸館」と3つのコンセプトがある。
陶芸館入り口。
とりあえず、この陶芸館から見て回ることにした。
この陶芸館、確か入場料が300円(?)だったような気がする。
特別展や企画展など、国内外の陶芸など様々な陶芸が展示されていた。
日本庭園 月見の庭。
陶芸館を見終わった後は、すぐ近くに庭園があったのでちょっと写真を撮ることに。
もうそろそろ信楽を後にしないと、大阪観光も限られてきてしまうので戻ることにする。
帰りはバスを利用することにした。帰りも歩くのはちょっとかったるかなぁ〜・・っと思って(笑)。
信楽駅に戻って、貴生川行き列車の待ち時間があったので近くを歩いてみることに。
信楽駅すぐ近くに、陶芸の展示会があったのだ。様々な陶芸が販売されている。
この様に、様々な陶芸が展示され販売されている。
狸の陶芸の他、壷など色々ある。狸も良く見ると一つ一つ表情が違うので面白い感じだ。
世界陶芸しがらき号の残骸。
信楽駅の中にも、展示物などがあるのだが中でも目についたのがこの世界陶芸祭しがらき号の列車の残骸部分の展示。
1991年5月14日、今から14年前程の事である。信楽高原鉄道事故があった日だ。
この臨時快速の世界陶芸祭しがらき号の列車と信楽高原鉄道の列車が正面衝突してしまった事故である。
42人が死亡、600人以上が負傷するという大惨事であった。
ここにこうして列車の残骸を展示されているのは、この悲惨な事故を風化させないように。。との意味を込めているという。
だが、今年の4月25日にこの事故を上回る尼崎脱線事故が起こってしまったのだ。
もう悲惨な列車事故は、二度と起らないように願いたいものである。
悲劇を繰り返さないように、この信楽鉄道事故も尼崎脱線事故も絶対風化させてはならないものであろう。
信楽駅ホームにも狸の陶芸が・・。
さて、そろそろ貴生川行きの列車が来る時刻である。
この後はまた草津まで戻り、そこから大阪まで向かう予定である。
信楽駅のホームにも、この様に狸の陶芸が出迎えてくれるのである。
一日目 後編 大阪観光編
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