冬の旅2日目・・・飯山線・只見線の車窓風景
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|
冬の旅2日目・・・飯山線・只見線の車窓風景
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|
夕日をバックに金色に輝く只見川・・・・。
昨日の妙高高原の雪景色を楽しみ、今日は飯山線から只見線を経て会津若松から郡山まで向います。只見線は去年乗ろうと思ったのですが、乗れなかった路線でした。険しい越後の山を貫く鉄道・・・・。それが只見線です。飯山線も奥信濃を走っていく国内の豪雪地帯を走っていきます。戸狩野沢温泉駅とかの朝焼け風景にも感動しました。2日目の旅は飯山線・只見線の車窓景色を見るたびになりました。ほとんど移動主体でした。安楽に列車に乗って景色を楽しむ2日目の旅でした。
今日のメイン只見線は新潟県小出駅から会津若松まで通しで3本しか走っていません。景色を楽しむためには2本目列車13時8分発の列車に乗るために、午後1時までには小出まで行かなくてはなりません・・・・・・。飯山線から小出に出るには、飯山線始発列車(5時21分発)に乗らないと間に合わないです。そういう訳で、朝早い出発になりました。
とりあえず大体5時前くらいに目を覚まし、部屋の荷物をまとめてまだ夜の明けない長野駅ホームを待ちます。
飯山線普通列車戸狩野沢温泉行き長野5時21分発〜戸狩野沢温泉6時19分着飯山線普通列車十日町行き戸狩野沢温泉6時28分発〜十日町7時46分着
夜明けの戸狩野沢温泉駅。夜明けの白銀の世界・・・・。
長野駅に飯山線が到着して、長野駅を発車した後は漆黒の闇に包まれていました。戸狩野沢温泉駅に近くなり、6時くらいになるとうっすらと夜が明けてきます。戸狩野沢温泉駅にて、十日町行きに乗り換え10分ほど乗り継ぎ時間があったので写真を撮りました。そういえば、朝焼けの雪国は見たのは記憶の限り、数回くらいしかないような気がする・・・・・・。
列車先頭から撮りました。
戸狩野沢温泉駅を後にする列車はどんどん厳しい雪山景色に向っていきます。
千曲川が見える・・。山と川の雪景色・・・・。
列車の中もほとんど誰もいなくってすいてて、本当に快適です。去年の18切符旅の快適さを思い出させます・・・・・。列車は千曲川を沿って走っていきます。山と川の雪景色が続いていきます。ただ、朝が早かったためいささか眠かったのがちょっと難点だったかも・・・・。^^;;十日町まで車窓を楽しみます。十日町から北越急行に乗り換えて六日町まで向います。
六日町で温泉施設(今日はホテル魚としって所です)でひとっ風呂浴びることにします。
北越急行六日町行き十日町8時36分発〜六日町9時4分着
六日町駅・・・。温泉入りにしばし温泉タイム・・・・・。
十日町で手持ちのお金が無かったために、十日町の銀行でお金をおろして六日町まで向います。
この北越急行は私鉄な為、青春18切符は使えません。十日町〜六日町の料金は290円也・・。この北越急行別名「ほくほく線」と呼ばれているそうです。ちなみに名前の由来は、北越急行開業時に正式な路線を決定する際に住民にアンケートを実施して「温かいイメージで親しみやすく呼びやすく・・・。」という事から付いたそうです。(北越急行HPによると・・・)
さて、六日町に到着してホテル魚としまで歩いていきます。近くの観光案内所で道のりを教えてもらいました。
もっとホテルの温泉ではなく、本当の温泉施設(露天風呂とかみたいな・・・)で温泉にしたかったのですが、時間とか場所とかの都合によってここにしました。列車の旅は時刻との戦いです。車の旅みたいに行き当たりばったりって訳にはいきません・・・・(笑)
とりあえず「ホテル魚とし」まで行き、そこで温泉に入りました。料金は1000円也・・・。ちょっと高めだったけど^^;;旅で遠くまで来て、入る温泉は本当に気持ちいいです。格別です(^O^)
しばらく温泉に入り、体を休めてとりあえず11時過ぎてたので昼食をとります。昼食後、余裕を持たせるため早く小出の駅に行くため六日町駅を後にします。
上越線普通列車長岡行き六日町11時?分発〜小出12時?分着
休日運転列車だったため、詳しい時刻は忘れてしまいましたが、六日町〜小出だともう20分くらいすれば小出です。
小出は去年の3月の18切符旅で宿に泊まった駅でした。懐かしい感じがします。小出の駅でおみやげを買って、ストーブのある待合室で時間があるので待ちます。只見線は結構景色目当てで来る乗客が多いみたいです。
只見線普通列車会津若松行き小出13時8分発〜会津若松16時59分着
この列車が只見線・・・。
さて、これから只見線4時間の車窓の旅が始まります。ちょっと期待感が高まって来ます。発車時刻が近づくに連れて、乗客もどんどん増えてきます。ボックスシートも結構一杯くらいまで埋まってきていました。結構鉄道ファンらしき人が多いようです(笑)。しばらくするとディーゼルエンジン音を響かせて、発車します。
しばらくは雪原の町を沿って走っていきます。サスガに険しい山道の豪雪地帯を走っていく列車だけあってゆっくりです。けど遠くの只見の山に向って走っていく様子がわかるようです。進むに連れて只見の山へと近づいてきます。
魚沼田中駅・・・。まだ新潟県です。
小屋風の駅。魚沼田中駅です。小出駅から3つ目の駅です。この辺もまだ民家の結構ある場所を走っていきます。けど、ご覧の通り豪雪地帯であることがよくわかりますね。地元の人たちも冬は大変そうだ・・・・。
国道252号線・・・。冬季は閉鎖中。
只見線の車窓から見る国道252号線です。冬季は閉鎖します。只見線と平行して通っている国道みたいですが、夏になると緑が濃いとても身晴らしのいい道路みたいです。夏や秋にも是非、車とかで来てみたいものです。
山の中の景色に入っていく・・・・。
新潟県側の最後の駅「大白川駅」付近になると山の中へと入ってきます。列車は只見線の長いトンネル「六十里越」トンネルへと向っていきます。大白川駅を抜けると只見駅なのですが、この一駅間だけで大体20分くらいかかります。
只見駅に到着。
長い六十里越トンネルを抜けて、田子倉湖を抜けて只見駅に到着しました。5分ほど停車時間があったので、ここの写真もとりました。ご覧の通り、写真をとっている方たちが多いみたいです。皆景色狙いなのかなあ・・・・・・。
只見線福島県側の雪山。
六十里越トンネルを越えるともう福島県です。只見駅を通り抜けても、まだまだ山の中を走っていきます。今日は雪は降らなかったのですが、大雪が降ってたときにきたらもっと綺麗な雪景色が見れたはず・・・・(笑)。しばらくは雪山と谷の風景が続いていきます・・・・・・・・・・。
会津川口駅に到着。只見川沿いの駅です
只見線に乗って2時間くらいが経ちました。大体中間くらいの位置でしょう。只見川沿いに列車は走っていきます。ここら辺の風景も綺麗です。本当に自然の中を走るローカル線って感じですね。
夕日をバックに撮った只見川。
会津川口駅を抜けてからもしばらく只見川沿いに走ります。
冬場なので、日の入りも早く夕日が近いのでちょうど夕日をバックに取れました。けど、僕にカメラの技術があればもっといい夕日を取れたはず・・・・・・(笑)
会津若松もそろそろ近い所。日も暮れかけてきた風景。
僕もいつの間にか、少しの間寝てしまっていたようです。そろそろ終点の会津若松です。そろそろ只見線4時間の車窓の旅も終わりです。いつの間にか乗客も増えていたようです。しかし、今日は列車に乗ってばかりだったので結構腰が痛くなってきたかも(笑)
そんな中、終点会津若松に到着して只見線の旅を終えます。
磐越西線快速列車郡山行き会津若松17時?分発〜郡山18時?分着
詳しい時刻は忘れてしまいましたが、会津若松で少し時間を潰して郡山に18時半くらいに着きました。今日はこの郡山で一泊して、明日は水郡線から水戸に抜けてそこから常磐線でまっすぐ帰ります。明日はそのまままっすぐに帰って旅の疲れも取らないといけないので、かえってゆっくり休むことにします。今日はとりあえず、郡山駅で夕食後ホテルにチェックインです。駅前のホテルだったので迷わずにすんだしw今日も結構ぐっすり寝れました。明日は6時30分くらいの水郡線に乗りそのまままっすぐ鈍行で帰ります。
冬の旅3日目・・・水郡線・常磐線でのんびり帰宅。
真っ赤な朝日の郡山駅。
次の日、朝早くホテルを出て郡山駅ホームで待つと真っ赤な朝日が迎えていました。旅を締めくくる、いい朝日を眺めることが出来ました。又来年も冬の18切符の旅をしたいです。
のんびり朝日の水郡線で帰宅・・・。
後はのんびり水郡線の朝日の風景を眺めつつ、自宅に帰ります。けど、もう冬の18切符は終わりなのでちょっと寂しい気もしますが・・・(笑)
さてさて、久々に18切符の旅日記を作成しました。けど今回の旅は結構多忙の中時間を割いて出たたびでした。もうちょっとのんびりできたらな〜。今回はそういう訳で最初は北陸の方行こうと思っていたのですが、期間限定のためこっちのほうにしました。今回使った青春18切符で乗車可能な夜行列車は本当に格安で移動できます。けど、指定席券がすぐなくなってしまうので使われる方は青春18切符HPをよく読んでよく検討した上で使われたほうがいいと思います。
来年の冬の18切符旅はちょっと長期で休みを取って北海道とかまで行ってみたいです。冬の北海道なら天然ダイヤモンドダストとかも見れそうだし・・・・・・。夏には九州とかもいいかも。旅行は一度行くと結構行きたい場所も増えてきてしまいます。
今回の旅日記も忙しい為、更新が結構遅くなってしまいました。最後まで見てくれた方、ありがとうでした。
冬の旅の表紙ページへ