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Fastech360S Z in 盛岡

 

世界最速の時速360キロ運転をめざす次世代新幹線の試験車
「FASTECH(ファステック)360」が完成し、仙台港に陸揚げされた。
JR東日本は2005年6月25日深夜から東北新幹線の仙台−北上駅間で試験走行を開始。
約2年間かけて検証し、実用化を目指す。
2006年2月21日のニュースで営業時間帯の走行試験を開始すると報道があった。
よって仙台—盛岡間で試験走行となった。

ファステックは鮮やかな緑と白の外観で、流線型部分が長さ16メートルの先頭部分が特徴。
現在の「はやて」型車両より約7メートル長く、空気抵抗をより少なくしたのが特徴。
先端のとがった「ストリームライン型」と、丸みを帯びた「アローライン型」の2タイプがある。
緊急ブレーキとして作動する猫の耳のような「空気抵抗増加装置」が車両上部に付けられ、
高速でカーブを通過するための「車体傾斜装置」など最新技術が使われている。
最高時速は405キロで走ることができる。


愛称は、英語の「Fast Technology(高速技術)」からとった「FASTECH」、
仙台—北上間で約2年間の試験に入ります。
まだ試験車で、試験データを基に量産車の仕様を決めるため、
営業運転はJR東海とJR西日本が共同開発したN700系より数年遅くなるようです。
JR東日本は11年に見込んでいる東北新幹線の新青森開業に間に合わせたい考えで、
東京—新青森間を3時間以内で結ぶのが目標です。

関連:
JR東日本ホームページ:プレスリリース(PDFファイル) 



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