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さよならキハ58系、52系

盛岡車両センターのキハ58系１５００番代、52系は、
ＩＧＲいわて銀河鉄道（盛岡〜好摩)・東北本線（盛岡〜日詰)・
花輪線・山田線・岩泉線の普通列車や、快速「八幡平」・「リアス」など、
キハ52型と共通運用で幅広く運用されていました。また、花輪線活性化の為、
同線で運用されている気動車のうち、キハ５８系の１５０４、１５１３、１５２３、
１５２４、１５２５、１５２８番と、キハ５２系の１４５、１４９、１５３番に対し、
国鉄色に塗色が再現されていました。同区の58系のうち、
デッキ付近のクロスシートをセミクロスシート(ロングシートとクロスシートを
組み合わせた配置)に変更する近郊化改造を受けた車両は、
白地に赤帯で運転台上部が赤色に塗色され、赤鬼塗装と呼ばれていました。

キハ20系は、全国各地の非電化支線の無煙化を果たすためにキハ17系の後継として
1957年に登場しました。キハ52系は、キハ20系を2基エンジンにした強力型として
1958年に登場しました。1962年からの増備車は、
100番代となりキハ58系と同等のエンジンが装備されました。
JR東日本の車両は、盛岡車両センターに100番代の車両が配置されており、
盛岡車両センターの車両は勾配のきつい花輪線・山田線・岩泉線にキハ58系と共に活躍していました。

2007年3月18日にダイヤ改正があり、花輪線からキハ58系、52系の運用が消滅…
しかし、盛岡車両センター所属のキハ58系 1512番が運用離脱したが、
一転秋田車両センターへ転属した。盛岡色のままで留置してある姿を見かけたが、
その後秋田総合車両センターへ廃車回送され、解体されてしまった。(解体日不明)

2007年11月24日に栄光のキハ52号も運転された。

盛岡地区ではキハ58系、52系の定期運用は完全消滅…
しかし、ジョイフルトレインのキハ58系「Kenji」には今後も活躍を願う管理人である。

▲盛岡車両センターに留置してある「Kenji」

2007年09月08日に、盛岡車キハ52系が配給輸送され盛岡を旅立ってしまいました。
牽引は田端車EF81-88で、編成順序、車番は以下のとおり。
EF81-88（田）
キハ52-109
キハ52-108

▲撮影地：不明　撮影者：石井様

2007年12月01日に、盛岡車キハ52系58系が配給輸送され盛岡を旅立ってしまいました。
牽引は田端車EF81-95で、編成順序、車番は以下のとおり。

EF81-95（田）
キハ58-1514
キハ58-1528
キハ52-126
キハ58-1504
キハ52-152
キハ52-110
キハ52-141
キハ52-143
キハ52-149

▲撮影地：槻木〜岩沼間　撮影者：池田様

2007年12月08日に、盛岡車キハ52系が配給輸送され盛岡を旅立ってしまいました。
牽引は田端車EF81-95で、編成順序、車番は以下のとおり。

EF81-95（田）
キハ52-154
キハ52-155
キハ52-147
キハ52-151
キハ52-153
キハ52-145
キハ52-146
キハ52-148
キハ52-144

▲撮影地：槻木〜岩沼間　撮影者：池田様

長らく盛岡駅構内に留置されていたキハ58系のうち4両が2008年3月25日（火）に、
盛岡から北上線経由で秋田総合車両センターへ廃車回送されました。
今回回送されたのは、土崎方面から
国鉄色1513、国鉄色1523、白鬼1529、赤鬼1509の計4両です。

▲廃車回送されたキハ58系4両編成　(2008年3月27日撮影)

その4日後、同年3月29日(土)にも廃車回送がありこれを最後に盛岡地区から姿を消し
これが最初で最後の見納めとなりました。

編成は仙北町方より、
DE10-1763、白鬼1533、国鉄色1525、白鬼(唯一の平窓)739、国鉄色1524の計4両です。