このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
長物車の仕分線 |
チ1形(2代目) チ160 2軸長物車です。初代のチ1形は明治〜大正期の古い貨車で、 老朽化で戦後廃車。これは昭和43〜44年に、当時保冷性能が劣り余剰であった冷蔵車 ★レム1形を改造して誕生させた2代目形式です。 濶大貨物輸送時の遊車に使われることが主ですが、 後年には配給車や構内入換用控車代用となったものもいます。1980.10 ★2003.10.13訂正:レム400は誤記。レム1が正当 | |
チ1000形 チ1076 改造によって誕生した2軸長物車です。大正末期の無蓋車トム16000形からの改造 ですが、走り装置は新製当時から2段リンクでした。 多度津・盛岡工場で昭和32〜37年に200両改造。 柵柱(ステイク)は備えていませんでした。遊車のみならず、単車としても 濶大貨物輸送に大いに用いられ、昭和50年代末まで 活躍し★JRには19輌引継がれました。1981.07 ★2003.8.13訂正:チ1と勘違いしていました | |
大井川鉄道チキ300形 チキ303 なお、大井川鉄道への移動後の様子は 下記の大学鉄研(タメさんの出身母体)のHPに詳しいので参照して下さい。 名古屋大学鉄道研究会 1986.10 | |
チキ4500形 チキ4553 電柱、鋼管などの長尺物の輸送増加に対応するため、製造された長物車です。 「国鉄貨車形式図」では「トキ15000ヲ改造」名義となっていますが、 台車流用程度で、台枠は新製、床全長はチキ2700形と同じ13900mmで、 チキ1000以降の標準寸法12800mmから大型化されてます。 またブレーキは積空・両側を備え、連結器の緩衝器も ゴムRD19となるなど、時代に合わせた装備となっています。 昭和42年に85両、44年に50両、計135両製造されました。写真は富内線鵡川で、北海道で原木輸送に使用されていた時の ものです。 1980.03 鵡川 | |
チキ5000形 チキ5086 海上コンテナ輸送兼用長物車として、昭和43年無蓋車トキ15000形の 改造によって登場した形式です。記号「コ」が出来る前、初代コンテナ車がチキ5000形を名乗ったので、 このチキ5000は2代目形式になります。 寸法的には同じトキ15000形からの改造車チキ4500形と同寸で、海上コンテナの緊締装置が 取付けられています。ISO1A・1B・1C・S・Mを各1個、空の1Cならば2個搭載可能です。 写真の車は、東京「南」鉄道管理局、品川駅常備でした。 1980.11 | |
近畿日本鉄道チ8100形 チ8101 近鉄養老線の2軸長物車。全鋼製で、国鉄チ1形(初代)に見られた、回転荷台を 設けてあり、レール輸送用と思われます。この列車は鉄道研究会養老線撮影会で突然現れたデ+ワム+チ+チ+デのPush−PuLL運転で、 仲間全員と車4台で桑名に向って追いかけていましたが、先頭何台かが追越し禁止違反で 白バイに捕まってしまい、最後尾を走っていた私の車の乗客3人だけが追いついて 撮影できたエピソードがあります。 1980.12 |
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