このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
ED38
(旧阪和電鉄ロコ1000)
阪和電鉄が昭和5年り増備したのがロコ1000形電気機関車です。
昭和5年の全線開通に備えて貨物用として製造された電気機関車で、全4両が製造された。
ちなみに『ロコ』とはロコモーションの略の様で阪和電鉄固有の形式称号です・・・ちょっと変わっているなぁ。
国鉄買収後の昭和27年にED381〜4の形式に変更され、その後しばらく阪和線で活躍していましたが、昭和35年までに全て廃車されました。
廃車後1号機と3号機が秩父線鉄道に、2号機が大井川鉄道に譲渡され、
最終的には2号機も秩父鉄道に移籍して最大3両が秩父鉄道で活躍しました。
車体塗装は茶色から青色に変更されたようですが、オイラは青色時代しか記憶にありません。
昭和55年に2号機が廃車になり、翌56年に3号機も廃車になりました。
三峰口駅構内の鉄道公園に保存されている1号機は昭和63年に引退しています。
ED38の思い出として、小学校時代の土曜日の集団下校時に、必ず秩父鉄道の踏切でつかまる事があったのですが
その時に通過する列車が、ED38とデキ1の2両が牽引する貨物列車で、記憶では短編成の貨物列車だったと思います。
時にはヲキ1両が混ざっていた時もあったと記憶しています・・・多分回送かな?
模型紹介
ワールド工芸から発売されると知った時には小躍りして喜んだものですが「いつか買えば良いや・・・」
なんて気楽に考えていたら、市場在庫から消えてしまい大慌てしました・・・馬鹿ですね。
運良く再生産してくれたお陰で、無事に購入出来ましたが「有るうちに買え」という教訓を教えて頂きました。
さて、肝心の模型ですが、小ぶりな車体に精密なディテールが再現されていて、とても良く出来ています。
そして何より嬉しいのが、思っていた以上に走行性能が良い事で、短編成なら全く問題無く牽引してくれます。
この製品の連結器はマグネマティック(まほろ○てぃっく?)カプラーを使用する仕様になっているのですが
マグネマティックカプラーを使用するのって初めてなのよね。
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