このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ヲキ100 ヲキフ100 

熊谷〜寄居間で開業した上武鉄道が秩父鉄道の前進で、最初は旅客鉄道でしたが、
現在では、秩父市の武甲山から産出される石灰石を輸送す貨物鉄道のイメージも併せ持っています。
石灰石を運ぶ貨車がヲキ100と緩急車ヲキフ100の貨物列車です。
10両1ユニットを2ユニット連結する20両が基本編成で、1両、2両などの単独運用はありません。
ただし、区間限定での1ユニット編成もあったようです。ヲキ8両とヲキフ2両の計10両がユニットの中身でしたが、
最近では、ヲキフを減車して、ヲキ9両・ヲキフ1両の計10両に変更されています。
オイラが住んでいた寄居町では見たことはありませんが。
子供の頃に、踏切でヲキ・ヲキフの貨物列車に遭遇すると、必ず車両数を数えていたものです。

ワールド製品

2006年に発売されたワールド工芸製品を2ユニット20両分購入しました。
製品は、1セットにヲキ4両とヲキフ1両が入っていて、2ユニット作るのに4セットを買わないといけません。
溶接タイプとリベットタイプの二種類が発売されています。オイラが製作を行った時期は、
ハンダ経験が浅い為、最初の頃は勝手が掴めず苦労しましたが、少しづつ技量が上がり、勝手を掴めるようになったので、
最初と最後では出来が全く違っています。設計図では塗装は黒で…と書いてあるのですが、
キレイピカピカなヲキヲキフなんて見たことないので、少しづつ混色して一両毎に微妙に異なる色に仕上げて、汚し塗装も施しました。
連結器は設計図の指示ではマグネマティックカプラー使用のこと…ど書いてありますが、
全20両に同カプラーを装備していたらとても高価な編成になってしまいます。
それに、ユニットで運用するのであれば、一両毎に分離する必要が無いので、TNカプラーで連結します。
念願のヲキヲキフ20両を揃えて、いざ走らせようと思ったら、
あらら…脱線するし、まともに走らないし、参ったものです。
たぶん台車の工作が悪いのとプラ製車輪の転がりの悪さと相まって、作ったは良いが、全く遊べない車両になってしまいました。
ハンダ付けのスキルが上がっただけでも良かったのかな?



完成品

デキ300・デキ200と一緒にヲキヲキフ10両セットがマイクロエースから発売されました。
デキ200はワールド製品を持っているし実車の数も多くなかったので、スルーしてデキ300とヲキヲキフを2セット購入しました。
まさかヲキヲキフの完成品が手に入る事になるとは、いい時代になったものです。
製品は良く出来ていると思いますが、ただそのままでは愛が無いので拘ってみたいと思います。
まずは連結面が長いので、片側の車両のカプラーを抜いて、カプラーポケットの下側を切り取って、丁度コの字が下側を向くようにします。
そして、もう片方のカプラーの一部を切除して、エの字の形にします。
これで、連結面にエの字のカプラーが装備されている側と、カプラーポケットを改造した側が存在する事になり、
改造したカプラーに、カプラーポケットを切り欠いた箇所を被せる事により連結完了です。
これを全ての連結面に施します。かなりリアルな連結面になると共に、模型の編成長までが短くなります。
ワールド製品の時にもやった汚し塗装を施します。やっぱり貨車は汚すべきですな。




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