このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
語彙と表現
・〜わけではない(部分否定)
1.オリンピックが開催されたからといって、すべての国民が歓迎してるわけではない。
2.一所懸命やったからといって、必ずしも成功するというわけではない。
・〜に反する
1.公共に利益に反する行為は禁止されている。
・群を抜いている:一番だ、最高だ
1.アリさんの日本語の力はクラスの中では群を抜いている。
2.トップページには、記事の要約がビジネス、生活情報、スポーツなどの分野にきれいに分類され、並んでいる。情報は毎日更新されており、クリックすればさらに詳しい記事を読むことができる。最近1週間の記事をキーワード検索することもでき、情報の充実度では群を抜いている。
・絶句する:驚いたり、あきれたりして、言葉が出ない
1.高台からその風景を見た時、そのスケールの大きさと、岩山の数、色、形に絶句した。
2.明君の両親は明君の成績表を見て、思わず絶句してしまった。(悪かったから)
・大盤振る舞い
1.山田君は宝くじで100万円あたったので、昨日は大盤振る舞いしてくれた。
2.日本海。夏はマグロ、冬はブリ。四季折々の海の幸を、大盤振る舞いで私たちに恵んでくれる。
・神経を疑う:信じられない
1.「佐藤さん、結婚式に課長さんを呼ばなかったそうよ。」
「ええ、あんなに世話になった人なのに。神経を疑うちゃうよね。」
2.タバコを吸うのは自由というが、これだけ「周囲の煙をすっている人にも害がある」と言われているにもかかわらず吸い続ける神経を疑う。
・ばらまく
1.果実が鶏卵大に育ってきたら、60〜70cmぐらい離れたつるの間のところに肥料をばらまく。
2.自治体が税金を土建屋にばらまくような政治は、もうこのへんでやめてもらいたい。
・〜にもかかわらず
1.両親の制止にもかかわらず、マイケル君は一人でサハラ砂漠単独旅行に出かけた。
2.ディオニアは植物であるにもかかわらず、虫を捕らえ、その養分を吸収して生きている不思議な植物です。
3.トロントは人口400万人という大都会であるにもかかわらず、緑豊かな自然に囲まれた美しい町です。
・〜の一言に尽きる:この一言以外に表現できない。
1.寒い!この一言に尽きる2日間の撮影旅行でした。
2.最近、「風とともに去りぬ」を読んだ。感想は「名作」、この一言に尽きる。
3.先週、富士山に登った。山頂からの眺めは、「すばらしい」の一言に尽きる。
・名状しがたい:言葉で言い表すことができない
1.釣りをしたことがない人にはわかってもらえないかもしれませんが、自分の足を使ってポイントを見つけたときの喜びは、それはそれは名状しがたいものがあります。
2.島に近づく時、朝もやの中から大寺院のシルエットが浮かびあがる。その名状しがたい美しさは船からでないと見えない。
・夢と消える:消える、なくなる。
1.今年の夏休みこそはイギリスに行こうと考えていた時、母親が倒れ、入院騒ぎ。イギリス行きは夢と消えた。
2.クラシック音楽に目覚め、指揮者を志したが、耳の難病におそわれた。指揮者は夢と消えた
・〜は言うに及ばず:〜はもちろんいうまでもなく
1.市民会館の利用者は、学生、サラリーマン、主婦は言うに及ばず、広く子供から高齢者に至るまで、幅広い階層に及んでいる。
2.レオナルド・ダ・ビンチは科学、芸術は言うに及ばず、思想、哲学にまで多大な影響を後世に残した。
・安い買い物だ:文字通り、安い金でいいものを買った
1.「(このカメラは)ドイツ製で、この品質。これで30万は安い買い物だよ」
「………30万、ですか」
2.アラスカは1867年アメリカがロシアから720万ドルで買ったものだ。当時は高い買い物だったようだが、今から考えると、これほど安い買い物はないだろう。
・あおり立てる
1.野党は民衆をあおり立てて、外国人の移住に反対している。
2.「今時パソコンも持っていないなんて」「パソコンできなきゃ窓際族」「サルでもできるインターネット」などなど。こんな広告で、パソコン会社は人々の不安をあおりたてている。
・度を越した:普通の程度を越える
1.酒は昔から百薬の長と言われる。が、度を越した飲酒による中毒症状は社会的問題にもなっている。
2.私は酒は好きだ。しかし、度を越した場合は、二日酔いに悩まされることになる。
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