このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


町でひろった日本語(6)

その1:まず、スーパーマーケットでの迷子のアナウンスを紹介しよう。

「川口市××町からお越しの○○ちゃんがお連れ様をお待ちでございます。どうぞ、お連れ様は三階△△までお越しください。
(川口市内 某大手スーパーマーケット)



コメント

(1)まず確かにこどもも客には違いないが、こんなに過剰な敬語を使う必要はないでしょう。「お越しの」「お待ちでございます」などなど。

(2)「お連れ様」とはいったいだれのことでしょうか。はっきり「母親」「両親」「保護者」と言うべきでしょう。

(3)子供がどうして「お連れ様」を待つのでしょうか。「待って」いるのではなくて、要するに「迷子」なのです。

 ここは事務連絡なのだから、簡潔明瞭に言うべきでしょう。
「ただいま、川口市××町の○○ちゃんが迷子になっています。保護者の方は至急○○においで下さい」


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