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町でひろった日本語(6)
その2:再び迷子のアナウンスです。 「迷子さんのお知らせをいたします。黄色のシャツと黒のズボンをお召しになられた、3才ぐらいの○○ちゃんとおっしゃるお子様をお預かりいたしております。 お連れ様は至急××売り場までお越し下さい」 |
コメント (1)「その1」よりは少々ましな言い方になっている。 (2)それでも、「お召しになられた」「おっしゃる」「お預かりいたしております」など、子供や客に媚びるようないやらしい日本語が使われている。 (3)どうして「お連れ様」なとどいう、あいまいな表現をするんだろう。 (4)これはこんなふうに言ったらどうだろうか。 「迷子のお知らせをいたします。黄色のシャツと黒のズボンを身につけた、3才ぐらいの○○ちゃんというお子さん預かっております。 保護者の方は至急××売り場までおいで下さい。」 または、 「迷子のお知らせをいたします。○○ちゃんという3才の男の子(女の子)を保護しています。保護者の方は至急迷子センターまでおいで下さい。」(名前が分かっているんだから、着ているものを告げる必要はない) (5)ぞんざいなのも困るが、なんでも敬語を使えばいいというようなのも困る。 |
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