このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


町でひろった日本語(6)

その5:再び、マクドナルドで。ウチの息子(小学校6年)が経験したこと。息子がマクドナルドのレジで並んでいる時、隣の列で幼稚園ぐらいの男の子が注文していたそうだ。

女店員「ジュースはSですか、Mですか、Lですか」
男の子「ん????」
女店員「ジュースはSですか、Mですか、Lですか」
男の子「ええ、わかんない」
女店員「だからね、ジュースはSですか、Mですか、Lですか」
男の子「......?」


コメント

(1)息子から聞いた時は笑いました。男の子はほんとうに分からなくて、困ったんでしょうね。


(2)S、M、Lの意味が分からないで、子供は困っているのに、それでもマニュアル通りの言い方を続けるこの店員は哀れです。彼女は子供が三種類のサイズからどれを選んだらいいのか分からなくて、返事をしなかったと理解したのだろうか。


(3)私などもマクドナルドのたぐいのファーストフードで、いきなり早口でマニュアル日本語をまくし立てられると、返事ができないことがあります。


(4)彼女たちは店で働いているし、食べ物の種類や組み合わせや名前を熟知しているので、即座に反応できるのだろうが、中にはファーストフード店のしきたりを知らない人も大勢いるのです。理解できなかったり、理解のスピードが遅かったりしても、怒らないでもらいたい。


(5)それにしても、あのマニュアル通りのやかましい日本語はなんとかなりませんか。普通に穏やかに、自分の言葉でやってもらえませんかねえ。


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください