このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


正解:塩田 

 ここは「塩田」です。
 下の地図を見てください。海沿いの国道35号線にそって、塩田が続いています。風車は海水を汲み上げているのだと思います。また、この風車の羽は折り畳み式になっていて、風のない時や、汲み上げる必要の無いときは、畳むことができます。沿道には塩を売っている店がたくさん並んでいました。



 日本ではだいぶ昔に塩田はなくなったようです。
 塩田と言えば「瀬戸内海」と地理で習いました。私は高校一年の時(昭和41年です)、四国に行ったことがあります。高松から予讃線に乗ると、坂出、丸亀、多度津と町が続きます。そのころはすでに塩田は廃棄されていましたが、流下式塩田の枝条架(竹や笹で編んだ矢来)が海岸に立ち並んでいました。製塩には二つの方法があります。一つは「入り浜式」、もう一つは「流下式」です。このタイの塩田は「入り浜式」です。
 思わぬところで、私たちは塩田を見ることができ、幸運でありました。
 ちなみに、塩田の水はとても「しょっぱかった」です。


おいおい、そこのおっさん。かってに水をなめてはいけません。
 子供たち、味はどうかね。ええ、しょっぱいって。あたぼうよ、ここは塩田だよ。
 君たちは、幸せだよ。日本には塩田はもうほとんどないんだよ。この風景をよく覚えておきな。

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