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北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、2006年4月20日の営業を最後に廃止となりました。
この分線駅も廃止されました。
こちらのページは、とりあえずそのままにしておきます。(2006.4.21追記)

北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線分線駅


北海道足寄郡陸別町分線
2004年9月 宿泊

ふるさと銀河線は、もとJR池北線という路線でした。国鉄末期からJR移行当初にかけて、北海道内の多くの赤字ローカル線が廃止になりました。 池北線も廃止候補にノミネートされていましたが、唯一第3セクターの会社に経営が転換され、レールが残された路線です。
銀河線の陸別〜置戸間は、十勝・北見の支庁界にあたり、この区間は列車の本数もごく限られています。 分線駅はこの区間にあり、銀河線屈指の秘境駅として知られています。




駅の形態は?

無人駅。1面1線。ホームは板張り。 しかし、この手の駅にしてはホームが長い。2両は停まれそう。 上の写真に映っているのがこの駅のすべてです。

水や食料の確保は?

な〜んもありません。前もってご用意を。

お風呂は入れるの?

当然ありません。陸別に銭湯があります。

トイレは？

これもありません。大自然…

通信は確保できますか?

ドコモのPDC携帯はは使えます。

夜間照明は消えますか?

消えません。待合室の中には裸電球一個だけですけど。

利用客は?

私みたいな物好きがときどき訪れるくらいで、日常的な利用は限りなく皆無に近いかと。

総合的なコメント

一応、国道に面していて、明るいうちはそれなりに車も通りますが、暗くなるにつれて通行量は減り、 夜中はほとんど車も通りません。静かなんてもんじゃありません。
動物の鳴き声が時々聞こえて恐いです。 とくに、夜中、駅近くで野犬？が30分以上に渡って吠え続けていました。いつまで吠えてんだと思っていたら、 ようやく仲間がきたらしく、2匹の鳴き声は徐々に小さくなっていきました。それこそクマが出てもおかしくない場所だと思います。

2005.11.5 追記掲示板の方に、ボビィー様より書き込みをいただきました。引用させていただきます。

確かに熊も出るのですが
この日　犬が啼いた理由がやっと分かりました。あなた様がいらしていたんですね！
「いつも啼かない犬たちが　熊でも来てるのか・・・大なきをした」と聞いてました。
その啼き声に　人間たちも恐れをなして家の中で静かに過ごしたと聞かされていました。
　
あの犬たちは　野犬ではありません。
飼い犬ですので　ヨロシク♪o(*^▽^笑)o~♪

分線駅は「秘境駅」と言われていますが、駅周辺には数軒のお家がありました。 周辺にお住まいの方にご迷惑をおかけしないようにするのは当然ですが、 動物の縄張りに入っているということも認識しなければなりませんね。

また、このあたりはとても寒いです。9月の頭だったわけですが、朝の待合室内の気温は8度でした。冬はマイナス30度は当たり前とのことです。 待合室の壁が隙間だらけで密閉もできず、保温、防虫の両面であまりよくありません。
そんなわけで、この駅での駅寝はオススメしません。小利別とか大誉地とか、そのあたりがいいかと。

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