このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

JR九州 肥薩線

宮崎県えびの市
2003年8月 宿泊

もとの鹿児島本線にあたる、由緒正しい肥薩線。なかでも、人吉〜吉松間にある3つの駅は、いずれも 秘境駅として知られ、この真幸駅と大畑駅はスイッチバックの駅として知られています。 数年前まで急行「えびの」号が走っていましたが、現在は廃止され、すべて普通列車となりました。

なお、2004年3月の九州新幹線開業に伴い、人吉〜吉松間の各駅は、駅舎等に手直しをされている箇所があるみたいです。 ここに記載しているのは、自分が訪れた当時の状況であり、現況と違う箇所もあると思います。なにとぞご了承ください。




駅の形態は?

無人駅。1面2線。駅舎から踏切を渡ってホームへあがります。スイッチバック駅ですが、 坪尻駅などのような通過型のスイッチバックではないので、ここを通るすべての列車が駅に停車する構造です。
駅舎内には作りつけの長いすがありますが、幅が狭く、それとは別に木製のベンチも設置されています。また、ホーム上に 「幸せの鐘」が設置されており、この下でも夜露くらいはしのげます。天気が良かったので私はこちらで寝ました。
なお、駅近くには比較的最近に建設されたであろう2車線道路が通っています。建物は僅かに建っています。

水や食料の確保は?

いっさいない。

お風呂は入れるの?

この駅の近辺にはまずない。

トイレは?

駅舎のとなりに建っています。

通信は確保できますか?

ドコモのPDC携帯は使えます。公衆電話はなし。

夜間照明は消えますか?

終夜点灯だった気が…自信はない。

利用客は?

いないでしょう。いたとしたら、多分、同類の方々ばかりだと思います。
また、駅名から幸せを呼ぶ駅としてカップルなんかが訪れたりするみたいですが、そういう連中は車で来る場合が多いみたいです。

総合的なコメント

駅舎内には「ディスカバージャパン」時代の掲示板が現役で設置されているが、明治時代の開業当時からの駅舎なので、 そのくらいのアイテムはまだ新しい方なのか。 本格的な観光列車が走るようになり、綺麗に整備されたようです。自分が乗ったときはガラガラだった「しんぺい・いさぶろう」も キハ40化された連日満席で、2両編成化も決まったとのこと。一過性のブームで終わらないことを願っています。
なお、真幸駅は標高380メートル地点にあり、夏でも冷え込む可能性があることをお忘れなく。

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