このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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柿其水路橋

日程 2012/11/08

行程 長野県/南木曽町

地図座標  http://www.mapion.co.jp/m/35.6372971634772_137.6114367946521_7/
公式Web  http://www.town.nagiso.nagano.jp/kankou/midokoro/nagiso/midokoro_28.html

2012/11/08

柿其(かきぞれ)水路橋
延長142.4m、柿其川(左下)からの高さ22m、水路部分の幅6.8m高さ5.5m。
現在は関西電力所有。当時は大同電力会社、社長は福沢桃介。
大正10年(1921年)竣工。
国の重要文化財(この下流にある読書(よみかき)発電所・桃介橋とを一括して指定)。
桃介橋のページは  http://www.geocities.jp/trek_mh2/706momo.html


柿其水路橋。
上流は左側、この山の地下にトンネルを掘り、
木曽川の読書ダムから導水している。右が下流側。


柿其水路橋。下を流れているのが柿其川。


柿其水路橋の上部(向こう側が上流)


柿其水路橋の上部南側(下流側)、山に水路が入るトンネル(暗渠)
下流側にある読書発電所の貯水槽に通じている。


柿其水路橋の説明板
ここより上流の木曽川に読書ダムを作り、木曽川の水を堰き止め、
山にトンネル(暗渠)を掘って水を通し、この水路橋に出て
さらに水路のトンネルで、これより下流にある読書発電所の直上に作った水槽に水を貯めて、
水圧鉄管で発電所に水を落とし
発電した。
当時は我国最大出力の水路式発電所であった。
水路橋は調和のとれた見事な設計で、建設から90年以上経った今でも美しく健在である。

読書(よみかき)発電所の名前は発電所のある読書村(現在は南木曽町)に由来する。
南木曽町の歴史によれば、
明治7年、予川(よがわ)村、三留野(みどの)村、柿其(かきぞれ)村が合併し
各村の頭の名を取り、さらに、明治時代すなわち文明開化の時代には教育(読書き珠算)が重要
といって「読書」としたとのこと、さすが、おもしろい!

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