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清水高原展望台

日程
2012/11/28
2013/05/26

行程 長野県/山形村

地図座標
清水高原展望台  http://www.mapion.co.jp/m/36.141423413124095_137.81903464246005_7/
展望台への登山口  http://www.mapion.co.jp/m/36.13891402108735_137.83442481889543_8/
「スカイランドきよみず」(標高1305m)から、さらに車道(舗装道・急な登坂)を
約1.5km上ると登山口がある。(「熊出没注意」の看板も)

2012/11/28

清水高原展望台の登山口(標高1480m)、3台ほど駐車スペース有り。


登山口には、三角点3.2km 展望台2.1kmの標識。
しかし、この「2.1km」の表示に疑念がある。
私が親しくしている澤田繁氏より、2014/11/14に連絡があり、
何と、彼は50m巻尺で登山道に沿って直接測定した(2014/11/13)というのだ。
しかも、100m間隔で杭まで打ってくれた。彼の熱心さと「やる気」には敬服した。
それによると、登山口から展望台まで1240mだ、と言うのだ。もちろんこの数字が正しいであろう。
2.1kmというのは、調べても根拠が不明。

展望台までなら30分。三角点までなら50分。ゆっくり遊んで三角点往復で2時間半。
展望台〜三角点は約1.1km。


登山途中。標識「←三角点・展望台  宮沢→」


さらに登ると、「←三角点・展望台  本沢→」
本沢方向には「建部神社奥社参道 右へ約15分」の標識。


さらに展望台方向へ登ると、「金坂」の説明板。
江戸時代、金鉱の試掘がされた・・・との説明


展望台到着!標高1660m


清水高原展望台


展望台から松本市(右)・安曇野市(左)を見る。
左の冠雪の山々は焼山・高妻山・妙高山・黒姫山などの連山。


展望台から見た穂高岳(左)・槍ヶ岳(中央)・常念岳(右)
常念岳(右端の真っ白に冠雪)の左手前は大滝山2616m。
蝶ケ岳は大滝山の左斜面に少しだけ見えている。
常念岳2857mは安曇野市から見ると三角形に尖っていますが、
ここからだと前常念岳2662mが右に伸びて台形のように見えます。


展望台から見た穂高岳と槍ヶ岳のズーム
左から、西穂高岳、奥穂高岳と前穂高岳が中央で重なり、
その右が北穂高岳、南岳、槍ヶ岳(右端、尖ってすこし黒く見える)。




展望台からさらに三角点をめざすと途中に山神を祀る岩がある。
禿山神と読めるが意味は不明。


三角点の200m手前、「山形村の頂点(てっぺん)標高1773.8M」の標識。
しかし、この表示には疑念が生じている。
「標高1773.8m」は以下述べる三角点(朝日村と波田村の境界)にある三角点の標高である。
「山形村の頂点」は約1745mほどではないかと思われる。
(国土地理院の地図参照・Mapion地図での高度測定による)

当時、山形村役場の担当者を名乗る男性から連絡があり、上記の事を申し上げた。
その後、音信は無かったが、2014/08/03に最高地点までの登山イベントを行うということで
山形村の最高地点にケルンと記念標柱を建てるということになった。
山形村総務課企画係「山形村開村140周年記念事業実行委員会」の主催である。
表記の高度は1748.5mということで、当時に進言した高度は妥当なものだった。

   
   国土地理院地図と、
2015年3月の発行された「山形村開村140年のあゆみ」“山形のてっぺん 
標高1748.5m”とある。
   やっと、この年になり指摘した誤りが修正された。


三角点。「右・波田村 左・朝日村」とある。


三角点1773.8m。ここは林になっていて木々をとおして穂高連峰などが見える。
展望台〜三角点は笹藪が多く、眺望を楽しむだけなら展望台までで十分と思う。
かなりの笹藪だが、
このまま尾根を南西に進めばハト峰1971mへと続くが登山道は荒れて無いも同然。
さらにその南西には鉢盛山2446mがある。

2013/05/26 再訪

前回は秋、今回は春、新緑が眩しい。

清水高原展望台から見える北アルプス

西穂高岳〜奥穂高岳と前穂高岳が重なり〜北穂高岳〜南岳〜中岳〜槍ヶ岳〜蝶ケ岳〜大滝山〜常念岳


西穂高岳2909m〜奥穂高岳3190mと前穂高岳3090mが重なり〜北穂高岳3106m〜
南岳3033m〜中岳3084m〜槍ヶ岳3180m

 
下山途中で見つけたマムシグサ(蝮草)
秋になるとトウモロコシに似た褐色や赤色の果実を付ける。
球根や葉など有毒(シュウ酸カルシウム)。この種の植物は大抵、日の当らない方向を向いて咲く。
 
マムシグサの果実(上高地で2012/10/03撮影)、決して食べるべからず。

こちらは別の場所で2012/05/05撮影したもの。上の写真の草と似ているがマムシグサではなく、
ユキモチソウ(雪餅草)。同じく有毒。
 


「水場」。水場尾根の名の元になった場所。
展望台登山口(写真右)に向かって左側へ150m、この写真のすぐ左向うにある。
その上の山には人工物が無いので流れ落ちる水は清潔で飲用可。

清水高原(スカイランドきよみずテラス)から見える山々。
(案内板作成のための資料。2013/07/21撮影)








平成25年(2013年)7月「やまがた議会だよりNo.105」(発行:山形村議会)に掲載された清水高原展望台の記事。
(登山道は「水飲尾根遊歩道」と言います)

当方から若干の情報提供しました。

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